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5byou de koi no mahou wo kakete
表紙イラストからのイメージよりも、実際読んだ方がずっとよかったです。基(受)が、思ったよりしっかりしてました。ショタは基本的に対象外ですから(高2で半ズボンはやめてください!誤解してしまいますよ、ショタと)。
志門(攻)のキャラクターは、あまり好きなタイプではありませんが(キャラクター設定がちょっと派手すぎですし)、基ラブラブラブなところで相殺ですね。それに、意外と(?)ちゃんと考えていると言ってはなんですが、離れたのもすべて基のことを思っての行動だった、というのがよかったです。
しかし、基はベッドでも『お兄ちゃん・・・』なんですね~。別に嫌ではないんですが、や、でも微妙かな?実際には違うのに、ショタH臭いんですよね。
黒崎さんの作品って、根底に『節度』があるところが好きです。攻が、自分の欲求のみで暴走しないあたりですね(例外もありますが)。
面白かったです。
主人公は、家族に溺愛されて育った、ちょっとわがままな高校生。
主人公には10歳年上のお兄さんがいて、彼とはもう何年も会ってない。
あるきっかけから、そんな兄と二人きりで同居生活をすることになります。
兄は主人公を溺愛し、ほどなく過剰なスキンシップをするようになって――。
万人向けのお話だと思います。
予想通りのオチの王道展開なストーリーでしたが、読みやすい可愛いお話で、最後まで楽しむことができました。
7年ぶりの兄弟再会直後、始めからハイテンションに弟を溺愛し甘やかします。
恥も外聞もなく構い倒し貢ます。
連れ子同志で再婚した両親の間にできた末っ子で、攻め様は受け様と距離を置いたまま家を出てしまい間接的な付き合い以外疎遠に。
受け様は体が弱く家族に甘やかされて育ち、本人自身も無意識に大人になることに抵抗を感じており高2でも甘えっ子です。性に関しても第二次性徴を自分の中で見て見ぬ振りふりをするくらい…高校生にしては心身共に幼いと自覚はしています。
人見知りでなるべくひっそりと生活しているため学校でも友達もいなく孤立した存在でもあります。
しかし想像以上に兄の過保護な溺愛ぶりに受け様は逆に危機感を感じ、精神的にも大人にならざる得ない状況になります。また、攻め様の部下やモデル時代の関係のバイトを通じ受け様の世界も広がって行きます。
そしてゲイのお兄ちゃんはそんな弟が可愛くて可愛くて仕方なく、過剰なスキンシップに発展して行きます。
とにかく終始甘いお話なので、設定好きな方はもちろん頭を使いたくないくらいお疲れの方には是非オススメです。
黒崎あつし/5秒で恋の魔法をかけて (角川ルビー文庫)
ラブ度:☆☆☆
H度:☆☆
オススメ:☆☆☆
登場人物 高月基(受) 志門(攻)
兄弟禁断LOVEものです。
相思相愛でラブラブです。
兄の、志門は設定的に会社員ですが、毒気の強い人ですよね。
カワイイ弟をモノにしてしまうんですから・・。
表紙の基が半ズボンで幼い顔に見えるのでショタっぽく見えますが、ショタではありません!
それで購入を躊躇していたのですが、中の挿絵と内容はそうじゃないです。
病弱だったので身体は小さいのですが、高校二年生です。
性格も真面目で、意外にしっかりしていす。
広告業界関連部長・志門(抱擁力大な攻め)×高校二年の末っ子の弟・基(素直受け)
基が小学生の頃に、志門が大学入学を契機に家を出ていってから、それ以来、一度も会っていなかったお兄ちゃんの家に居候することになって……。
病弱だった基は、家族の中心で甘やかされる末っ子。
姉の高子も結婚するから自立しないといけないと思っているんだけど、ちょっとまだ寂しくて。
久々に再会したお兄ちゃんは、嫌われているかと思ったら全然そんなことはなくて優しい。
むしろ、お姉ちゃんより甘いほどで。
基のわがままは、願いを適えられないものとわかっていて、あえてする甘えたわがままです。
一般的レベルの聞きわけの悪い子供のわがままとはちょっと違うので、素直に可愛いと思いました。
流されているだけだった基が志門に教えられて、自分の頭で考えるようになって、徐々に成長していく姿がよかったです。
ただのお兄ちゃんへの思慕から、恋愛的なものに変化するペースもゆっくりで、身体から無理矢理パターンじゃないのにも好感を持ちました。
志門の仕事で、女装してモデルになるシーンがあるのですが、変身して可愛くなる受けが好きなので、このシーンでプチ萌えしました♪
元モデルでホストもやっていたりと、華やかなお兄ちゃんな志門さんもかっこよかったです。
いつか、その小さな手に
お兄ちゃん視点で『5秒で~』より時系列が前の話があって、基への執着と愛情が深く伝わってきました。
自分だけの世界に閉じ込めておきたいと思っていたりと、ちょっと性格は黒っぽいのですが、凄く優しいです。
基は懐きまくっているのでどんな酷い事も出来たのに、弟を傷つけたくないから、あえて家を離れる。
基の傍を離れるということを選んだ志門の決断が、節度と常識があってとても好きです。
そして……、切なかったです。
いいお兄ちゃんを持って、基は幸せだと思います。
これを読んでから本編を読み返すと、色々と頷かせられる場面もありました。
二度の読み返しをお勧めします。
ラブラブの兄×弟が好きな方に、強烈お勧めです。
エロ:★2 喘ぎ声が「らめぇ」とかそういう系統じゃないので、ご安心を。初自慰の手伝い、ラブラブH等。
総合:★4 志門の手放しの優しさと深い愛情が実によかったです。基も性格がいい子で、よい兄弟物でした。
よかったと思います。
自分を避けていたと思っていた兄と一緒に暮らすことになって、兄は思いもよらず、自分のことを猫っ可愛がり。
過剰なスキンシップをしかけられ、毎日ドキドキ……
というような話。
実は基には元々身体が弱いために、自分が家族に迷惑をかけているのではないか? という負い目があって。
それがために、捨てられたらどうしよう……と、ずっと無邪気な子供のふりをしている……という一面があります。
でも、それには実は志門が関係してたりするんですが、まぁ、それは余計な話……でしょうね。
個人的には、兄が弟を構い倒して、ちょっと過剰なスキンシップまで持ち込んで、後はおいしくいただいてしまう……
というタイプのお話でした。
お好きな人はどうぞ☆
基の健気さはかわいかったです。