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sogekishu mutou keigo no karei na ryugi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
雑誌で少しずつ書かれていたスナイパー武藤さん。書き下ろしを加えて一冊にまとまりました\(^o^)/ 雑誌の時からすっごく好きなキャラだったので、めっちゃくちゃ嬉しいです。さらっと乾いた風のようにどこまでも捕らわれない感じの方で、お話もむちゃんこ好き。そしてこの表紙。ほわあぁぁぁぁぁと溜息しか出ない素晴らしい表紙、個人的には今年の№1表紙間違いなしです。情熱シリーズ「艶乱」でちょろっと出たのでスピンオフなのですが、単独でも読めると思います。なかなか自由な方なので攻め受け固定がいいという方は少しご注意ください。雑誌掲載されたお話4作+書き下ろし1作+あとがき。5作ともつながってます!
「艶乱」でヤクザ東原さんを狙撃した後、休暇でプーケットに来た武藤さん。そこで超美人さんにすられた財布を取り返してもらえて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
サーイの彼氏、アレックス(テキサスで武藤さんの牧場を管理している忠犬)、武藤さんが狙撃する方々や武藤さんの仕事仲間少々。アレックスも気になるなあ。サーイはコワい。背景がコワい。
++めっちゃ好きなところ
女々しさが一切ない!超ドライ、超クール。そして狙撃に関しては超一流。詳しくはないのですがミリタリーもの(除く血肉、肉弾戦)、「狙撃」という静謐な世界がたまらなく好きなんです。
基本的に無条件に人を信じることは少ないと思うのですが、クレトに対しては少し違う心持のようで、多分彼になら寝首をかかれても「ふふっ」って笑って事切れそう・・そんな二人の関係性もめっちゃ好きです。クレトが寡黙!なのも最上級に良し!
長い間雑誌で追いかけてきて「好き!」がかなり醸成されているので、冷静なジャッジじゃないと思いますし、万人受けするお話ではないだろうなとも思うのですが、「狙撃手」というワードに惹かれた方、是非是非!遠野先生ワールドへお越しを。
雑誌では武藤とサーイの2つのお話しか読んでいなかったので、久禮の存在を初めて知りました。
もうめちゃくちゃカッコいいですね。武藤より好きになりました。
そして武藤と久禮の関係がとても素敵でした。
まだ2人の関係には名前はありませんが、お互いに情がある事は見て取れました。
雑誌連載分も良いですが、なんと言っても書き下ろしが最高に面白かったです。2人の多くを語らずとも息のあった敵との闘い方に、夢中になって読みました。
キオッジャでの束の間の逃避行も素敵でした。口絵になった桟橋のキスシーンにギャーとなりました。萌えまくりです。円陣先生のイラストも最高でした。
極め付けはテキサスまで久禮が追いかけて来た事です。今は2人の間に何の約束も無いですが、これから関係が変わって行く事を願って続巻を期待します。
テキサスで武藤の牧場の管理人であるアレックスがFBIらしいですが、果たして武藤の正体を知っているのかとても気になりました。
そして武藤を利用するために久禮の存在を売ったサーイが、今回どう2人に関わって来るのかも気になります。
あとがき後のショートでは情熱シリーズの執行の事務所に行って、佳人とニアミスまでしていました。情熱シリーズが大好きなので、読みながらニヤニヤしてしまいました。
取り敢えず遠野先生の「砂楼の花嫁と狙撃手武藤の2冊セット番外編同人誌」の、4月発刊の武藤編を楽しみに待ちたいと思います。
この作品はスピンオフで、本編の東原の事件時に「失敗した」狙撃手の話です。
そして武藤は受けにも攻めにもなる!
なので苦手な方はご注意を。
自由気ままな武藤が仕事(狙撃手)を離れたバカンスのときのお話となっています。ふぇもまぁ、なんだかんだで巻き込まれるんですけど。
個人的には武藤が受けの久禮とのCPがお気に入りです。サーイとは厳密にはCPとは言わないかも。
愛想のない久禮が良いんですよねぇ。そして人に執着したりせず、孤高の人のはずの武藤が久禮にはなんらかしらの感情を持っているように見えますしね。
円陣闇丸さんのイラストがとても良くて、久禮との絡みシーンははぁ〜ってなりました。
書き下ろしには佳人とのニアミスシーンがあったり!
この先、本編の東原や執行にまた絡んでほしいなぁ。
きっと彼らにはそういう(抗争とか暗殺とか)場面が出てくるだろうし。
武藤でもう一冊くらいは出てきそうな気がしますね。