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hontou wa koi no hajimari
今回はデザイナー兼副社長と新入社員のお話です。
憧れの先輩と付き合っているはずの攻様から
アプローチされ続けた受様が攻様の想いを受けてれるまで。
受様は将来デザイナーになりたいと思っていましたが
親が普通大学でないと学費を出さないと言われ
入学した大学でデザイン同好会に入部します。
その同好会はプロのデザイナーについて
批評するような会でしたが
ウェブデザイナーを目指す2学年上の先輩と出会います。
憧れ先輩となった彼は面倒見も良く、
大学卒業と同時に自分の会社を立ち上げた先輩は
「青田買いだ」と受様を彼の会社に誘ってくれるのです。
受様は先輩の下でなら楽しい会社生活が送れると
入社を楽しみにしていましたが
その会社には受様が苦手意識を抱く人がいたのです。
攻様はまるでモデルのような美形ですが、
口も態度も悪くいつも人を馬鹿にしたような態度をとる
デザイン同好会の幽霊部員でした。
先輩とても仲が良かったのですが、
受様は小馬鹿にされ続けていたのです。
ところがある日突然、
攻様は人に親切になり、毒舌も止まったかと思ったら
受様に「好きだ」と告白するようになったのです。
揶揄われているとわかっていてもいい迷惑だったのに
攻様は就職先の副社長かつデザイナーで
受様を自分のアシスタントに指名までするのですよ。
受様の会社生活は前途多難!?
恋人がいるのに受様にアプローチする攻様と
苦手意識を抱えながらも彼のアシスタントとなる
受様の恋物語になります♪
久しぶりの火崎先生のBLでの完全新作で
告知が出た時からとても楽しみにしていました。
攻様からアプローチをされ続ける受様ですが
実はデザイン同好会の部室で偶然、
攻様が先輩から「愛している」と言われ、
攻様もまた先輩に「愛しているさ」と言いあう
会話を耳にしていたのです。
その時、受様は
一旦はその場を離れて頃合いを見て戻ると
攻様だけがいて捕まってしまいますが
その後から攻様の他の人に対する態度が良くなったので
受様は先輩が攻様を変えたのだと思い
一緒に会社を立ち上げてずっと一緒にいるなら
今も関係が続いているのだろうと考えています。
それなのに自分にも「愛している」と不誠実な嘘をつく
攻様が受様は好きになれなかったのです。
受様が憧れる社長と
受様が苦手にしているのに迫ってくる攻様と
2人の恋人同士だと思っている受様という
秘密と誤解の織り成す三角関係もどきなので
コミカル要素が強くなっていくのかしら!?
と思っていたら
攻様に社長以外の女性の影まで見えてきて
迫られている受様は益々攻様を敬遠していくので
攻様の恋は実らなそうなのですが
そこからの逆転劇がすごく面白かったです♪
受様といる事で攻様は変わっていくのですが
受様は攻様の恋人を先輩だと思っているし
攻様も自分の事情を隠し続けるので
攻様の謎というか秘密はなかなか解けません。
それが判ってみると
受様への気持ちに嘘はないとわかるのですが
まさにそれがタイトルに生きてました (^O^)/
次作も楽しみにしています♡
なにかと「愛してる」と後輩の深田にささやくんだけど、まったく本気に捉えてもらえない木曽(攻め)。
まぁ、それも仕方ないというか当然だと思うんですよね。
「愛してる」がなんか超〜軽いというか。
そもそも「愛してる」って意味知ってる?みたいな気持ちにすらなってしまうので。
おまけに、深田はかつて先輩の戸部と木曽が「愛してる」「俺も愛してる」と言い合ってるのをこっそり聞いてしまった過去があるので、二人は実は恋人同士だと思っている。
だからこそ、自分に対する木曽の「愛してる」を信じてはいけないと思っている。
戸部と木曽との関係ってなんなんだろう?という推測と、「愛してる」と言われ続けてもまったく相手にしていなかったはずなのに、木曽の知らない一面を知ってしまって以来、なんだかその言葉を信じたくなってしまう深田の気持ちを中心に描かれていました。
最後で、攻めにキャ〜!!となりました。
なんか不憫というか、、実はお前は俺様攻めではなく不憫攻めだったのね…!と。
大きなお子様だったわ。
欠けていた子供時代をこれから深田とともに埋めていって欲しい。
で、深田が男前に開花してた!!!
男前受けが好きなので、意外な着地点が大変嬉しい。
あとがきで「深田の尻に敷かれる日もそう遠くないのでは?」とあって、受けの尻に敷かれる攻めが大好きなので、後日譚の「ホットケーキ」みたいなお話をいっぱい読みたいなーという気持ちになりました。
ヤヤコシイ、題名が奇妙な作品。
「ホントウ」とは、木曾の出自の真実。
木曾の生い立ちを知って、誤解が解けて、深田との恋が始まる、の意。
大学の二年先輩の木曾と戸部。戸部の会社に入社した深田。
或る日、戸部と木曾の会話を聞いてしまう。「愛している・・養子」の話題、
二人は愛し合っている?
それなのに木曾は、深田に「愛してる」と繰り返すので、深田は困惑。
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●深田大和:
大学のデザイン同好会所属。かわいい系。
卒業後、戸部の『NOT SIX』に入社。
●木曽義人:『NOT SIX』副社長
大学の二年先輩。デザイン同好会の幽霊部員。
美男だけど、口も態度も悪い。交渉下手。
深田に「愛してる」と言い続けて、深田の弁当を欲しがる、家庭愛に飢えた人。
●戸部進也:『NOT SIX』社長。長男的存在。
デザイン同好会の先輩。深田にウエブデザインを紹介。
木曾に「愛している」「姓を変えてやる」と話す・・二人は相愛?。
●石塚:深田と同期入社
●立花:昨年の中途採用。聞こえるように呟く男子。
●木曾の父親:どうしようもない悪、顔だけ男。
父親の登場で、木曾と戸部の秘密が分かり、深田は木曾を理解する。
てっきり三角関係を最後でネタばらしするのかと思ってた〜。
大半はほぼ三人しか出てきません。
大学の2年先輩の戸部と木曾と主人公深田。
戸部と木曾は恋人同士のはずなのに、深田は木曾から愛してると言われて…。
木曾に対して何言ってんだ!と深田が相手にしなかった数年。ずっと木曾は深田を愛してると言い続けてきたのに!
途中からは木曾が愛しくなってきました。
本当のことしか言ってなかったんですね!
さびしんぼうで子供で家庭料理を喜んで、何もない部屋でマグカップも椅子も買って待ってて(泣)
まさかの相関図で!
そして深田の何気ないやりとりだと思ってた会話で木曾は生き返ったんですね。
もう誤解と思い込みとすれ違いのオンパレードです。
戸部の態度が三角関係を読者に忘れさせないような絶妙な加減でした。深田と木曾を二人きりになるべくさせなかったり、無自覚で親密そうにしたり。
木曾、あんなに愛してるとか言ってたのに何にも用意してなかったなんて…。そこも木曾らしくてイイ!