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不器用な獣人王子の異世界ファンタジーBL!
hutago no ouji ni hutago de konyaku shita kedo "janai hou" dakara yamimahou wo kiwameru
購入するか迷ってたところに樋口美沙緒先生が帯を書いたとツイートで流れて来て予約を決めました。
初めての作家さまだし他に著作の情報がなかったので、好みに合うか読み始めるまで凄く心配でした。
最初はですねシュリが可哀想ではあるんですが、彼の卑屈で何もかも諦めた性格が嫌いで読むのが凄く苦痛でした。
ジークフリート一筋なのは良いのですが、余りにも周りが見えない自分を追い込む性格が好きじゃなかったんです。
でもジークフリートとギルベルト視点のお話が入ってからはグッと面白くなって夢中になってページをめくっていました。
途中でシュリにとってとても辛い事が起こりますが決してシュリだけが辛い訳では無くて、それぞれが苦悩を抱えて居ました。
シュリの元同室者で友人のコンラートによってシュリは新たに生きる目標を見つけて闇魔法の勉強を頑張るんですが、それさえも取り上げられた時にギルベルトが手を伸ばして助けてくれるんです。
ここからが凄く面白くてどうして黒猫が嫌われる様になったのかとか、シュリが母国はともかくリンデンベルク王国に来てからも何故辛い目に遭わなきゃいけないのかがちゃんと理由があるんです。
シュリとリュカ、ジークフリートとギルベルトの4人がリンデンベルク王国の危機に力を合わせて頑張る事になります。
そして思わぬ黒幕の思惑を阻止する事になるのですが、ここでシュリが頑張って学んだ闇魔法によって多くの人々を救う事が出来ます。
シュリが自ら「じゃない方」の汚名を晴らす事に成功するんです。
何よりもシュリがちゃんと周りに愛されている事が分かって、自分を大事にする事を学べたことに感動しました。
「双子の王子に双子で婚約したけど」のタイトル通りで、最終的に誰が王になって誰が王妃になるかはこの作品の中では決まってません。
ただ、この4人ならばリンデンベルク王国は堅実な道を進んで行くのだと希望が持てる終わり方でした。
情報欄では攻めにギルベルトで受けがシュリになってますが、かと言ってジークフリートとリュカが悪者ではありません。ジークフリートは後悔に身を焦がしていたし、リュカは兄のシュリだけを尊敬して憧れていました。
個人的にはシュリとリュカの両親を懲らしめてやりたかったです。
ジークフリートとギルベルトの初恋のエピには凄く萌えました。
出来ればこの続きが凄く読みたいです。シュリの闇魔法の師匠のミショーが凄く素敵でした。
ずっと読みたかったお話、ようやく読めました!
いやあ、面白かったです。少しずつ読むつもりが気付いたら一気読みして夜中でした。
ただただずっとシュリが可哀想なんです。わりと終盤まで可哀想。
攻めと一緒に受けを可愛がるのが好きな私のようなタイプには苦行でした。
頑張ってるのに評価してもらえなくて、もっと頑張って頑張りすぎて……という悪循環に陥ってしまう。ちょっと良いことがあってもそれ以上の絶望で傷つけられる。
だからこそ本当にコンラートがずっとそばに居てくれて良かったなと思いました。
彼には猫に囲まれて幸せな生涯を送ってほしい。
攻めが二人いるのですが、個人的にギルベルトと結ばれてほしいという気持ちが強いです。(ほんとに個人的な願望です
もう最初っから素直じゃないのは好きの裏返しなんだろうなと分かりますし、学園に入学してからも意地悪な言動の裏に気遣いが透けて見えてにやける。
ジークフリートも背景が見えると可哀想だなとも思うし、最後にちゃんと償いはしたと思うんですが、後半のギルベルトの頑張りを見ると報われてほしいという気持ちが強くなってしまうな……。
リュカをはじめ他のキャラクターたちも個性的、魅力的で、辛いながらも最後まで楽しかったです。
泣いた。゚(゚´Д`゚)゚。
片方が盲信的に崇められて、
なぜか片方が徹底的に貶められるて
あるあるなんだけど、それ踏まえてもしんどい
本来は明るく優しい性格なのに
徹底的に踏みつけられ、努力してもしてないと実績され
とことん追い詰められてく様がほんと切ない
それぞれに事情や想いがあったにせよね。
結局割食っとるの一人だけじゃんていうね。
それでも最後にはあんなに穏やかに笑えるの
ほんと聖君だわ。
ジークさんもなぁ
独白だけみると、温情を。。て気持ちにもなるけど
実際にやってたこと考えると地獄行きだよなぁと
ひとまずはいったんハピエン
次回は恋愛面もう少しすすんでくれるのかしら。
「じゃない方」の主人公が健気に頑張る作品。BL要素は弱めですが、ストーリーはすっごく面白かったです。
努力家だけど報われない兄にスポットを当てているので、ツラくて悲しいシーンと心理描写が多いです。作者さん、ひどすぎるよ〜あんまりだよ〜…とシュリがどんどん身も心も疲弊していく姿に本を握りつぶしそうでした。
ストーリーはと言うと、ネコ族の双子の兄弟がリンデンベルク国の双子の兄弟の婚約者となるもの。大国のリンデンベルク国の未来の王になる者と、優秀な妃となる者が結婚するというわけです。
タイトルにもある「じゃない方」。
ネコ族の双子の王子シュリは不吉とされる黒毛で、真っ白な弟・リュカと何かにつけては差別されてきました。というのも、シュリに比べてリュカは明るい性格で天才。見た目も才能も完璧なので、シュリは努力して頑張るんですが報われない。それどころかその頑張りが空回りをして、成績を落とすわ不健康になるわで精神的にボロボロになっていきます。
何でこんなにもシュリが頑張るかというと、リンデンベルク国の兄王子・ジークフリートのため。シュリの初恋の相手で、優しくて大好きな人。愛してると言ってくれたジークフリートの伴侶となるには、自分が学校で優秀な成績を収めなければならないのです。優秀な者同士で結婚させちゃおうっていう設定がこのストーリーの核です。これがシュリを深く苦しめます。
何をやっても敵わない弟に唯一勝てそうなスキル「闇魔法」を専門的に会得しようと決めたシュリ。それがタイトルにもある「闇魔法」を極めるキッカケとなります。
闇魔法という自分の存在価値を見つけて頑張るけど、優秀な弟がそれすらも奪おうとしてきて、更にジークフリートからシュリとは結婚できない宣言。…マジですか?と。作者さんのドSな仕打ちに地団駄踏みました。
もうですね…シュリが可哀想すぎて涙が溢れて止まんない。読むのを躊躇うほどでしたが、これからマイナスをひっくり返す素敵な展開を期待して読み続けることにしました。
意外な人物・ギルベルトがシュリを暗闇から救ってくれました。ギルベルトは最初の方はシュリに冷たい態度だったんですが、少しずつシュリに何か感じてるな…?みたいな印象がちょいちょいあったのは伏線だったようです。
ギルベルトはシュリのことが最初から大好きで、兄とのことや魔法のことで傷付いてボロボロになっていくシュリを助けてくれました。
このギルベルトが本当にいい男でして、最初の印象と全然違う!シュリのことが大好きで堪らなくて、シュリの可愛い行動にいちいちドキドキしているウブな男(^ ^)
ようやくきたキュンとするBLターンに嬉しくなりました♪ギルベルトのお陰でシュリが救われていく場面が増えていくと、読んでいく私の心情も穏やかになっていきました。
後半はリンデンベルク王国の危機が起こって、それを双子の兄弟×双子の兄弟で解決していくのですが、これがなかなか凝った設定。家族愛や兄弟愛に触れた見応えある事件でした。
最後はハッピーな結末ですが、BL色は薄いかなーって感じです。シュリとギルベルトの交際がお試しで始まるところで終わりなので、え?もう終わり?となりました。これから萌えまくろうと思っていたのに、寸止め喰らわされた感じです(>_<)
しかも別れたジークフリートはシュリのことが好きなままだし、シュリもどっかでまだ好きっぽいし、う〜ん…でした。ギルベルトがそれでも!と頑張る姿勢は拍手もん。期待としては、ギルベルトに一直線に好きとなって欲しかったなーと…
蓋を開ければシュリの方がモテモテ。愛されキャラだったのはシュリの方でした。最初こそ可哀想なシーンが多かったけど、シュリは周囲の人たちにたくさん愛されていました。シュリ以外の3人の視点はシュリへの大きな愛を感じたので、これは嬉しかった。
リュカ。
最初はいけ好かん奴と思ってたけど、1番シュリを思っていた腹黒ドライボーイ。
ジークフリート。
1番の被害者は彼ではなかろうか。優男に見えてシュリへのどす黒い愛は…なんか萌えました(笑)
ギルベルト。
ぶっきらぼうで超一途。シュリにデレってるのが尊い…
最後は4人で国を守っていこうねって感じです。誰と誰がくっつくとかも、誰が王と王妃になるのかも決まってなくて、この国の今後がすごく気になりました。
ストーリーは面白かったけど、シュリの成長物語の意味合いの方がが強かったかな。もう少しBL要素が強かったら良かったです。後日談や書き下ろしでギルベルトとのイチャがあったら、物語が引き締まったように思います。
すごく良くできたストーリーでした!
主人公が酷い対応をされるのも単純でない理由がありましたし、兄弟2組とも葛藤や悩みがあり、それを克服しようと行動するのも良かったです。
最後まで読むと、表紙や人物紹介のイラストにも納得でした。
どちらが王になるかも、どちらが誰と結婚するかも、まだ決まってないという終わり方も、単純にカップルになるより印象的で意外性があり良かったです。
ただ、個人的に相手の王子二人とも萌えを感じなかったのがちょっと残念。
二人とも格好良い場面も優しい場面もあるのですが、主人公のシュリの頑張りに対するといまひとつ足りないですし、弟リュカも終盤光ってたし、親友コンラートも健気に頑張ってたし。
それもこのエンディングに向けての、誰か一人を贔屓することなくみんな頑張ったよ!という狙いなら凄い作品だなと思いました。BLで読むと萌えを求めてしまいますが、他のジャンルでも読んでみたいと思った作者でした。
今回は大国の双子王子と田舎小国の双子兄王子のお話です。
優秀な弟王子と比較され続けた受様が
受様自身として多くの人に認めるまで。
受様はネコ族の半獣の王が治めるリューペン国の
双子王子の兄として生まれます。
しかしながら
白毛で明るい性格で何後にも才覚を表す弟は
誰にでも好かれるのに
黒毛の受様は見た目でまず毛嫌いされた上に
弟ほどのずば抜けた成果が出せない為
弟王子"じゃない方"と呼ばれ避けられていたのです。
ところが大国リンデンベルク王国の双子王子が
「双子の伴侶を持つと国が栄える」と預言され
されざれ兄同士、弟同士で婚約する事になります。
5年後、
結婚はまだ先ながらリンデンベルグに
慣れてもらおうという配慮のもと受様と弟は
リンデンベルグの首都にある王族や貴族が集う
全寮制王立学院に編入する事となります。
リンデンベルクの王位継承者は未だ決まらず
2人の王子が等しく優秀で能力に差がない以上、
伴侶の能力差で決めるという話が囁かれており
優秀な受様の弟を落とした方が王位につくという
噂まで流れていました。
受様は婚約者の兄王子とほとんど会えなかったものの
手紙のやり取りで婚約者に淡い恋心を抱いていたので
このままでは婚約者が王になれないばかりか
弟が王妃にと望まれている事に愕然とします。
そこで受様は弟王子が唯一向かないとされた
闇魔法を取得し婚約者の相応しい人物になろう
と決意するのです。
果たして受様は望みを叶えられるのか!?
WEB小説サイト「アルファポリス」連載の
Web小説を改題、加筆修正しての書籍化で
小国の双子王子として生まれた受様が
弟とともに大国の双子王子の婚約者となったことから
国同士の因縁に巻き込まれていくお話です。
受様の弟は聖魔法が得意なため闇魔法が苦手で
受様は婚約者のために闇魔法の取得を目指すも
闇魔法の先生はとても厳しく、
受様はついていくに精一杯でも婚約者の為と頑張り
受様のツンツンぶりと健気さにジリジリします。
しかもリンデンベルク王はうちうちには
王位継承者は兄王子、受様の弟をその王妃にと
決めながら隠しているのです。
受様を愛しながら王妃には受様弟を選ぶ兄王子と
兄王子を慕う受様に秘かに恋心を抱く弟王子に
兄王子を王位につけたい隣国出身の王妃の謀と
後継者を詳らかにしないリンデンベルク王の策略が絡み
双子同士4人のラブバトルぽいのかなと思っていたら
受様の恋物語というよりも王宮策謀劇に発展していき
ハラハラ&ワクワクなストーリーでした。
弟のように愛されたいと思いながらも
それを口にできない無器用で一生懸命な受様が
頑張る様子はとても良かったですが
実は受様に近い人たちは誰もが受様に夢中というのは
受様が受けてきた待遇とあまりにも合致しないし
なにより受様の相手がはっきりさせない結末も
余韻を持たせたというよりもどっちつかずな感が強く
スッキリしなかったので「中立」よりです。
シュリ(受け)の頑張りだったり、それゆえの空回り具合だったり、いつも優秀な双子と比較されて不憫です。途中、好きだった人にもひどい扱いをされてしまい可哀想で涙を誘うし、話の展開も面白いところがありますが、シュリ以外のキャラが(それなりに理由はあるにしろ)大概ひどくてそっちに気をとられてしまい、心から楽しめませんでした。シュリの友人のコンラートくらいしか脇役は好きになれませんでした。コンラートのおかげ最後まで読めた気がします。
あまりネタバレしたくないんですが、結構大事なことなので敢えて書きますが、
途中、胸糞悪いものがありつつも一応ハッピーエンドで終わるんですが、攻めの双子のどっちかとちゃんとくっついてスッキリという終わり方ではいです。攻めの双子のどっちがいいかをシュリに選んでもらう、みたいなふわっとした感じで終わります。この結末、理解はできるんですが、納得できないというか。好みの問題なんでしょうけど。
不憫受けを読む理由って、受けがウルトラハッピーな結末を迎えるのを見届けたいって気持ちがあるので、置いていかれたような気持ちになってしまったんですよね。読了してポカーンとなってしまったので、可否をつけることが難しく中立とさせていただきました。
タイトルゆるい感じだし。表紙もかわいい感じだし。
いや~騙されたって言っちゃうと作者が可哀想かもしれないですね。
お話の構成はとても良かったと思うんですよ。うん。
先が気になって一気読みさせるチカラはあるんです。
でもあのね、私はここまで可哀想な目にあう受けにはお話全体に萌えないんですよね…。もう嗜好の違いですので仕方ないんです。はあ。
途中ギルベルトと同じ気持ち「見て(読んで)らんない(´;ω;`)」になっちゃって読み飛ばした箇所あります。
先が気になってちょっと飛ばし読みをよくしてしまうんですが、ある程度確認したらまた戻ってきちんと読み直すんです。が、この本にそれはしない、…と思います。辛くてどんよりする部分読みたくない気持ちの方が上回っちゃいますね。
ほんわかする平和な本を私にください。