あしたのきみはここにいない

あしたのきみはここにいない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×213
  • 萌18
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
19
得点
230
評価数
62
平均
3.8 / 5
神率
38.7%
著者
崎谷はるひ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
山本小鉄子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
あしたのきみはここにいない
発売日
価格
¥514(税抜)  
ISBN
9784344810433

あらすじ

高校3年の三尾朝陽は、教師・北原史誓と秘密を共有している。
鍵を掛けた社会化準備室で、放課後1時間だけキスをして気持ちいいことだけをする。
やさしく、でも踏み込ませないで交わされる秘密―――。
一方通行のせつない恋に朝陽は……!?

表題作あしたのきみはここにいない

束縛系ベタベタ教師
すぐ泣いちゃうけど芯は強い生徒

その他の収録作品

  • あしたをきみとこの場所で
  • あとがき

レビュー投稿数19

さすが崎谷先生

コミックス→ドラマCD→小説 の順で発売されたとのことですが、コミックス未読・ドラマCD未聴です。

崎谷先生にしては絡みの数はやや少ないぐらいかなと思いますが、さすが崎谷先生、ちゃんとエロいです。エロはかなり満足でした。

個人的に攻めは精神的に余裕がある方が好きなので、今回の北原のような不安定であるが故に束縛しちゃう攻めは守備範囲外でしたが、これはこれでいい!でも個人的には北原受けもみたかったです。東堂先生とだと北原が受けなんだろうか…見たい!

ミオの切ない心理描写と濃厚な絡みがよかったです、大満足!

1

まとめが上手いので感動しました

そんなに量の無い頁数で、完結できるのかな?と、ハラハラしながら読みました。

この著者さん、凄く構成の組み立てが上手らしくて、この作品は無駄が無い。
余分な事を書かない気性の作者らしくて、合理的な頁配分が上手で、ミオが卒業した後に一気に怒涛の変化を起こして、綺麗にまとめて仕上げてオワリ。

ダラダラしていないし、余計な淀みになる余分な記述が無いのでスッキリしています。この著者さん、頭がいいと思う。無駄が無い。
気に入ったので、他のシリーズも読むことにしました。



4

パニーニって、今どこで食べられるかしら

コミック未読。
そこはかとなく、頽廃的というか、閉鎖的というか、
ほの昏いイメージの作品でした。
鍵をかけた社会科準備室という「舞台」も影響してるかもですね。
先生×生徒で、北原が及び腰なのはデフォだとは思いますが、
それにしても、ずるすぎる気がします。
北原に逃げを打たれたあの状態で、
真正面から挑んでいける朝陽の強さに感動しました。

思うに藤堂先生との時は北原は受様だったんですかね!?
明言されてないんだけど、そんな気がする。

時代を感じたのはパニーニですね。
今、どこで食べられるかしら?

0

萌えとはまた違うのですが

ネタバレなしで書きます。
崎谷さんのもので今のところ、一番合った作品です。(5冊くらいしか読んでいませんが)
先生×生徒は好きなカップリングですし。
ちなみに、山本小鉄子さんの漫画版は未読です。

受けの三尾は社会科の教師・北原に片想い中。

社会科教師の北原は攻め。
過去の恋にわだかまりがあり、三尾に踏み込ませないようにしています。

北原と三尾は、秘密の関係。
社会科準備室がその舞台です。
放課後の一時間だけ、気持ちよいことだけするというもの。
キスはするし、愛撫もする。
でも最後まではしないし、北原は好きとは言わない。心も与えない。

教師としては度肝を抜く大胆さですが、手に入らない北原の心に、三尾はさらに貪欲になりのめり込んでいきます。
でも、三尾に暗さはありません。
北原は反対に暗めな印象ですね。
まあ、大人ですもんね。
この関係をいつまで続けられるのか、続くのか、先を考えてしまいますから。
北原自身は自分の過去の恋に三尾を重ね、一線引くことで自分をも守っている感がありました。

えっちは崎谷さんですから、濃いめ。
最中にベラベラ思っていることを、壊れた蛇口のように垂れ流す北原の言葉責めはツボでした。

本編の続きの作品は、三尾が大学生になっても順調に北原との交際を続けている話。
本編のえっちシーンから想定内でしたが、北原がかなり執着・嫉妬魔人です。

お話自体にキュンとか萌えたかと言われると微妙ではありますが、北原の変貌ぶりが年下で可愛い恋人がいる大人の余裕のなさを良くあらわしていて良かったですね。

3

う~ん・・・なんでダメなんだろう。

設定は好みのハズなのに、と不思議に思うくらいつまんなかったです。

『年の差(年上攻)』『先生×高校生』というのは、私のいちばん好きなシチュエーションなんです。それなのに、自分でもなんでと思うくらい入り込めませんでした。←こちらに限らず、崎谷さんの『先生×生徒』はどれも好みに合いません。

とにかく、(私の思う)『年の差(年上攻)』で『先生×高校生』という組み合わせのよさが何もありませんでした。
何よりも北原(先生・攻)に魅力どころか嫌悪しか感じない。こういう年だけは大人でも幼稚で小狡いヤツがものすごくダメなんです。

それに、もともと『病んでる執着』系統が苦手なので、最初から最後まで(豹変する前も後も)北原がイヤで堪りませんでした。

そして、私は濃いH描写は求めてないので、Hシーンがどうも・・・正直、くど過ぎてうんざりしました。

ただ、あくまでも『先生が高校生相手に!』だからイヤなのではなく、単にキャラクターが好きになれなかったからですので。

そういう意味では(今作はダメだったけど)崎谷さんのHシーンは、ハッキリ言って具体的なHはどうでもいいとさえ思うこともある私でも『クドい・もういい』と文句言いつつもちゃんと読んでるんですよね。濃くても長くても読みやすいんです。

崎谷さんは、好き作家さんではあるんですが作品によってかなり好みが分かれます。

そして、こちらは完全に『好きじゃない・どうでもいい』方の作品でした。どこがどういいのかもわからなかった。 ←ちなみに漫画の方も読みましたがやっぱりダメでした。

4

小説とコミックと。

小説の方が断然好きです。

コミックだけだと、山本さんの作品としか見れなかった気がします

北原がなんなんだよ。と言う部分が
コミック読んだ時はサラッとしか感じませんでした

コミックの良かった所は、北原思いのたけ開放後です

ラブラブぶりは、コミックの方が表情がダイレクトなため
わかりやすかったです。

山本さんの作品は作家買いしているのですが
もし、他の作家さんだったらこの作品購入しているのか
想像つかないですが

違う作家さんでも読んでみたいなとおもいました

0

ミオ頑張った!

ミオ頑張った!
この一言に尽きるように思います。
過去のトラウマ?を見事とに引きずっている北原を
よく、ひっぱりあげた!あっぱれです。

そして、北原のふっきた後からの
ミオへの執着は大変そうではありますが、
きっと、ミオも嬉しかろうということで、
或る意味羨ましいです。
また、ミオの姉の強さも、なかなかカッコいいです。

私は漫画の方を読んでいないのですが、
ちゃんと完結しているように思うので、読もうか迷いますね。

1

CDを聴いてから読みましたヾ(*'∀`*)ノ

社会科教師・北原史誓×生徒・三尾朝陽です。

CD→小説→コミックの順番で発売されていて、内容は完全にCDと同じだったんですけど、小説なんで、事細かに書いてくれているので、ものすっごいエロく思えました((´∀`*))

そして書き下ろし?の「あしたをきみとこの場所で」では本編のちょっと後の朝陽が大学生になった話です。
北原がものすごく朝陽を束縛しています←でも朝陽は全然嫌がってない。
本編では北原はものすごく冷たい感じだったのに、短編では完全に束縛体質になっていました( ゚ω゚;)←私だったらこんな男嫌です(笑)
朝陽すげぇなぁ~って思うくらい束縛していました(ノ∀`;)

そして濡れ場シーンなんですが、本編よりもエロいと思ったのは私だけではないはず・・・。北原がこっちが恥ずかしくなるくらいの事を朝陽に言わせていました(*ノェノ)

1

こんなに切ない恋って

思えば、崎谷作品はこれが初めてだったかも。
他のレビュアーさん方と気持ちは被りまくっているので、ちょっとだけ。

「好きになってはあげないけど、気持ちいいことはしてあげる」
高校の社会科教師の北原との秘密の行為は、三尾からねだって始まったこと。
三尾の気持ちがどんどん膨れ上がって、膨らみきった風船が割れる手前でお姉さんに自分の気持ちを打ち明けることが出来て、ホントに三尾は恵まれている。楽しくても辛くても、恋って誰かに聞いてもらうことに醍醐味があるんじゃないかなって、思います。

受験の終わった三尾が、自分の今の想いを伝えるために北原の自宅で話をすることが、2人の間の『先生と生徒』という締めつけから脱する第1歩だったんだろうな。

全編を通して、胸がキュゥ~と苦しくなるような切なさが散りばめられ、眼頭が熱くなるのを止められませんでした。

1

しっかり者ミオより、ブラック北原が好き。

先月、ちるちるで盛り上がっていたので気になって読んでみました。
みなさんのレビューやコメントを見ないように苦労いたしましたよ(涙)

最初の15ページ行くまでに、この北原先生はネコだ!直感いたしましたよ。
そうしましたら、案の定でしたね~多分~
いきなりですが、きっと将来的にミオはタチもこなすようになるに違いないと自分の中で確信しております。

お話は、マンガ・CDが先のものを小説化ということでいつもの崎谷さんと少し違う感じの雰囲気で、山本小鉄子さんのマンガが原作のような作りでした(エロいところは崎谷さんですが)
ということはとても作家としてとても上手いんですね、改めて感心させられます。
そして、これはある種の調教では?と、無垢なミオを自分好みに仕立てるブラック北原、でもミオはそれに気がついてなくて、一生懸命愛するのです。
ひょっとして自分が歪んでますか?
過去の轍をミオには踏ませたくないと生殺しのような関係を続ける北原ですが、ミオに執着していたのは北原のほう。
東堂に捨てられた過去はあまりに深いトラウマだったんですね。
「あしたをきみとこの場所で」ではミオストーカーみたく変化している北原。
結構しっかりもののミオのキャラクターとでいいカップルですね。
ミオのお姉さんのキャラクターが気に入りました。こんなお姉さん欲しいな。

小説だけで満足できましたが、マンガも見たほうがいいかな?迷い中です。

3

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