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おまえが愛しすぎて我慢が出来ない
oinarisama wa naisho no koibito
「八咫鴉さまと幸せ子育て暮らし」のスピンオフという事ですが、こちらの作品だけでも問題なく読めました。
ケモミミと尻尾の稲荷神が攻めということで楽しみにしてましたが、神様らしい特別感も無くて肩透かしにあった感じでした。
稲荷神の光輝が神社の鳥居から出られない理由についての説明がなくて、私は電子で読んだので「あとがき」後のSSにその理由があったので「何じゃこりゃ」って思ってしまいました。これ本編にあればもっと内容が深くなったのではないでしょうか?これ紙で購入した人はどうなっているんですかね。
それはともかく、光輝と恭成が初めて結ばれたシーンも萌えられないんです。光輝が初めてセックスする恭成の身体とか気持ちとかを労わってないように感じてしまいました。そして、恭成の気持ちも二転三転してるように見えてしまって、たぶん作者さまの書き方なんだろうと思います。
このお話には山場も無ければ二人の仲を邪魔する存在が無いので緊迫感もなくて、久しぶりに「やおい」という単語を思いだしてしまいました。
伊郷ルウ先生はお名前は良くお見かけしていたのですが、こちらの作品で初めて読んだんです。
途中から購入したのを後悔してしまいました。
そして「風邪に吹かれて乱れた髪」は風邪では無く「風」の間違いです。