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oresama toraou to mofutto kosodate
わかってた。うん、わかってて読んだ。
絵本だと思って読んだのよ。
お話の中にどこにも萌えが見つからないの。
前巻でもそうなんですけど、セオって王子様ですのに誘拐されすぎなんですけど?
セキュリティが酷い話。
2巻とも同じ隣国の人に拐われるってどうなの?それこそ戦争起きますよ?
ディランさん?あんた自分の子供が拐われたのに、びっくりするほど寛大でびっくりしかしないんですけど?
ま、そういうところにファンタジーを感じられない私にはため息ものでした。ごめんなさい。
みずかね先生の絵をもってしても、ちょっと無理でした。
すみません。辛口です。
前作の続きです。
前作を読んでいないと分からないところが多いと思いますので今作から読むことはおすすめしません。
前作を読んだ上で今作を読んだ方が良いです。
今回は前回明李にベッタリだったセオくんの成長記録という感じですね。
相変わらずセオくんは天使です。
ただね王族の第一王子が市井の保育所に通うのはどうかと思いました……
しかも明李はまるで子供のエキスパートの様な感じになっているのですが国が違えば子供に対する接し方は違ってくるというのが当たり前なのに明李だから許されるという感じになってるのに首を傾げてしまいました。
隣国の王子とかルーイの弟とか出すぐらいならもっと前作からディランと明李の関係がどんな風に深まっているのかを書いて欲しかった。
王族であるディランと一般市民のしかも外国人の男である明李を良く思ってない人達からの嫌がらせや明李を無理矢理帰国させようとする展開を待っていたのに全くなく期待はずれでした。
しかもまたセオが誘拐されるという展開……前作でもその展開読みましたとガッカリ…
前作はセオくんの可愛さと明李とのほのぼのなやり取りを微笑ましく読んでいられましたがもうその展開はお腹いっぱいですと言いたくなるほど前作と類似している展開ばかり…
懐かない隣国王子に子供らしさを取り戻したいとか……それは隣国でやってくれ…。
しかも今回はセオが自立し始めてセオを挟んで隣国王子とルーイの弟が張り合うという話が丁寧に描かれていて…いやそれじゃないと何度も思いました。
ディランと明李が二人で苦難を乗り越えてその上で本当に想い合いそこにセオが加わるといった本当に三人が家族になる過程が読みたかったんですよね……
セオがモテる匂わせとか要らなかった…
明李自身がもっと頑張らないと明李を応援する気にもなれない。
結局大きくなったときにセオくんがモテモテの可愛子ちゃんになるのかなー。個人的にはそうじゃなかったなーというのしかなかったです。
個人的には前作だけで良かったなと思ったし前作で止めておけば良かったと思ってしまいました。