愛の才能

ai no sainou

愛の才能
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×25
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
32
評価数
9
平均
3.6 / 5
神率
0%
著者
火崎勇 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
巴里 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルス
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784778103262

あらすじ

会社が倒産し無職になった八王子冲は友人の代理で通訳の仕事をすることに。
だがいざ仕事先として指定されたホテルに行ってみると、求められていたのは違う言語で、八王子は全く役に立たない。
クライアントである大手デザイン会社社長・玖珂元尚は、内容を知ってしまったからには仕事が終わるまで外部と接触はさせられないと言い出し、八王子はホテルに軟禁され雑用を命じられる。
傲慢で横暴な玖珂に怒りつつも、そばで仕事をしているうちに彼の仕事に対する厳しい姿勢に共感を覚えていく八王子だったが…。
働く男のラブ&アビリティ。


表題作愛の才能

ホテル暮らしのセレブなデザイン会社社長
友人の紹介で代理通訳となる求職中の青年

その他の収録作品

  • 恋人の才能
  • あとがき

レビュー投稿数3

お仕事っぽい

好きな作家さん。やっぱり読んでもいいなあと。

トラブルで会社が倒産し、失業中の八王子。腹痛の友人から突然仕事を依頼され、ホテルのスイートに行ってみると、傲岸社長が、という始まり。
会社の人間以外に仕事を振らないだろう、というツッコミはなしで、腹痛って、とまずクスクスしてしまう。

結局仕事内容はフランス語の通訳で、英語しかできない八王子は役立たずなのだが、企業秘密人間関わるからとホテルに軟禁されてしまう。

少しずつ仕事に真摯な社長、玖珂に惹かれる八王子。1箇所久我になってたりと誤植が目立つのが残念。

結局、玖珂の役に立たず、雇用されないまま帰宅するのだが、対抗勢力にイベントを邪魔されてピンチの玖珂を、元イベントプランナーの八王子が救い、本職で採用、妻の座にも“採用”されて、めでたしめでたしの安心エンドでした。

これでもプロですから、といいところを見せた八王子に、お仕事もの好きなので拍手でした。

0

実は、すごい受け

無能に見えた受けが実は……と、本領発揮して大活躍するのが爽快です。
お仕事を頑張る受け攻めが好きな方にオススメです。

デザイン会社社長・玖珂元尚 傲慢攻め×無職で通訳代理・八王子沖 真面目ポジティブ受け
会社が倒産して求職中の八王子に、友人の角田からピンチヒッターで通訳の仕事を頼まれる。
ホテルに出向くとフランス語の通訳で、英語が出来る位の八王子では役に立てなかった。
社外秘の書類を見てしまったので、ホテルに軟禁されることになってしまう。
角田の会社の契約を切られない為に、自分がなんでも仕事をするから雇って欲しいと提案をして。

玖珂は傲慢で、無能そうな八王子を初めは侮っているのですが、徐々に受けのポジティブさを認めていく所がよかったです。
受けもフランス語が出来なくて、役に立てない自分を悲観するのではなく、与えられた環境の中でベストを尽くします。
友人思いで真面目な性格のいい受けで、仕事を頑張る受けの描写がとてもよかったです。
八王子に惚れてからは、懐いている秘書にまで攻めが嫉妬している姿が可愛かったです。
前編もよかったですが、後編の恋人の才能が更によかったです!
実力がなく玖珂のごり押しで入ったかに見えて、実はすごい奴という八王子の姿に溜飲が下がります。
能力がある受けが好きなので、この話がすごくツボでした。

エロ:★3 普通
総合:★5 巻き返しの爽快感がたまりませんでした。

0

主人公の本気出したところは最高に盛り上がりました

求職中の主人公に突然のヘルプからはじまりました。
最初は「使えない」人物であった主人公が、ひょんなことから「実はかなり有能」なポジションになります。

前半、役にたっていないことは無いけれど、力にはなれていない主人公が自分の「無力」に少し気分が沈んでいます。そんなときうっかり社長の秘密を知ってしまい・・・

後半、本来の実力を発揮することができたものの、社長の周りには敵が多く、それに巻き込まれていく主人公。

ピンチをチャンスに摩り替える主人公がとにかくかっこよく、鳥肌ものです。
もちろんそのあと主人公に迫るピンチを社長が助けたり、萌え要素は満載だと思います。

一度読んで、もう一度読みたくなる作品でした。

1

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