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yamagamisama no osewagakari
【俺も晄太が一番大事だよ。で、晄太を大事にしてる勇吹が好き(秋)】
エロス度★★★
勇吹と秋が紡ぐ恋物語・・・開幕♡
小椋ムク先生の描く山神様の晄太がめっちゃ可愛くて癒されます!
秋に懐いたり、勇吹と秋に見守られながら神様として成長していくのにほっこり⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
また、最初は険悪な雰囲気だった勇吹と秋のテンポがいい言葉の応酬、途中から恋人としての甘々な雰囲気になっていくのも最高(n´ω`n)
特に秋に対する勇吹の態度が甘々になったり秋で童貞卒業したりするのがたまらなく、勇吹に甘えたり体を繋げる幸福に満たされる秋の可愛さが尊かったです(*´꒳`*)
今回は山神信仰のある土地の当代の山守と
祖父母の家に住み始めた元会社員のお話です。
次代の山神に懐かれた受様が攻様と恋仲になるまでと
受様が攻様の兄との再会し過去を思い出す続編を収録。
受様はどちらかと言うと楽天的でコミュ力が有り
就職難を乗り越え総合商社に就職しますが
反りの合わない上司達に嫌われいびられ
残業続きの会えない日々によって恋人に振られ
気づけば布団から出られなくなります。
無理に出社しようとすると体調を落とす受様を
家族が泣きながら布団に押し戻そうとする姿を見て
2年の会社生活にピリオドを打ちます。
退職した事で体調不良は止まるものの
全てに対してやる気が失せていた受様を
心配した母と叔父のすすめで無人となった母方の
祖父母宅の管理名目で田舎暮らしをする事になります。
最初はついてきた母がいなくなって10日もすると
食料がなくなって初めて外に出ることにします。
受様は弟の生まれた2週間余りを
この地で暮らしたことが有りましたが
今もこの土地は時間が止まっているかのように
その時とあまり変わらないように見えます。
しかしながらやっと見つけた商店街では
道行く人も店の人も不審者を見るような目で
見られている感が否めず
何も買えずに商店街を出た受様は
電信柱の影に白い着物を着た男の子が
泣いているのを見つけます。
受様は迷子かと一緒に交番に向かいますが
男性警官には子供の姿が見えなしばかりか
受様の具合が悪いかのように言われます。
受様は指先を握って見上げてくる男の子が
幻覚だとは思えません。
男の子を放り出す事も出来ないまま
とりあえずは自力で保護者を探そうとする受様の耳に
張り詰めた声で男の子の名を呼ぶ声が聞こえ
作務衣の男性が現れてます。
彼こそが今回の攻様です♪
攻様は男の子を探していたと片膝までつきますが
男の子は「受様と一緒にいる」と言うのです。
この男の子はいったい何者!?
そして男の子と攻様の関係とは!?
雑誌掲載のタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で
次代の山神に仕える攻様と小さな神様に懐かれた受様の
ファンタジックコメディになります♪
攻様によると男の子は
この地の人が信仰する山神様の次代で
山神を信仰する人々しか見えない存在だったのです。
攻様は山神の世話役の山守と名乗りますが
小さな山神とはうまくいっていないようです。
神様に懐かれた受様は家に連れて帰る事になり
神様の世話役の攻様とも付き合いが始まり・・・
と続きます。
攻様は山神を見たままの子供のように扱う受様に
慇懃無礼に対しますが
受様の側にいる事で笑うようになった山神を見て
少しづつ受様への態度を軟化されせていき
神様に心を砕く攻様を見た受様もまた
攻様の見方を変えていきます。
喧嘩ばっかりな2人がどうやったら恋仲に!?
と思いましたが、神様を鎹に少しづつ変化していくので
ちょっと子育てモノぽい雰囲気も有り
楽しく読ませて頂きました。
あとがきに
「元々文庫用を雑誌掲載用に区切った」とあり
まるって1冊でやっと伏線が全回収される仕立てなので
雑誌を読んだ方もぜひ文庫で読まれる事を
お勧めします (^-^)v
ムク先生挿絵なので購入。雑誌の時にも面白いと思いましたが、書き下ろし部分も終わり方がめちゃ良かったです!堅物攻めとメンタルダウンした男子の恋話+育児話、雑誌掲載の200pほど+書き下ろし110pほど+あとがき。
パワハラでメンタルダウン、退職しちゃった秋。少しずつ体調を整えてきたある日、誰も住まなくなった母方の実家にしばらく行ってみないかと言われ、引っ越し。二週間で食べ物が無くなったのでしょうがなく買い物に出たところ、白い着物を着た小さな男の子が泣いているのを見つけ・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
晄太(山神様)、広晴(攻め兄)、優季(広晴の子)ぐらい?晄太がねえ、ほんとに可愛いのです。
++攻め受けについて
攻めは山神様にお仕えするってことが決まっていたから、幼いころから山神様一本、よそ見一切せず、ひたむきにお仕えせんと考えている堅物さん。だから最初の方なんて、受けに怒っているか山神様にかしこまって受け答えしているか、どっちかしかないです。最初っから山神様に気に入られた受けのことが気に入らなくって、まーよくケンカすること。感じ悪っって最初思いました笑 くそ真面目イケメンってとこですかね。
受けはメンタルダウンしていた現代っ子(空気読むタイプ)だったんだけど、なぜか攻めから売られる喧嘩は買わずにはおられないというか、二人でぽんぽん言い合ってます。山神様のことは可愛くってしようがないらしく、神さまと知らされていても普通にごはんあげるし寝かしつけるし危ないことしたら叱りつけるし。晄太が可愛くってしょうがないんで、うんそうなるのもよく分かる!と思いました。
攻め受けともキャラはまあ普通に好きというレベルだったし、恋物語もそんなきゅんきゅんするってものではなかったんですけど、晄太が可愛いのと、最後の最後がめっちゃくちゃ嬉しい終わり方だったので、読後とても嬉しく感じたお話でした。
渡海奈穂先生は存じ上げておりましたが、作品は手に取ったことが無かったので、今作を拝読させて頂くのがとても楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
可愛い 4
子育て 3
胸キュン 2
エロ 1
な感じだと思います。
山守の一族の青年×都会から来た青年のカプです。受けの秋さんはパワハラと過労の所為で心身を壊してしまい、養生と家のメンテナンスも兼ねて、母親の実家がある田舎で暫く暮らすことになる。そしてそこで出会った白い着物を着た子供、晄太くん。しかしその子は山神様だった。
攻めの勇吹さんの一族は代々、山守として山神様にお仕えしている。その為、晄太くんに懐かれている秋さんを余所者として敵意を抱いた言動をします。なので序盤は愛想笑いや皮肉などが多くて、あんまり萌える様な要素は無かったと思います。後々、その時の勇吹さんの心情を知ると、少しだけ仕方無い言動だったのかなと思いはしました。それと皮肉多めな勇吹さんが徐々にだが、デレたり甘いことを言うのでギャップ萌えと胸キュンは味わえます。
仕事で心身共に疲れてしまった秋さん。序盤はネガティブな思考のシーンがありますが、晄太くんに癒され、勇吹さんの皮肉に言い返して、元気になりつつあるのですが、まさか女性とも男性とも経験があり、更には楽しい相手なら誰とでも付き合えるし、誰とでも寝れる様な人だとは思わなかったので、びっくりしました。
山神様ではあるけど、晄太くんがめっちゃ可愛くて物凄く癒されます。普通の子ではない大変さがありますが、秋さんの言ったことを守ったり行動したりするので、子育てBL作品として楽しむことが出来ると思います。是非とも読んでほしいです。
融通の効かない生真面目な山神さまのお世話係とパワハラで病んだ元営業
上司からのパワハラで病み、心配した両親より祖父母に家に静養することになった秋(受け)。
買い物に出かけた先で出会ったのは不思議な力を使う晄太という幼児とその幼児を山神さまと呼び自分は山神さまのお世話係の山守だという勇吹(攻め)。
晄太を普通の幼児として扱う秋に対して余所者余所者と言っては嫌味のオンパレードのような態度を続ける勇吹ですが、晄太が秋から離れないため仕方なく日参するようになります。
秋は今まで周りと荒波を立てず、流されるように生きてきました。友人関係も恋人も全て来るもの拒まずさるもの追わずで、人に対して執着もありません。
うまく人生生きてきたと思っていたのに、そんな生き方を嫌がる人が上司になったことでひどいパワハラを受け、病んでしまいます。
心配した両親が、母親の実家で今は無人の亡き祖父母の家で過ごしてみないかと提案します。そこでも布団から出ないような生活をしていましたが、母親が帰り、食べるものもなくなり仕方なく外に出るのですが、田舎ならではの視線が痛く逃げ帰ろうとすると、迷子らしい幼児を見つけます。交番に連れて行っても近くの人に聞いても何故かその子が見えないようで愕然としていると、勇吹に出会います。
晄太と名乗るこの幼児が秋と離れるのを嫌がって突風が吹くという超常現象を起こすのを見て、山神だと信じることにした秋は晄太を家に連れて帰り気が済むまで世話をすることにするのです。
雑誌掲載の表題作と書き下ろしの2篇です。
勇吹の余所者に対する嫌悪感がひどいです。
理由はわかるけど土地のものだけでは生活が成り立たないのもまた事実で、それなのに十把一絡げに余所者嫌いって態度を貫いているのが不快でした。
秋に対する態度も表題作の2/3過ぎくらいまで全く軟化せず、こんなに余所者扱いしてくる勇吹に好意を持つ秋にも全く共感できず、申し訳ないけど読むのをやめようかと思いました。その直後、話が動いたため最後まで読むことが出来ました。
書き下ろしは、これからも晄太と勇吹と共にいたいけど、何を生業にするかと悩む秋が目標を見つけるまで。
こちらはくっついてからの話なのでストレスなく読めました。なぜ秋が余所者なのに晄太を見ることができるのかの謎が解けたり、2人の出会いが予想通りでした。
勇吹と繋がっている晄太が勇吹の変化とともに成長するのが印象的でした。
晄太の成長しないことが自分が原因だったと気づき始めた勇吹はさぞかし悔しい思いをしたことでしょう。
秋の事情をこの辺りの人がみんな知っているのが、よく考えたら究極の田舎の形でちょっと怖いような気もしました。
私は溺愛ものが好きなので、勇吹が軟化し始めるのがもう少し早かったら、☆も多くしたと思うのですが、もう少しで読むのをやめようかと思うくらいのストレスを感じたので少なめで。