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前作で全く足りなかった甘々な幸福感がこちらにはぎっしり!! なのに涙がどんどん溢れ出す。 今回はソード以外の角の折れた鬼も登場ですが、やはりあさぎのように自分を恐れず近づいてくれる者はいない。 なのであさぎを欲する気持ちが奪うような行動に出てしまうのも仕方のないこと。 やはりそこは2人の力で世界を変えていって欲しいですね。 そうすれば角の折れた他の鬼たちにも相手ができ狂わなくてすむし、同じ意味での仲間が増えるよね。
「恋獄の獣に愛されて」の続編。辛いことが多かった前作からすると、普通のBLファンタジーになっているという感じです。だから余計に2冊合わせてひとまとめの物語だなと思います。
前作で異世界に堕ちて一度現世に戻り、次は自分の意思で再び異世界の行った主人公・あさぎですが、その際、【異世界で役立ちそうなもの】を色々と用意するというシーンがありました。そこがなんとなく「エルマーとりゅう」めいていてちょっとクスリ。なかなか細かく用意しているものだから、「メガネは?メガネは大丈夫なの? 近眼さんはきっと度が進むけど大丈夫なの?」とかどうでもいい心配をしてしまったり…。そこは「大自然の中で生活するわけだから、きっと視力は回復するんだよ!」と納得することにしましたが(ホント、どうでもいいですね…)
愛の交わし方、セックスとは?を二人で試行錯誤していく様子などは楽しめました。
この後、この世界に「特異なふたり」「あさぎが持ち込んだオーパーツ的な品々」が存在することによって何かが変わっていく前触れのようなエピソードまであると「ファンタジー」としてはもっとよかったかなぁ…と個人的には思いました。
『恋獄の獣に愛されて』の続編で、その続きからのストーリーです。
異世界に戻ったあさぎとソードの
或る意味新婚生活のようなノリで、あま~~いお話です。
2人で温泉を探したり、家を作ろうとしたり、旅に出たりします。
旅では、ソード以外の「角の折れた鬼」が登場します。
鬼は角が折れることで知能を持つのですが、
知能を持つことで、自分の醜さや周りに受け入れられない鬼の
存在であると気づくようになり、そのことが孤独感を生みます。
ソードはあさぎという存在がありますが、
ソード以外の鬼には、そんな受け入れてくれる存在は
現れないんだろうな。と思うと、
やはり、どこか不憫で、救いがないように感じました。
前作を読んでいて、後日談好きな方には楽しめるのではないでしょうか。
ただ、やはり、イラストがあまり好みではありませんでした。
一冊目が好きになれなかったのに、どうして続編を読んでしまったのか、そのあたりで負けた感いっぱいなんですが、吉田さんは嫌いではないのです。
ただ、一冊目よりは、こっちのほうがマシかも。
いかにもBLらしいノリだったからかもしれません。
BLって、どんな犯罪やバカをやっても、愛があれば許されてしまう、なんちゃってワールドだから。
キワモノ&ゲテモノスキーには向いていると思います。
『恋獄の獣に愛されて』の続編で、2巻です。
異世界トリップ物で、現代っ子な受けが攻めのいる世界に旅立つという所です。
中々ない設定で読み応えがある本なのですが、閉塞感が個人的に苦手でした。ソードとあさぎの2人にしか、救いがない世界観だからです。
あさぎは家族に内緒で準備をととのえて、愛するソードがいる異世界へ。
異世界は過酷だが、あさぎが用意してきた作物を植えたり、洞窟を快適にととのえたりして、ちょっとした新婚さん状態に。
二人っきりの世界で、愛を深めていく。
攻めのソードがすれてないので、二人で頑張ってHをするみたいな感じが余計にエロエロしかったです。
この世界にはソードと同じような存在の青鬼がいて、彼にはあさぎのような愛しい存在はいない。
捨ててきた弟と妹とは偶然に歪みで会えたけれども、あさぎが幸せだと言っても、ずっと引きずって生きていくと思う。
ソードとあさぎはいいけれども、他の者には救いがなく厳しい。
自分達だけ幸せなら、それでいいの?と思わずにいられなくて、お互いしか見えない愛に浸りきれなかったです。
エロ:★4 互いを激しく求め合う感じが、実にエロいです。
総合:★3 異世界で無茶を言っているとは思いますが、他者の存在あっての2人ならもっと好きだったかもしれません。