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flesh&blood
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
夢中になって貪り読んでいる「F&B」、9巻です。
まだまだ中盤にも差し掛かっていないという驚きと喜び…!
いよいよスペイン国王、フェリペ2世と初対面。
そして「やっぱり…」と、予想はしていたものの8巻からこの9巻まで、ジェフリーとの再会ならず…!!
攻め受け、主役2人がこんなにも会えないまま進むシリーズって、
初めてかも。
それなのにこんなにも面白くてワクワクが止まらないなんて、本当にただただ「すごい」という言葉しか出てきません(語彙力…)。
スペイン編、新たな人物がワラワラ出てきて頭大忙しです。
私も松岡先生と同じく、陸軍将校アロンソ・デ・レイバがお気に入り!
その美貌やウィットに富んだ会話ができるところなど、本当にジェフリーに似てる。
海斗が思わず好意を抱いてしまうのも、納得です。
で!!!!
ビセンテ好きの自分、そんな海斗の様子を見て嫉妬するビセンテの姿に、激しく萌えてしまったー…!
弟妹に対する愛、に似たようなものかな?それをもっと強くした感じかな?なんて
思っていたのですが。
その執着、もう、もう、恋の一歩手前だよね!?
いや肉欲は伴ってないから恋とは違うのか…いやでもでも…と、頭の中がスパークしております。(興奮)
狂神父に海に投げ出された時も、そしてこの9巻で病に伏せる将軍?に襲い掛かられた時も、
約束どおり守ってくれたビセンテ。
海斗の口に砂糖漬けオレンジを含ませた後、
べたべたになった指を舐めるシーン、
これ興奮せずにいられる!?と、脳内ジタバタ、萌えに萌えてうああああ!!となりました…//
そしてこのシリーズ、読み進めるごとに思うのは
「もっとちゃんと世界史・日本史を勉強しておけば良かったーー!」ということ。。
高校時代、ぼーっと授業を聞いてただけの自分をはたきたい…
出てくる人物や出来事、ググって調べたりしながら読んでいます。
肖像画が出てくると、一気にその人物の解像度が上がる気がしてしまうのが面白い。
10巻ではさすがに、ジェフリーとの再会は叶うのかな?叶うよね…?
と祈りながら、次巻に行ってこようと思います。
F&Bの九巻です。
前巻は海斗がビセンテの手に落ち、スペインへの航路の途中でした。
その間、嵐で沈没しそうになったり異端審問会出身の神父のイッちゃったぶりが披露されたりいたしまして、なにやらこの後も色々大変そうなのが示唆されておりました。
スペインに上陸したせいか新しい登場人物のオンパレードで、衰えた頭にまたしても新しいカタカナ名前を覚えさせなければならず若干グッタリ…
はやく相関図とか欲しい。
その中でも気になるのはやはり、ファン(ヤン?)とラウルでしょう。
ファンは良い人そうですし、過去を読んで少し安心しましたが、ラウルはどうなのでしょう。
もう少し読み進めないとわからなそうです。
ああ、あとアロンソもね。
彼も好きなタイプだわー、これで少しスペイン編の楽しみができました。
このスペイン編だけでもかなり冊数があるようで、ジェフリー贔屓のわたしには楽しみ激減です(涙
海斗の「ジェフリーはやくきて」という言葉にウンウンと頷いてしまいます。
で、いつくるのよ…
ビセンテに拉致された海斗は、とうとうスペインに上陸。
手強そうなフェリペ二世。「朽ちた十字架」サンタ・クルズ侯爵。
女性的な美貌の神父ラウル。
スペインのアイドル・アロンソ・デ・レイバ。
スペイン側も個性的な人物が揃っていて、かなり魅力的に描かれています。
イングランドチームを応援している私も少し、
スペイン側に気持ちが揺れてしまって、困りました。
そして作者がラテンラヴァー好きということで、
レイバ様の描写にかなり気合が入っているような気がしました(笑)
今回はジェフリーとナイジェルの登場は少しですが。
そのかわりビセンテの魅力が炸裂。
このシリーズはいい男たちが多すぎて。目移りしてしまいますね。
長いシリーズですが、どの巻も面白く、ここまで中弛みしないのは凄い。
ただ今回は、本文の挿絵がないことが残念です。
あの美麗な挿絵も、この作品の魅力でしたから……