契約は悪魔の純愛

keiyaku wa akuma no junai

契約は悪魔の純愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
18
評価数
7
平均
3 / 5
神率
14.3%
著者
火崎勇 

作家さんの新作発表
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イラスト
高城リョウ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784199010422

あらすじ

両親を轢き逃げした男は、俺が絶対に捜し出してやる――中学三年生の幼い心に、冷めない怒りと悲しみの炎を宿した律(りつ)。そんな律の前に現れたのは、悪魔だと名乗る美貌の男・黒川(くろかわ)。「お前の炎は誰より美しい」契約すれば何でも望みを叶えてやると誘惑してくる。悪魔の甘い囁きを何度拒絶しても、黒川は側を離れようとしない。そんな関係が続いて10年――ついに犯人の手掛かりを見つけて…!?

表題作契約は悪魔の純愛

律を気に入り契約を迫る悪魔
交通事故で両親を亡くし犯人を捜す会社員

その他の収録作品

  • ジェラシーは悪魔の喜び
  • あとがき

レビュー投稿数1

失われた真実を求めて

今回は悪魔と名乗る謎の男と天涯孤独な会社員お話です。 

両親の葬儀で出会った攻様とよって受様が望みが叶うまでと
攻様を探す人物が現れる続編を収録。

受様は中学2年の時、
祖父母の墓参りにいった帰り道の交通事故により
両親を目の前で亡くします。

停車していた軽自動車に
黒い車が追突して畑へと飛ばしながらも逃亡、
軽自動車はガソリンの引火で炎上したのです。

受様は見た車の事、運転手の事を警察に話しますが
警察から見つかったという連絡はありません。

失意の受様は両親の葬儀で
さらに非日常的な体験をすることになります。
それが今回の攻様との出会いでした。

両親の遺影を見つめていた受様に
攻様は陶酔するような笑みを浮かべて
「美しい」と声を掛けたのです。

攻様は「自分は悪魔だ」と名乗り、
受様が「今まで見たことの無い美しい炎を持っている」
から気になって身に来たと言うのです。

葬儀の場に相応しくない言葉に
受様は怒り心頭で攻様を追い出しますが
葬儀後、攻様は受様の自宅に再び姿を現すのです!!

悪魔名乗る攻様に目をつけられた受様の未来とは!?

雑誌掲載のタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で
受様を気に入った攻様とある人物を探す受様の
人外ファンタジーです♪

タイトルからわかる通り攻様は悪魔なので
彼に気に入られた受様が攻様の誘惑にどう対抗するのか
どうやって2人が恋仲になるのか
という感じなのかなと読み始めたのですが

受様は堅実な性格で攻様の誘惑を拒否し続けるので
どういう意味でも2人の関係はなかなか進みません。

攻様は受様と契約することができるのか
受様は両親を死に追いやった人物を見つけられるのか

受様と両親の死の真相を追うという展開と
攻様との恋愛関係が程よく絡まり合っていて
受様の願いが叶うまで楽しく読ませて頂きました。

火崎先生のあとがきでは
いつも本編後にありそうなエピソードが語られますが
今回ももうちょっと読みたい!! と思ってしまいました。

機会はあればぜひ読ませて欲しいです (^-^)/

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