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ブランニュー・スクールライフ、ひとまずここでおしまい。
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最近BLというジャンルを知り、あっという間に腐女子見習いになりました。
月村奎先生の作品に惹かれ、秋霖高校第二寮シリーズを読みました。
えっ?!何これ?奥ちゃんよく我慢してるね?!波多野さん、もう少し優しくしてあげてよ!って私が思ったのは1巻の前半だけ。
寮生の双子の会話や行動に大爆笑し(特に砂糖水)、先生の先生らしからぬ言動に目を見張り、奥ちゃんのクラスメイト達の友情に目を細めたり。
主人公の奥ちゃんは世話焼きオカン体質が染み付いていて、愚痴を言いつつ寮の雑用やら何やらをこなしてる頑張り屋さん。
奥ちゃんと同室の波多野先輩は人気作家でもあり、私設秘書よろしく奥ちゃんをパシリに使う日々。
この2人、いつになったら気持ちを確かめ合うの~?と思うのですが、読んでいて気付きました。これは奥ちゃんの壮大なる成長物語なんです。誤解を恐れずに言わせてもらえば、この作品はBL界のハリーポッターです!(あ!双子もいるしね)
奥ちゃんは友人や寮の変わりモンの仲間達や先生、実の兄に囲まれ色々な事に気付き柔軟に成長していくのです。なので色恋だけでなく高校生(大学生じゃないところがこの作品の醍醐味だと思います)の成長を見守る物語りという点でもめちゃくちゃ面白い!
波多野先輩のぶっきらぼうなのに、そこかしこに奥ちゃんへの想いが溢れてる(奥ちゃん気付いて~)のもめちゃくちゃ良い!なんたって奥ちゃんの実の兄にまで嫉妬しちゃうんだから。
これからリターンズを読みます。楽しみだ~
1巻は糖度ゼロに近く、2巻はキスはするものの告白のようなものはしない。
相変わらず大きな事件の起きない短編集なので、安心感はありますが、このままだと聡が不憫すぎるので、次はもう少し糖度が上がればよいな~と思って読んだ3巻目。
「つきのひかり」では、むしろ糖度下がってるんじゃないか??という波多野の態度にもやもやしました。聡に内緒で遅くまで帰らない日が何日も続いたり…とか。
というか、ここまで読んでおいてなんですが、私の中で「八方美人でイケメンな波多野」と「聡に対して人格破綻とまでいえそうな位横暴な波多野」と「施設の子供の面倒を見る波多野」という人格付けがまとまっておらず、そもそも言葉足らずなキャラクターなので波多野というキャラクターが理解できてない気がした。
そんな消化不良な前半でしたが、後半の「師走なら手をたたこう」で波多野の告白らしきものを聞けて何となく収束したかなあという感じです。
もともとが甘くない作品だっただけにこのくらいの糖度ですごく暖かく嬉しくなった。
後半の後半で一気に糖度が上がって、作品としてはよかったです。
こんな可愛い告白の仕方が波多野ってキャラなんだなあ。
(当たり前だけど)読んでいる私より聡というキャラをしっかり見てる。
それと、晃兄と美望の告白シーンも感動させられました。
続編はまだ読んでないけど、この2人も幸せになっていればいいなあ。
この巻も相変わらず笑わせてもらいました。
おまけに、波多野さんが聡に内心デレデレ(のはず...)で、ニヤニヤも
させて頂きました。
乱暴粗暴横暴の3B男は着々とツンデレに変わりつつあります♪
「俺のだ」「自分のモノ」発言に、とどめは「聡」と名前で呼んでる!
や~ん、ラブラブ!!
望!最後でグッジョブしてくれたねぇ~
おかげで波多野さんの心の声をイヤっていうほど聞けたよ~!
そんなに聡にベタボレだったのね、って感じでキュン!
ちゃんと愛されてるじゃん、聡さんよぅ!
またしても、「どうなってもいいモード」のスイッチは何度か入りつつ、
毎回邪魔が入ってきて、一体何度焦らしプレイで泣かされるんでしょう!?
波多野さんの描いた文芸部の会誌では、しっかり聡とやっちゃってる
みたいなんですけどね~
それ、読ませて下さい、月村先生!!
あと、波多野さんのヒザ上にちょこんと聡が乗ってるイラスト
めちゃかわいいなぁ~★
「愛は愛より出でて、愛より青し」
またまた、石田先生と望先輩の話ですが、やっぱりこの2人の話
好きなんで、もっとページ数多くとって欲しいです。
素直になれない望と、大きな愛で包み込む石田先生とのカップルは
ラブラブでキュンキュンです!
いいところで邪魔が入るのはお約束です。
「つきのひかり」文化祭イベント
波多野さんが夜な夜な外出する、その行き先は……?
「師走なら手をたたこう♪」聡のお兄ちゃんが二歳児を抱えてやってきた!?
普段の家事に加えて、子育てまで?!お母さんは偉大です。
「愛は愛より出でて、愛より青し。」望と石田先生のお話。師走なら~のスピンオフ。
波多野さんの生い立ちが少し明らかに。
それから3巻目にしてようやく告白っぽいものが。