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初めてだ。 こんなみっともない恋
hadakeru kaibutsu
原作既読
原作もボリュームたっぷりですが、こちらの上巻には最初同人誌で発売されて、後に特捜版の小冊子としてついてきた薊も収録されています。
錆びた夜->恋愛ルビ->はだける怪物で読んでいくと林田さんのことがよくわかるんですが、こちらだけでも十分楽しめます。
林田さんを演じる小野さんと、秀那を演じる佐藤さん。今までもちらほらと林田と秀那の役でご一緒なので相性はばっちりです。
話は割とエロエロだけど、内容的には重めで、今まで軽い付き合いだった二人がちゃんとお互い向き合って、知ろうとする。
秀那はずっとベッドの壁に貼ってある林田さんが弓と笑ってる写真が気になって。
エロいことはたくさんしてるのに本心がわからないもどかしさ。
秀那は明るくて軽い感じだけど、気づいたら林田さんのことめちゃくちゃ好きになってるのに、林田さんは色々抱えているものがあるのに言ってくれない。
そこが付き合ってるのに、好きなのは自分ばかりじゃないかっていう切なさ。秀那の苦悩が辛い。二人がぶつかる場面も痛いんですよね。迫真の演技でしんどい部分がより辛く聞こえます。
もちろん甘ーい場面やいちゃいちゃエロエロなところもあるので、ずっとしんどいわけではないのですが、小野さん受けの演技も色っぽくて普段不愛想な林田さんとのギャップがかわいいです。
チラっと弓と真山も出てくるのも嬉しいところです。
そして、番外編の薊も音声化されていて、こちら本編に更に輪をかけて重くて辛いのですが、どうして林田さんから笑顔がなくなっていって、弓に暴力振るうまでになってしまったかがよくわかるので避けては通れない作品です。
なのですが、音声化されるとブラック企業で働いていた林田さんが怒鳴られたり、理不尽な扱いされるところが聴いててしんどいんですよね。
だんだん明るかった林田さんの心が壊れていく。
この部分だけは聞き返せなさそうです。
下巻の音声化は多分もう少し内容的に明るいはずなので、そちらも楽しみです。
大阪編のデートもおなに電話も可愛くてエロくて可愛くて可愛いのに…かんちゃーーーーん!叫ばずにはいられません。
薊はめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃしんどい…ドクズブラック企業のおじさんの怒号キツイ…聞いてるだけでダメージ大きいのにこれを耐え続けたかんちゃん…声のトーンからも感じさせらる病んでく変化がしんどい。弓の無邪気な声、優しい声が余計にしんどい。このままじゃダメだと弓の手を離せたかんちゃん、本当にエラい!!そのシーンも切なすぎでした。
弓とかんちゃんが仲良くしてる高校時代とかリバってわちゃわちゃしてるのはとっても微笑ましく、秀那に蕩かされるかんちゃんと、弓を攻め立てるかんちゃんと2パターンのかんちゃんを聴けたのはとてつもなく美味しかったんで、その部分はありがたーくリピートしてます。
この作品は佐藤拓也(秀那歩)年下攻め、小野友樹(林田寒之介)リーマン上司受け。小野友樹さんと言えばジョジョ四部の主人公東方仗助を演じてるので、ジョジョファンとしてはシーザー(サトタク)×東方仗助(小野友樹)!もうこのカップリングだけでテンションハイなんですが、実際にCD買って拝聴したところ、林田(小野友樹)のエロさにビックリしました!攻め受けどちらもうまいのはわかってましたが、表現力凄い!その林田のエロさが大好きな秀那もなかなかの変態と思えたけど、まぁ現実の男の変態具合も理解しているつもりなので、十分アリかなと。それでも真剣に林田を支えようと思う秀那の気持ち。世のヤロウ共には見習ってほしいものです。過去に訳あり、トラウマ持ちの林田に振り回される秀那、可愛くもありイケてました!そんな演技もバッチリでした!林田の暗い過去も秀那の明るさ、ポジティブさにかなり消し飛ばされていたのではないでしょうか?