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android ha aisarenai
人間とアンドロイドの恋の物語。
アンドロイドの機能や設定が特に興味深くて面白かったです(´∀`)
家政婦として契約した美形のアンドロイドに、小説家の蓮見が恋愛感情を抱き、そしてそのアンドロイド・レイチェルも蓮見を愛するようになっていくストーリー。
えっとですね…この作品は本編と後日談「それから」に分かれているんですが、それぞれのカップリングが違うということが注目です。
本編は、レイチェル×蓮見
後日談は、橘(蓮見の担当編集者)×蓮見 です。
美形小説家の蓮見が色仕掛けやストーカー化する家政婦の災難に遭っていて、橘の勧めで家政婦アンドロイドのレイチェルが派遣されます。今までは橘が蓮見の身の回りの世話をしていたけど、忙しさで手が回らなくなってレイチェルを…という流れです。
最初は橘×蓮見だと思って読み始めていました。だけど、有能なレイチェルにどんどん頼り切って、恋愛感情も欲情も抱くようになっていく蓮見。
あれれ?橘はどうした?って感じです。橘の存在感は最初だけで、あとはレイチェルと蓮見の心の通い合わせと幸せな生活描写。というのも、アンドロイドとはいえレイチェルはほぼ人間そのもの。感情も人間に近いから蓮見はレイチェルをアンドロイド(もの)というより、人(彼)として接していきます。
その上、小説のアドバイスも完璧にこなすから、橘の所在なしといったところ。蓮見はレイチェルにどんどん溺れてきます。
そこで困ったのが橘。好きな蓮見がアンドロイドに心酔していく様子に焦って、嫉妬and嫉妬。逆に蓮見に嫌われてしまう悪循環に陥ります。
橘が完全に当て馬で、蓮見が橘にずっとイライラしてるのが不憫でした。
しかしレイチェルとの生活は長くは続きません。レイチェルのバグ問題が原因で、レイチェルはリセット…蓮見との記憶は消滅することになります。事実上の別れです。
リセットの合言葉は「愛してる」。
お互いに想い合っていた2人は、今まで言いたくて言えなかった「愛してる」の言葉でさよならをすることになりました。…なんか、胸が熱くなった切なくも素敵なシーンでした。
レイチェルが蓮見を忘れても、蓮見の記憶の中にはレイチェルと過ごした時間や、抱いていた感情は刻み込まれているので、全くのゼロリセットということはなりません。レイチェルを愛した記憶は蓮見の心の中に残しておいて欲しいですね。
後日談は、橘と蓮見ターン。
すんなり2人はくっついて、ちょっと面食らってしまいました。あっさりすぎない?
私の中での感情ピークがレイチェルとの別れのときだったので、橘×蓮見のラブを目の前にしてもイマイチ萌えませんでした。というか、橘の存在感が無さすぎて、もうちょっと良い立ち回り方があっただろうにと思ってしまいました。もったいないと思います。
本編も後日談も、それぞれの物語としては面白くて何なら「神評価」つけたい程です。でも2つの話が合わさったら、何故か萌え下がってしまった…。2つのエピソードがうまく噛み合ってなくて、変な違和感を感じちゃったんです。レイチェルにあれだけ惚れていたのに、橘に急に恋愛ベクトル向けられるもんかな…とか。
それでも全体的には満足の作品。
アンドロイドとの恋愛物語は楽しくて、一気読みするほどのめり込みました^ ^
蓮川先生なのでマストバイ。うわーっと盛り上がったのに、最後にすかーん★とハシゴを外された気持ちになったので萌にしました。うわーん。先生、スピンオフはないんですかー(泣)
19歳で新人賞を取って以来、10年以上人気作家であり続ける奏。執筆活動に支障をきたすようになってきたため、担当編集から勧められたのがアンドロイドの家政婦。試しにと会ってみるとキラキラ金髪超美麗な男性型で…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
レイチェル(家事を行う男性型アンドロイド)、奏につきまとうストーカーぐらいかな。レイチェルーーーーーーっっ
++なんとも言えないところ
レイチェル!絶対レイチェル!欲しい!お願いうちに来て!
蓮川先生の描かれるキラキラ金髪イケメンですよ?一緒に暮らしているんだけど搭載しているAI優秀で、阿吽の呼吸での食事、飲み物の提供、家の中は完璧に片付き居心地の良い空間となり、おまけに会話の相手もしてくれて、いつも思いやってくれて…最高の最高では?
超好みのタイプでうっとりしていたんですよ、180頁ぐらいまで。で、さあここからラスト40頁、盛り上がるぞっっと鼻息荒く頁をめくったら!!!
は?だったんです…
いや、カラー口絵を見てなかった私が悪いんですけどね。でもほら表紙に3人いるじゃないですかー!どうやって3Pに持っていくんだ?!?!とワクワクしてもいいですよね?!?!
あー。レイチェル返してー。ご本としてはめちゃ盛り上がったんですけど、一人勝手に想定していたのと違っていたので、あららら…という気持ちでいっぱいです。うーむ。