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ryuu ha muku na utagoe ni koi wo suru bangaihen
黒田先生のイラストが、とても綺麗。
ファンタジーの世界観にマッチしているというより、雰囲気を盛り上げている。
「竜は無垢な歌声に恋をする」のレヴィについての番外編というか、
この短編までを一冊に盛り込みたかったんじゃないかと思う、その続編。
歌が上手で、歌う事が大好きなレヴィ。
エリアスの勧めで、音楽院に入学する日、保護者が4人もついてくる。
エリアスに、中までついてきてはならないと釘を刺されてシュンとする4名。
ランドール・・小さくて可愛いものをこよなく庇護して愛する人
シリル・・恋人が心配でならない
フリップ・・なぜか、いる人。
アラン・・なぜか、アランまでレヴィに庇護欲を掻き立てられている。
レヴィを観察に来るウォルター、ウォルターは、リンフォード王子に報告をする。
リンフォード王子も、一番自分を愛してくれる人に気付けたみたい。
安心して読めるハピエン。とても綺麗な世界観のファンタジーなので、
このシリーズ、とても好き。
竜シリーズ番外編。名倉先生の番外編大好きさんには、超絶オススメしたい!シリルとレヴィの本編読んでいるなら是非!ランドールもアゼルもアランもエリアスも出てきますよ〜
++以下、めちゃネタバレしてもいい方限定で。
お話は本編後、音楽院に通い始めた可愛い可愛いレヴィと、その周りにいる大人共のあーだこーだ話(笑)。そこで終わるのかと思いきや、なんとなんと最後に、あの王子登場するんですよっっっ!!!あのシリルに振られた王子様!
あーやられたーこうきたかー。先生との駆け引きにまた負けたぞーと思ってめちゃくちゃ楽しかったです。先生、大好き。
途中で?と思ってはいたんですけど、まさかこうきたか。読み終えたばっかりでちょっと興奮状態なんです、まともなレビューじゃなくってごめんなさい。でもとにかく皆様読んで!せつない恋心もあってきゅうきゅうです!!!小説読みで竜シリーズ読んでいる方は絶対読んでー楽しすぎます!!
『竜は無垢な歌声に恋をする』本編終了後のお話。
レヴィが音楽院に通う所からお話が始まるのですが
シリルはもちろんのこと、アゼルやランドールにもとても可愛がられていて
序盤からニヤニヤが止まりませんでした(*´▽`*)
アランもレヴィの初登校を待ち構えていたり、
ランドールまでレヴィたちの後をつけてきたり、
ほんとにみんな可愛すぎるんですよね(*´▽`*)
それもこれもレヴィが可愛くて仕方ないからの行動なんだと思うのですが
過保護な人たちが沢山でほっこりします(*´▽`*)
音楽院でのレヴィの様子もいっぱい知ることが出来たし
ずっと気になっていたリンフォード王子の様子も知ることが出来て良かったです。
今すぐには…とはいかないけど、ちょっとしたフラグがあったのでそれがどうにかなるといいなぁ…。
みんなが幸せになれたらいいなぁと思いました。
レヴィが音楽院に入学する日。
不安だけれどシリルの付き添いで馬車で音楽院へ向かうところから。
レヴィには保護者がいっぱいいてみんなから守られ庇護され可愛がられ愛され。
エリウスが担任だし同期のニールという肉屋の息子とも仲良くなり、グングンと習ったことを吸収してこんなに幸せでいいのかなあという日々で。
そんな学院でたまに声をかけてくる怪しいウォルターという美丈夫。いつもはニールに庇ってもらい逃げるのですが、たまたま一人のときに遭遇してしまい。
色々聞かれ素直に答えていると…。
なんとウォルターはシリルが血の絆を結ぶはずだった第二王子リンフォードの従兄で。
リンフォードに頼まれレヴィのことを探っていたんですね。
リンフォードにレヴィのことを報告するウォルター。未だに傷が癒えずまだシリルと血の絆を結べるのではないか、と考えてしまうほど憔悴していて。そんなリンフォードに付き添い見守るしかできないウォルター。なぜならずっとリンフォードを愛しているから。片想いなのですが。
思いっきり泣いてやっと表情が明るくなったリンフォード。これは良い予感?
一方レヴィの方は、みんなが心配する中気丈で。僕はそれでもシリル様と一緒にいたい、愛してます!と宣言して。強くなったね!
シリルが空中散歩に連れ出してくれて頭の中で意思疎通する二人。だんだん頭の中がエッチな妄想でいっぱいになってしまうレヴィに、そこまでにしてくれ!今すぐ地上に降りて君を抱いてしまうと妄想が筒抜けで興奮してしまうシリルなのでした。
みんな揃い踏みな上にリンフォードやウォルターまで。二人が愛し合う裏に傷ついた人がいたんだね。
コミカルさはなくレヴィ視点で緊張とドキドキと不安とワクワクとシリルへの愛しさでいっぱいなお話でした。
シリルとレヴィCPがメインだった「竜は無垢な歌声に恋をする」の番外編となるお話。
読了後、レヴィのその後がどうなったのかが気になっていたので、こうして続きが読めるのはうれしいですね。
優しさと愛情と、ほんのり切なさも加わった大満足の番外編でした。このシリーズ、本当に好きです。
歌の才能があるレヴィが音楽院に入学することになり…というお話。
まず、オーウェル家の攻めたちによるレヴィ溺愛過保護っぷりに笑ってしまいます。特にランドール。
大将軍と呼ばれているランドールのギャップが毎回かわいらしくて仕方がないです。
ガタイが大きくてかわいい人ってずるいですよね。
そんなオーウェル家にあたたかく見守られつつ学院生活を送るレヴィ。
ずっと辛く不遇な環境に身を置いていたものですから、彼が何かを学んで得てはわくわくと胸躍らせ、毎日が楽しいと思う姿に本当に良かったねとあたたかい気持ちになってしまう。
音楽院での生活だけではなく、もちろんシリルとのラブもあり…と、楽しんで読んでいたところ、そういえばどうなったのかな?と思っていたあの人が登場します。
私はここが1番好みでした。いやあ、切なくてもどかしくてたまらないですよ。
楽しさと優しさと、ちょっぴりの切なさと。
バランス良くしっかりと楽しませてくれるお話でした。