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nekura majutsushi no horegusuri
電子配信のみなので短いお話なんですが、あらすじに惹かれて読んでみました。…めっちゃ面白かったです!尺を長くしてもっとこの世界観をじっくり描いて欲しかったです。サラッと読めたのは嬉しいけど、ストーリーを広げたり深掘りして欲しかった。それくらい面白かったです(^ ^)
設定が良いんですよ!
好きな女の子に飲ませようと惚れ薬を渡したら、恋のライバル(リオが勝手に思っているだけ 笑)が間違えて飲んでしまって、自分のことを好き好きと言いまくる。しかも飲んだその相手は、女子ならみんなが惚れてしまうイケメンエリート騎士団の団長。そんな彼が、冴えないダサい魔術師にデレデレなんですから、たんのしい〜〜!(≧∀≦)
惚れ薬の効果も切れる気配もなく、リオは罪悪感から解除薬を作って飲ませようとします。だけど、既にリオの心はグレンへの恋心でいっぱい。リオはグレンと過ごすうちに彼のことを好きになっていました。飲んで欲しいけど、飲んで欲しくない…。自分のことをこのまま好きでいて欲しいのはエゴなんじゃないか、本当は他に好きだった人がいたのに自分が邪魔をしてしまったんじゃないか…そんなことを思うワケです。
結末はお察しの通りです。
惚れ薬なんか飲まずとも、グレンの心にはずっとリオしかいなかったので、結果は変わらない。
あーーー…この錯誤?誤解が解けるシーンが、めちゃくちゃ好き。真実がどんどん明るみにでるネタバラシに、キュンキュンです。
グレンのリオへのド溺愛が最高です。執着イケメンスパダリのワンコっぷりにも、リオのお世話姿にも萌えました。もっとやれやれ〜と心の中で思ってました(笑)
読後感も良くて、ほっこりニヤニヤで満たされた素敵な作品。ぜひぜひ長編にして書籍化して欲しいです(´∀`)
ため息つきすぎ〜(笑)
リオがグレンの好意をすべて意地悪や嫌がらせみたいに受け取ってて、読んでて心が痛みました。
そしてあの惚れ薬。
予想がつくのですが、引っ張りますね〜。
そしてリオがほだされて、でもこれは惚れ薬のせいだし…と切なくて。
リオが見てられないよってくらい卑屈でひねくれてて、妖精以外だれも親しい人がいなくて孤独で、パン屋の娘への片想いも蟻の行進くらいのアプローチで。
グレンの甘さにこちらまで尻がこそばゆくなりました。