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タイン目線になっている地の文だからこそ面白いです。
先に漫画を読んで、小説があることを知ったので小説で一巻からすべて読了しました。個人的には、漫画を先に読むことをお勧めします。ただ、小説の方が断然内容も詰まっていて面白さ爆発なので、漫画をあらすじ的な感じにとらえてみると、より小説を楽しめます。(小説はキャラの見た目を少し想像しにくいので、、)
一見コメディ的な感じに見えるんですが、ちゃんとラブもしていてラブコメ寄りの作品かなと思いました。タイン目線の地の文は本当に面白いです。
リアル腐友が「今一番はまっているドラマ!」と申しておりまして、好奇心がかき立てられました。本来なら動画を観れば良い訳なのですけれども、最近の私は絵や動画にえり好みが強すぎるのです(多分、老化現象なんだと思う)。ノベライズされたと聞いて購入しました。
読み始めて思ったのは「うーん……ファンブック……」という感想。
ドラマを観た人ならすんなり解ると思うのですが、観ていない私はどうも場面に入り込みづらいんです。
正直に言っちゃえば、文章のリズムがギクシャクしていて気が散るんですよ。
何が書いてあるかより、そっちの方が気になっちゃう感じ。
これ、翻訳前もこんな感じのリズムなんですかね?
それとも訳者の癖でしょうか?
そして書かれているこれ、若者言葉なんですか?
ひっじょーに田舎臭い感じがするんですけれど……
出版社あらすじにある様に、女の子が大好きでそこそこモテるタインくんが、大学で一番のイケメン(アイドルと言っても良いくらい)で、絵に描いた様なツンデレのサラワットにドキドキ・キュンキュンされまくっちゃうお話なので、所々に大きな『萌え爆弾』とか『萌え地雷』が隠されています。
それの破壊力は抜群なのですよ、実に。
萌え転げましたもの。
ただ、前述の様に、そこに辿り着くまでが何とも言えない凄さなんですよね。
「日本の商業BLという、実に読みやすい文章に慣れてしまっているのね、自分」と思いました。うん、新しい発見だった。
さらに驚いたのは、この長い一冊を読み終える頃には、この不思議な、ちょっと違和感を感じるリズムの文章が「なんか癖になっちゃった」ということなのです。
思い起こしてみれば、私がBL小説好きになったきっかけを作った『1990年代に活躍して2000年代の中頃に断筆した作家さん』の某シリーズも、乱調リズムが癖になったんだよなぁ……わざとか?わざとなのか?
大好きなドラマ作品だから
そりゃ原作も読みたくなるよね
ましてや ドラマではHシーンがなかったので 原作を確かめなくてはいられない気持ちで読み始め、、
惜しいことに 日本語の訳がいまひとつって感じで(´・-・`)
昔 超訳ってあったなぁって思い出し
訳してから小説を建て直す2段階的なね
そうしてたら もう少しはいりやすいかも。
それでも やっぱり読まずにはいられない面白さがあります。下巻はまただけど楽しみです