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koisuru honnou
読んでてアホらしくなりました。何だ、コレ!?
史信(受)もいいように流されてるだけとしか感じないけど、それ以上に国見(攻)がもうダメ。ズルい・セコいどうしようもないバカ男でうんざりしました。
それに、脇キャラクターもいちいち鬱陶しくてイライライライラ。
いい大人(少なくとも18歳の志信よりは)が揃っていったい何やってんの?
メインCPにしたってこれじゃ年の差の意味がないでしょう。国見がまったく『大人』じゃないから。
『無機物(電柱等)を口説く酔っ払い』というコミカル・ギャグ設定の部分も、上滑りしててまったく笑えなかった。というより、キャラクターやラブが不快としか感じられなかったからだと思います。
作家さんが必死で笑わせようとしているのはわかるけど、ただシラけただけでした。
こんな陳腐なラブストーリー、興味ないというより読みたくなかった。ひたすらに気分悪いだけでした。
攻・国見芳昭(28) イラストレーター
受・多岐川史信(18) 専門学校生
四国の田舎から上京してきた史信。
引っ越したら両隣にご挨拶は必須。
なのにいつ訪問しても「国見」さんはいない。
バイトの帰り道に遭遇した酔っ払いが、電柱にこっぱずかしい台詞を吐いて口説いてるのを目撃。
都会は変な人が多いなぁと避けて通り過ぎようとしたのに、酔っ払いは史信を捕まえて「ラブリーポメラニアン」って強引に迫ってアパートに連れ込まれてしまう。
連れ込まれたアパートは…史信の隣の「国見」の部屋。
襲い掛かられキスされた史信は、国見を突き飛ばして自分の部屋に逃げます。
それっきりお隣さんとの縁は無いものと思っていたのですが、バイト先に部屋の鍵を忘れて困っているところに、帰宅した国見とその友人菊池に招かれて、再び国見の部屋に入ることに。
そこで酒宴が始まるのですが、酔っ払った国見の奇行を目の当たりにします。
国見は酒に強いが、一定のラインを超えるとぬいぐるみや電柱を口説く癖があり、翌朝にその記憶は無いのだとか。
仕事に集中したら寝食を忘れる国見の面倒を見てくれと頼まれ、史信は朝夕の食事を作ることに。
無愛想でツンケンしていると思っていた国見が、食事を与えているうちに会話が増え、表情が見えてくるようになって、まるで餌付けに成功したようだと思う史信。
国見との食事を楽しんでいましたが、酔っ払う場面に遭遇するといつも抱かれてしまうんです。
抵抗する気にならないのは惹かれてるからですが、史信は気付いてません。
翌朝になると覚えていないのに…と切ない、この気持ちは何なのか?
田舎育ちで純朴な史信は、同級生に相談して初めて「恋」と知るわけです。
国見は、実は確信犯です。
酔っ払って電柱を恥ずかしいセリフで口説くのは事実ですが、それが恥ずかしいので「覚えていない」事にしているだけで。
史信を口説く為に自ら酒を飲んでいたんじゃないかな。
酒の力を借りて本音を告白するって…どんだけ臆病?
史信の従兄弟の総伍と、国見の友人の菊池。
この2人にもお話がありそうですが…出てるのかな?