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saiaku nishite saikou no houyou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作と続編「最強にして最愛の戦い」の中編2本が収録されています。
読後の感想としては、ウブな華原(受け・26歳)を大切にするあまり、セフレと遊ぶズルい男・門倉(攻め・31歳)に物申したい気分でいっぱいでした。
再会した時に、大学生の高島とキスをしていたことは良いです。別れていたのですから好きにしろよと思えるのですが。
付き合っていた当時の「好きなのは、特別なのは華原だけだ。華原を大切にしたいから、性的欲求は他の相手と寝てすまして何が悪い」という思考はどうなんだろうかと…。
そんな理屈に流された華原にも、いいの?な表題作だったのですが、続編でその不安が噴出し、華原に疑われることになってざまぁみろと思いました。門倉のライバルに嵌められて浮気のようなことになり、華原に捨てられてすがる場面が出てこないかと期待したのですが、そんな鬼畜な内容じゃなかったです、残念(笑)華原は、門倉の過去のセフレ・森山と対決しますが、華原が泣いて逃げて門倉を翻弄させれば良いのにとちょっと本気で思いました。
あと、再び表題作ですが、華原に逃げられた後、「落ち着いたら連絡をくれ」のメール1本でも送るべきじゃないかとは思いましたよ!。電話はまだしも。それで華原を責めるのはお門違いだと感じました。
細かい部分に不満は残りますが、全体的には擦れ違っていた二人が再会し、華原の友人・北里(「最良にして最後の選択」の主役)の協力を得て、仲直りする話です。ズルい大人を許容できる方にお勧めです(笑)
セレブな大人の男と、ちょっと奥手の純情美人だった大学生が出会い、
大人の彼は、ゆっくりと年下の彼の恋心の成長を待っていたはずが、、、
初めての恋に手酷く破れて、恋などしないと仕事に打ち込んでいた華原は、ある日、友人に連れられていったバーで、かつての恋の相手門倉と再会します。
ゴージャスだけど適度にリアル。
大人の恋の駆け引きと見せて、実は、純情で臆病なすれ違い。
上手くお話を転がしてくれる、経験豊富な友人。
絵に描いたような当て馬キャラ。
そして、それほどくどく描写している訳じゃないのに、事後がすっごく濃厚でグッタリと感じさせるエロ。
難しいのも、痛いのも、悲しいのも読みたくない。
頭をカラッポにして、ただただ甘いラブロマンスに浸りたい。
そんな気分で読みたい、ちょっとしたすれ違いで一度は離れちゃったけど、実は徹頭徹尾、相思相愛の二人のお話。
たまには、こんなのもいいよね。
この本(この作品が掲載された雑誌リンクス)に出会わなければ
B.L小説にはまるのが、もう数年遅かったかも…
とにかく亜樹良さんの挿絵に一目惚れしちゃって
次の日から亜樹良さん挿絵の小説を大人買いしまくりました!(^^;)!
さてさて内容ですが
とにかくお互いの勘違い、すれ違いで過ぎた4年間
(門倉の大人なずるさもあったかもだけど…)
その間もお互いに相手のことが忘れられなくて…
同僚が好きな子を口説く為に華原に偽の恋人役を頼む。
その子が行きつけの店で待っていたら
偶然にも過去に自分を弄んだ(そう勘違いしてた)門倉に遭遇
(実は彼のお店だったという)
門倉の方は華原に自分の気持ちを伝えるのですが
華原の方は信じようとしない…
実は過去に2人が付き合うようになった後も、門倉は他に手を出してる人がいた。
そのうちの一人に待ち伏せされ、門倉との仲を話し始める。
そして初めて2人の夜を迎えようとした時に華原が見つけたものは、大人のオモチャ?!
とにかく初心だった華原にとっては、これだけあれば門倉のことを信用できなくて当然ですよね。
そして門倉は恋愛にたけた大人だっただけって事。
でも門倉も悪いんだよ。
いくら華原のことが大事で一線越えられないからって
他の男で処理してるのがズルイよね。
処理するくらいなら華原に手を出せばよかったんだよ!!
まぁそのこじれた部分も解決してまた2人は恋人同士にvv
大人になったからといって性にに対してまだまだ初心な華原ですからどうなる事やら…
それがこの本の後半で…
やっと門倉と身も心も恋人同士になったけれど、どこかまだ臆病なところがあって
そんな時に出てきたキャラが過去の門倉の遊び相手(待ち伏せしてた彼)
仕事相手と門倉は伝えるのですが、信じていられない。
門倉はまさか華原がその仕事相手が過去の男という事を知らないと思っているので
可愛い嫉妬としか受け止めていないのですが、それがまた華原の気持ちを不安にさせる結果に。
またその過去の男が意味深にチョッカイかけてくるんですよ(コラコラ…)
結局はお互いがまだ相手に対して遠慮な部分があって
自分の気持ちを素直に出せないでいた訳ですが、
この男のおかげで2人とも相手に対しての思いをぶつけられたとうか、
まぁ結果オーライって事でvv
この物語は設定が好きでした。
まだ本当の恋愛を知らなかった頃、バイト先で門倉と知り合い言い寄られ、初めて同姓と付き合った華原。
金持ちでハンサムな門倉には自分以外にも付き合っている相手がいると知りながらも、「華原は特別だ」と言う門倉を信じていた。
だが自分も門倉にとっては他の相手と同じだと思って分かれた華原は、人を信じることが出来ず、真剣な恋愛は出来なくなっていた。
それが偶然門倉と再会し、若い男と抱き合っているところを目撃してしまうが、別れてからもう何年も経っているのに傷ついている自分に気づいてしまう。
華原視点で書かれているので、切なさが一杯でした。
門倉はかなり酷い男です。
愛していると言いながら、華原一人に絞れなかった所はあまり好きになれなかったのですが、これから改心して頂ければ・・・。
華原のために、続けて精進して頂きたいものです。