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tsuki no sabaku ni gin no ame
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
異世界転生、ハッピーエンド3Pです。ちょっと長いけど、とにかく読んでほしい。WEB連載中は毎朝更新心待ちにしていたくらい、惹きつけられるお話です。
舞台は異国情緒溢れるアラビア風設定で、主人公のややコミュ症気味の少年が、慈雨の神子として呼び出された異世界で、3つの国から1つを(ほぼ直感で)選んで、その国に保護されながら世界に恵みの力を齎すはずが、そうそう上手くいくはずもなく、色々迷ったり悩んだりしながら成長していく物語。
攻めの二人が、彼に使える謹厳実直な騎士団長と、媚びない、ブレないある意味俺様だけど無口な国王筆頭近衛で、この二人がまた最高。性格全くちがうのですが、主人公を守る両翼というかなんていうか、大人の男です。
書籍版挿絵ではやや若く?描かれているのですが、WEB掲載時はもう少し大人設定だった様な…とにかくイイ男二人で主人公大事にしつつ、甘やかしてます最高です!
エロもそれぞれ単独で、三人でと色々あります(笑)。
これ、まだまだお話は続くのです。続きがWEBで公開されているので、その後の彼らも読んでほしい。
というか、そこからが本筋というか…とにかく続巻を伏してお待ちしています。紙媒体で読みたい!アンダルシュ様お願いします!
「銀の雨」ってワードに惹かれて購入。表紙にあるように二人vs一人で、大好物3Pかしらとウキウキしていたんですけど、ちょっと物足りなかったかなと思ったので、中立にしました。本編340P弱+番外編20Pほど。
気が付いたら大きな白い広間にいた櫂。言葉が全く分からないのに、三人の男から手を差しのべられ、あまりにもぎらぎら見つめられるため一番穏やかな表情をしていた男の手をとったところ・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ウルド(受けの近侍)、ハリファ・カハル(攻めの国の国王)、レティシア(近隣国の次期女王)、マスダル、アダン(別の国の騎士)、ヤハル(サイードの部下)、アドリー(カハルの側近)ぐらいかな。そんなに途中でキャラ増えるという感じではなかったです。
++より内容に触れる感想
サイードもダルガードも戦闘能力的に高いんですよね・・・攻めが二人いて良いところは、黒と白って感じで違うタイプのイケメンがそろっているからではと思うのです(個人的見解)。今回の攻め二人はそーんなに違いがはっきりしなかったように感じられて、今一つ萌えあがらなかったんです。武官と文官とか、熱血派と冷静派とか、キラキラ金髪と黒髪とか。
それに加えて攻め二人で取り合うってのも醍醐味の一つだと思うんです。今回の二人は取り合うなんてなくって、受けもどっちが好きなんて悩むことはなくって、最初っから二人とも好き!どん!・・・・と感じちゃったのです。ううーんそこ盛り上がるポイントなんだけどなああ。
攻めはタイプ的に好きなんですけど、せっかくの3P設定に盛り上がれなくてちょっと残念だったお話でした。設定も面白かったんですけどねえ・・・うーん。
主人公の護衛騎士のサイード、王の護衛騎士のダルガート、この二人が攻め。異世界転生した学生のカイが受け。
異世界側の都合で転生させられてしまい、砂漠化が進む世界を神子(カイ)の力で雨を降らせて世界を救ってほしいというストーリー。
このお話の何がいいって、サイードとダルガートの2人はお互いのことを本当にリスペクトし合っているところです!
カイが2人を同時に好きでも嫉妬なんてしなくて3人で仲良くやっていこうみたいな感じです。他国の騎士がカイに近づこうとすると、凄い嫉妬するのに!!
この3人の世界観が尊いのです!
誰か1人が欠けても成立しない尊き関係なのですよ!
おまけに王の護衛騎士のダルガート!
登場人物紹介での言葉を借りるなら、基本的に獰猛かつ無愛想で近寄りがたい雰囲気を持った体格の大きな騎士なのです。それなのに!常に丁寧語や敬語を使うキャラなのです。
ダルガートの言い回しの独特さが、本当にたまりません!!
この作品が書籍化すると知って、出版社がアルファポリスさんかぁと、何とも言えない気持ちになったことを覚えています。
ムーンライトノベルズで見つけ、あっという間に夢中になり、読み終わった時の凄く長い長い旅が終わってしまった寂寥感。
これは是非二段組でミッチリつめつめで分厚い辞書みたいな書籍で読みたかったのです。
このお話はまだまだ序盤です。
ここで終わるのかー!!とアルファポリスさんは何というところで切っているのか。
このお話の良さはこの3人の尊い関係性と壮大な世界観にあると思います。
最後まで読んで長い長い旅路をして、読み終わった後に3人に会えなくて寂しいと、私はロスになりました。
皆様、このお話を読んだ後はアルファポリスさんのサイトに行って続きを読むことをオススメします。