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getemono gege to noroi no mahou
ムーンライトノベルズ掲載作品に、加筆修正しての書籍化になります。
+その後の二人を書き下ろした短編。
で、こちら、実はムーンさんの方で連載時から追っていたお話で、もうめちゃくちゃ大好きなんですよー!
こう、魔法に失敗してゲテモノの姿になってしまった主人公。
彼が変わり者の魔法使いで想い人である攻めの協力のもと、人間の姿に戻るまでを描いたファンタジー作品になるワケですが、とにかく可愛いし楽しいしキュンキュンだしで。
もうマジで、ゲゲ、可愛いすぎるわ!
いや、彼はかなり男らしいし常に前向きでと、実はとても格好いいと思うけど。
ところで、ひとつ微妙なのが、その主人公のイラストだったりします。
可愛いらしいイラストだとは思うけど、主人公が女子にしか見えないような。
いや、う~ん・・・。
着てる衣装もあって、まんま女の子だよなぁ。
表紙だけ見たら、BLって思わないですよ。
すごく好きな作品でイラストも楽しみにしてただけに、これだけは残念。
で、内容です。
光魔法が得意な魔法使い・ジェレミ。
優秀で努力家ですが、学生時代からいつもかなわない「闇魔法のヨアン」を一方的にライバル視して、勝負を挑んだりしてるんですね。
そんなある日、依頼を受けた呪いの熟成に失敗して、なんとひとつ目に手足が付いただけのゲテモノの姿に。
途方に暮れていた所を救ってくれたのは、ジェレミの相手をするどころか名前すら覚えていない、あのヨアンでー・・・と言うものです。
と、こちら、ゲテモノの姿になってしまった事で思いがけず、想い人と暮らすようになった主人公。
彼が呪いを解く(ヨアンに解いて貰う)べく奮闘したり、魔獣に浚われて大立回り(?)をしたり、そして長年の片思いを実らせたり・・・。
そんな冒険を、思わず吹き出したり、キュンキュンして萌え転がったり、時にハラハラドキドキしたりしながら見守る作品になるんですね。
で、これがとにかく可愛いんですよー!
えーと、そもそもこの主人公。
かなりの負けず嫌いだし意地っ張りでもあるので、大好きなのに素直になれないってタイプってんですかね。
攻めへの絡み方が、ウザい一歩手前みたいな。
それがゲテモノ、しかも「ゲゲっ」しか話せなくなった事で、逆に一途で可愛らしい本来の姿を、攻めに見せるようになるのが萌え処と言うか。
またこう、道端でおかしなゲテモノを拾い、それが「呪い」によるものだと気付いたヨアン。
呪いを解くべく連れ帰った。
彼はいわゆる天才肌ってやつでして、魔法以外興味が無い変わり者なんですよね。
終始、受けであるゲゲ(ジェレミ)の視点で進むのですが、こんな男なのでゲゲの扱いはかなり雑。
ただ、そんな二人の共同生活は、ほのぼの可愛いし意外と甘いしで最高に萌えちゃって。
や、ゲゲですが、実はとても一途で健気なんですよ。
ちっちゃいゲテモノの姿で、実験に熱中して水分もとらないヨアンの為に一生懸命水を用意したり、それで失敗してコップを割ってしまえば、挽回しようと薬草を摘んだり。
なんかもう、いじらしすぎてキュンキュンきちゃう。
ゲゲの健気な行動に気づいてない時分の、ヨアンの鈍さと言うか朴念仁ぶりには殺意が沸いちゃう。
こんなにゲゲは健気なのに、その誤解は無いだろー!みたいな。
あと、そんなゲゲとの毎日で、ヨアンが少しずつ変化してゆくのにもニヤニヤしちゃって。
そう、ゲゲは終始ゲテモノの姿かと思いきや、夜の短い間だけ呪いの解除に成功してと、ちゃんとヨアンとの会話が成り立つんですよ。
そして、その時間が夢だと思ってるゲゲの、素直になった言動が鼻血ものの可愛さなんですよーーーー!!
これは、いくら変わり者で人間に興味が無いヨアンでも、オトされるわ。
メロメロになっても仕方ないわ。
や、序盤での塩対応はどこへやら、終盤でのヨアンはかなりの溺愛男なので。
ちなみに、書籍化にあたって大幅な加筆修正あります。
新キャラ、ジャギラが登場して色々引っ掻き回してくれたりと、ストーリーとしての面白さが更に増してましたよ。
あと、ゲゲがヨアンを意識するようになった学生時代のエピソードだったり、彼のバックボーンだったり。
より、お話に深みも増してるんじゃないでしょうか。
ゲゲね、可愛いってとこばかりを強調しちゃいましたが、実はとても男らしいし格好いいと思うんですよ。
や、前向きだし努力家だしと元々格好いいと思ってたけど、新たな書き下ろし部分を読むと、いじけたりせずに現在の自分になった、彼は本当にいい男だと。
「ナルシスト、異世界にて竜の嫁になる」の雪が大好きなんですけど、ゲゲは彼に相通ずる部分がありますよね。
ちょっと天然入ってるところとかも。
とりあえずそんな感じで、めちゃくちゃ面白いし可愛いしキュンキュンするしで最高でした。
イラストでのゲゲ(ゲテモノの方)の予想以上の可愛さにも、悶絶しましたよ。
すごく面白かったです!一気読みでした。
伊達きよさんの引き出しの多さと言うか、作り出す物語の幅広さに敬礼です。
冒頭からしばらくはジェレミがヨアンに一方的にライバル視して絡んで怒って憎んで…と続き。
ヨアンはヨアンでジェレミのことを相手にもしないし、なんなら顔も名前すらも知らなくて。
魔法学園に7歳で入学してからずっとヨアンはジェレミの超えられないライバルで。
それがジェレミが呪いの魔法に失敗してゲテモノになったら…。
ヨアンに拾われゲゲと名前をつけられ、だんだん仲良くなって意思の疎通もゲゲ、ゲだけで出来るようにまでなって。
ジェレミは本当はヨアンのことが好きで好きでたまらなかったんだね!構ってほしくて相手にされなくてつい高飛車に絡んでしまってばかりで。
ゲテモノのゲゲは一つ目で手足は細くて体は湿っていて手のひらサイズで。とうてい可愛いとは思えないのに、ヨアンはジェレミの気持ちを知ると、どっちのジェレミも愛おしくなって、待遇もどんどん改善されて。
まるで「南くんの○人」みたいにヨアンの懐に入って一緒に行動したり、ゲゲサイズの椅子やグラスまで用意してもらって。
ジャギラは正直なんで出てきたの?な感想かな。
また現れてゴタゴタあるのかな?と思ってたけど…。
やっとジェレミの魔法を解いて、やっとやっと気持ちを打ち明け話し合う二人。
これが読みたかったんですよ〜!何十ページもジェレミはゲゲでいたので、早く人間に戻って恋の行方を読みたかった!
恋をしたら人を好きになったら本能で…。
ヨアンったら。
そしてジェレミのお前も恋に振り回されろな台詞の通りに、ジェレミ愛しさに頭がいっぱいで振り回されちゃうヨアンが良い!ヨアン視点のジェレミの可愛さ!
良かったねえ!
花の意味もヨアンは…。
もう何をどれだけ書いても書ききれないです。
それぐらい良かったです!
すっごく面白かったです。
カバー表紙のゲゲも可愛いですが、作中のゲゲがとても可愛くて最初はタイトルに尻込みしてしまったんですが購入して良かったです。
そして、意地っ張りで一途なジェレミも勿論めちゃくちゃ可愛いです。
ヨアンとゲゲの生活風景が凄く良くて、夢中になって読みました。
ヨアンの口振りからゲゲの正体を知ってるんだろうなとは、何となく察せられます。
1〜10まで魔法にしか興味がないヨアンがゲゲを気に掛けて、更にジェレミまで気に入って行く過程にキュンキュン来ました。
そして漸くヨアンがゲゲの呪いの解除魔法を編み出したところで、ジャギラにゲゲが攫われてしまいます。
ジェレミ奪還に現れるヨアンがカッコいいし、解除魔法で元に戻ったジェレミとヨアンの連携に胸躍りました。
だからこそジャギラと決着付けて欲しいし、ジェレミとヨアンが連携して国からの依頼をこなす姿を読みたいと思ってしまいました。
あとがきに「物語はここで終わり」とありましたが、出来れば続編をお願いいたします。
そしていつか一緒に住んで店を一緒に切り盛りするまでを読んでみたいのです。
「恋とは振り回されるもの」での恋に馬鹿になってしまい、過去の自分を後悔して、これでもかとジェレミに深い愛情を抱くヨアンとやっと思いが叶って幸せそうなジェレミはずっと読んでいたいと思いました。
個人的にヨアンの言った「ゲレミ」がお気に入りです。
しかし、伊達きよさんという方は色々なタイプのお話を書きますねぇ。
バリエーションに富んでいるのですけれど、でもお話の手触りはみんな同じ。
可愛くて優しい。
今回のお話は優しさよりも可愛らしさに比重が置かれておりましたが。
他人から優秀と認められているのにもかかわらず、自分よりも優秀な者に嫉妬するっていうのは、なんか別の理由がありますよね。
ジェルミも然り。
誰よりも優秀な魔法使いであった母を幼い頃に亡くしています。
母の様になれと言われ、自分もそう思いながら育つのってどんな感じなんだろうと思ったんですよ、その部分を読みながら。
ツンデレにならざるを得ないですよ。
だってそんな育ち方をしたら、強くなくてはならないのですから。
ヨアンにかけようとしていた呪い魔法を誤って自分にかけてしまい、ジェレミはゲテモノになってしまいます。
魔法使いとして優秀で、おまけに努力家なもんだから、ゲテモノになってからも激しく反省するのね。
反省というのは自分を見つめなおすことだから。
その結果、恋に気づく……上手いなぁ、この構成。
絵に描いた様な可愛いツンデレと、自分が夢中になっていることにしか興味がない(ある意味オタクな)美青年という2人のキャラも、ありがちなんですがグイグイ来るのでとっても楽しい。
なんと言ってもグロテスクな見た目のゲテモノゲゲが、読んでいるうちに可愛らしく感じて来ちゃうというのが、このお話の面白さを語っていると思うんですよ。
今回は闇魔法の魔法使いと光魔法の魔法使いのお話です。
呪いでゲテモノとなった受様が
攻様の大切な存在になるまでの本編と
攻様視点での過去回想を含む後日談を収録。
受様は光属性の魔法使いです。
受様の母は闇魔法を得意とする魔法使いでしたが
受様が幼い頃に病気で亡くなります。
兄弟の中で一番魔力があった受様は
父に「母のような優れた魔法使いになれ」と言われて
魔法学園に進みます。
しかし受様の前には常に
闇魔法を得意とする攻様がいたのです。
在籍中、両極端な属性で学年1番と2番の2人は
何かと比較される事が多く
同時期に「魔法使い」として店を持った受様は
攻様を常にライバルとして意識していますが
攻様は全く受様を相手にしないのです。
今回も王都の大火事で尽力した魔法使いの1人として
褒賞を受け取りに行った受様は
職員に「さすが」と褒めらるのですが
攻様がやってくると職員は揉み手をせんばかりな態度で
受様を放り出して対応し始めるのです。
受様は攻様を追いかけて魔法勝負を仕掛けますが
そこで受様は攻様が受様の名前さえ知らないという
衝撃の事実を知る事となるのです!!
受様は怒り心頭で店に戻るのですが
なんとやってきた客は攻様の店で
呪い魔法の依頼して断られたと言い
受様に呪い魔法を依頼しても大丈夫かと問うのですよ
確かに光魔法が得意な受様には苦手分野ですが
受様は攻様への対抗意識で依頼を引き受け
ゲテモノ化する変身魔法の呪いを錬成します。
しかし錬成に失敗し、
自身が「ゲテモノ」と化してしまうのです!!
ゲテモノと化した受様には話せず、魔法が使えずで
誰かに見つかったら殺処分されてしまうと
魔法の師匠を頼ろうと家を出るのですが
小さな身体で隠れながらの移動はたいへんで
いくらも進まないうちに狭い路地に蹲り
子供に見つかって「魔獣!!」と叫ばれてしまい!?
果たしてバケモノと化した受様に未来はあるのか!?
WEB小説サイト「ムーンライトノベルズ」にて
連載されたWeb小説を加筆修正しての書籍化で、
天才魔法使いと名高い攻様と攻様に対抗意識を持つ受様の
ラブコメディになります♪
受様を絶体絶命の危機から救ってくれたのは
受様の魔力に気付いた攻様その人なのです。
攻様は魔力からゲテモノが受様と知りますが
名前を知らないために受様だとわかっている事を
受様が知る事はありません。
受様視点で進むので意地っ張りな受様らしく
攻様への態度がツンツンで高飛車なのですけど
その底には攻様に振り向いて欲しいという
健気な気持ちが見え隠れするのが
MYツボで胸きゅんでした♪
受様はゲテモノ姿でも
なんとか攻様の役に立とうと一生懸命で
そんな受様と接するうちに
攻様も受様に興味を持つようになります。
攻様は優秀で受様の呪いの解呪法も読み解くのですが
ゲテモノな受様に惚れたという野良魔法使いが現れて
受様はゲテモノ姿なのに貞操の危機にまであってしまう
ハチャメチャな展開もとても楽しく
受様が長い片想いを実らせるまで
ドキドキ&ワクワク、とても楽しく読ませて頂きました♪
読み返し。
表紙の赤いゲテモノのゲゲがとにかく可愛くて
バケモノって言われてるけど全然そんな感じがしないんですよね。
ゲゲの正体はジェレミで、とあることがきっかけでゲゲになっちゃったんですけど
ゲゲになったおかげでヨアンとの距離が縮まるので
悪いことばっかりじゃないな…って思っちゃいました。
ジェレミは素直じゃないけど素直で可愛いところもあって
そのツンデレ具合が最高でした。
ヨアンも最初は恋を知らなかったけど、最後は…ね…(*´▽`*)
ジェレミのことがとにかく愛おしい様子のヨアンに
ときめきが止まりませんでした(*´▽`*)
とても素敵なお話でした~(*´▽`*)