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boyfriend eijimasu
BL的萌えで評価するというよりは、本の面白さで感想を述べたい作品でした。
特にBLに限らないレーベルから出ているだけあって、いかにもBLという作品ではありません。主に濡れ場の量的な意味で。最近そこの描写にあまり固執してないので自分は構わなかったのですが。家族のありようとか、性的マイノリティとか、マスコミとか、社会における階級(イギリスのそういったものに詳しくないので正確なところはわからないのだけれど)なんかをテーマにした作品でしょう。イギリスが舞台らしく皮肉とジョークの応酬で物語が進みます。これがくどくて苦手な方もいるかもしれません。私は大好き!翻訳に言及するレビューをみかけましたが、自分は"あまり日本語らしく翻訳されてない翻訳文"を読み慣れてるせいでハードル低かったかも。
かなり王道のストーリー展開で、そこは安心して読めます。散々ドタキャンする友達が、最後にはしっかり彼を助けてくれるところとか、あるある〜っていう。
萌2〜神
父の問題を始め、結末を迎えたようで解決はしてないあれこれが沢山あって、続編もあるようで。翻訳が発売されることに期待したいけどレビュー伸びてないのは気になる。応援の気持ちも込めて神評価を。
これはすごくいいよ…英国文化が好きなので、いやほんと、いいよこれ…いいよこれとしか言えない。言葉遊びが楽しい。エロは二の次で、とにかく2人のキャラクターの解像度が高い。ゲイとして描かれているのもすごくいい、BLではなくM/Mロマンスなので、BLを求めすぎると期待はずれかもしれない。でもこのね…2人の会話のセンスとか、お互い家族関係で闇を抱えているし、なんだったら何も解決はしないのです。でも、この2人が会話を重ねることが全ての希望につながる。2人が一緒にいることが希望になるようなラスト、大好き。私はハートストッパーのように映像化希望。
非BLという括りですが、出版社の関係?ちゃんとBLですよね。とっても面白くて、ほぼ一気に読み終えました。ですが、これからこの作品を読む方には「翻訳された文章がめちゃ読みにくい」ことを覚悟してかかる必要があることを伝えたいです… この読みにくさでせっかくの作品に挫折する方もいるのではないかという心配をするぐらいのレベルです…
いやね、わかります。原文がこんな感じなんだろうって。一人称のルークの皮肉混じりの凝った言い回しの混乱した感情を日本語にするのは難しいだろうな、と。しかし、所々直訳過ぎな文も見受けられ、もうちょっと「意訳」をしてくれていいのに、と思ってしまいました。この読みにくさで本業の方とは信じらry…
ストーリーはBL界でお馴染み、恋人の振りをしていくうちに本当にお互い好きになって…というもの。腐女子の考えることは世界共通ですね。
主人公たちがホントめんどくさい!そして展開もめんどくさい!半分のページまで読んでもまだ関係が進まない!
しかし読み進めてルークとオリヴァーを深く知っていくと、二人にめちゃ愛着が沸いてきまして…続編があると知って小躍りするくらい引き込まれました。
作品は素晴らしいので、是非チャレンジ?してみてほしいです!
全781p中約300p位英国ブラックジョークの応酬です
私はイギリス人でもないし
イギリスに住んでいたこともないのでうっすらとした知識しかありませんが
彼の国は言葉の応酬がとにかくすごい国というイメージなのですが
このお話はまさにその嵐と言ったブラックジョークと言葉の応酬がすごいです
その無数の会話の中に彼らの真意
言えないから逆を打つ言葉が乱れ飛ぶんですがその激しい荒波の試練に耐えられるか否かのしれんがとにかく大きい
ただその言葉の分厚い鎧の中の二人の姿が見えてきます
誰だって傷付きたくないし
自分を愛してくれる温かい手を必要としている
でもそれを表に出すのは例えその相手にだろうと容易ではないのです
翻訳物の壁がとにかく分厚い
他社の某作家様の翻訳をしていただいている先生がいかに素晴らしいかしみじみします
が
その翻訳や言葉の壁こそが2人の心のバリケードだと思いグッとグッと(二度言う)我慢できたら我慢してください
素直になれず愚かで
愛を求めたいのに愛などいらないと嘯きながら
自分に愛が相応しくないと思っていた2人の契約の恋が本物になるまでを愛しく思える事でしょう
ただ続編と言われて
え
この応酬もう一回読むかと言われたらちょっと悩むんですけど
と思ったので評価はこちらです
800ページある本なのですが、翻訳がひどすぎて日本語的に理解し辛い箇所が多く、大切な最後の告白のシーンですら
????
何言ってんの???
というありさま。
本の内容は、ブリジットジョーンズの日記のゲイ版という感じで、コメディチックで軽いテンポの話のはずですが
翻訳がひどすぎて、意味が解らないところが散見しすぎてて
内容的にはぼんやりと分かる程度です。
最初から日本語がかなりおかしい所が多くて
読むにも苦痛。
理解するにも苦痛。
せりふ回しで読んでいけるかと思えば、全く何を言っているのかわからない訳ばかり。
本の1/2はぼんやりとしたことしかわからず
最終的には、面白い本なんだろうが、翻訳が悪すぎてついていけない本です。
翻訳本はかなりの数を読んでいますが、ここまで悪訳で意味をなさない言葉が並んでいる本は初めてです。
全くお勧めできません。
へ?なにをいっているの?という箇所が多すぎる。
全然訳として成り立っていないです。
翻訳家は最後のあとがきを永遠と長々しく書いていて
続きが原書では書かれていますなんてありますが
正直言って、翻訳家は交代はあたりまえ。
そして、再翻訳で訂正版ならぬ完全版を出す必要があるとおもいます。
全くひどい本でした。
でもたぶん本の内容は悪くありません。たぶん。
翻訳が悪すぎて、本になっていないのでぼんやりとしかわかりませんが
きっと失敗をしたときに元気をもらったり、こころが軽くなったりすることが書いてあるはず。多分…。
この翻訳はDeepLとGoogle翻訳を使って、意味が解らないところはぼんやりとしたまま放置して見ないふりをしたレベルの翻訳で
ええと、だから何?という意味合いに対してきちんとした翻訳が為されていない散漫な箇所が多すぎるうえ
日本語としてのレベルも低すぎて、とりあえず買って読む本ではありません。
とにかく、翻訳家が全てを台無しにしてしまっているので、悲しい本です。
そのことを肝に銘じて、読むならば読んだらよいと思いますが
覚悟して原書を読むほうがよっぽど良いかもしれません。
こんなにひどい本は初めてです。自分としては全くお勧めできません。
悲しい本です。
イギリスが舞台で、堅物の法廷弁護士×元ロックスターの息子のロマンスです。文庫本なのに…ぶ、ぶ厚い!定規で計ったらピッタリ3センチでした。イギリスの話だからなのか、ジョークとかが回りくどくて少し面倒くさい文章。訳の問題じゃなく原文もそうなんだと思います。話が軌道に乗るまでは読みにくさを感じました。
元ロックスターの息子、ルシアンはロクデナシの父親と元彼のせいで仕事も恋愛も上手くいかず、汚部屋に住んで精神状態も最悪でしたが、ある事情のため、フェイクのボーイフレンドになってもらったオリヴァーのお陰で少しずつ前向きに生きていくようになる様は感動的だし、フェイクがフェイクじゃなくなっていく様は素敵でキュンキュンします。
ルシアンを変えてくれたオリヴァーはかなり堅物の性格とはいえ、誠実なスパダリという感じで魅力的ですが、彼もまたゲイとして生きる上での重い物を抱えていました。彼らの毒親達は最低ですが、素晴らしい友人達に恵まれたのは良かったと思います。
キャラクターの心情描写が丁寧で思わず涙する場面が多々あるし、海外作品はその国在住の方がその国の現在の文化を表現してくれるのが興味深いです。ベッドインしてますがBL的な色っぽい表現は少なくゲイのロマンス小説といった感じです。挿し絵イラストも無し。受け攻めもはっきりとはわかりにくいですが、多分リバだと思います。このカップルの次作も出てるようなので、日本語訳が出たらぜひまた読みたいです。