彼と彼が好きな人

kare to kare ga suki na hito

彼と彼が好きな人
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神26
  • 萌×242
  • 萌16
  • 中立6
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
17
得点
352
評価数
98
平均
3.7 / 5
神率
26.5%
著者
安西リカ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
陵クミコ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784403524981

あらすじ

親友の神林に片想いしている藤野。
あるとき神林のもうひとりの親友・御堂も神林を好きだと分かり!? 
アンバランス・トライアングル・ラブ♡


表題作彼と彼が好きな人

大学からの友人神林に恋するプログラマー
高校時代から親友神林に恋する会社員

その他の収録作品

  • 結局彼が好きな人
  • あとがき

レビュー投稿数17

最強に仲がいいふたり

設定が面白かった作品でした!
高校からの親友神林を好きな藤野と、大学から神林の事好きで片思いしている御堂。全く接点のなかったふたりが、同じ男を好きになり、恋が破れ…お互いに気になる存在になっていく…という不思議な三角関係の構図!!

両視点でストーリーが進んでいくのでお互いの気持ちが分かりやすく、どちらが勇気を出すのかな〜?とワクワクしながら読み進めました。
そのタイミングの鍵となったのがお互いの想い人であった神林で、素晴らしい状況での告白イベント発生にニヤニヤが止まりませんでした。

無事恋人になったふたり、幸せに過ごすのかな〜と思ったら突然の別れ。
お互い性格も考え方も正反対で遅かれ早かれそうなるのは見えていたのかな…と思います。
最終的には『喧嘩するほど仲がいい…』というラストでしたがカップルとしてはかなり危うい関係なんじゃないかなと思いました。
今後も言い争いは起きそうで心穏やかにいられないので星4とさせて頂きました。

0

嫌いなタイプのあなたが、好き。

や〜〜、深い。読む前に思ってたよりも、ずっとずっと深いお話でした。

読み始めてしばらく、「両片想いって本当最高だね〜」なんてひとりごちながらニヤニヤしててごめんなさい。。って感じです。恥ずかし…

以下、内容に触れながらの感想となります。↓↓


幼馴染で…とか、同僚同士で…とか、いろんな両片想いの形があると思うのですが。
今作がちょっと普通の両片想いと違うのは、同じ”神林”という男に片想いしている者同士、つまるところ恋のライバル同士が恋に落ちるというところなんですね。

表紙を見ても分かる通り、この二人、見た目も性格的にも結構正反対なんですよね。
あっ見た目はどちらも”イケメン”なんですが、タイプの違うイケメン。ありがたや…(合掌

そこそこ男遊びもしていて(←や、でもこれ後にえっ!と驚く事実が明かされ萌えまくりました)、明るくちょっとノリが軽くて、皆に冗談でダメ出しされてキャッキャとできるような愛されキャラ、藤野(受)。

長身で優しげな顔立ち、真面目な堅物で両家の後継ぎである御堂(攻)。

この正反対の二人が、同じ想い人である「神林のいいところ」を言い合っているうちに意気投合し、度々メッセージを交わし頻繁に会うようになりー

と進むお話なのですが。

この作品の真骨頂は、終盤も終盤、二人が徹底的に「合わない」ことを痛感し、別れてから!!!!なのです〜〜〜!

愛情深く、それが行きすぎて束縛のような形になってしまう御堂。
位置情報も含めたスケジュールを共有しよう、と藤野に持ちかけ、全力で拒否されます。

…位置情報か…どんなに好きな人でも、私も藤野同様絶対嫌だな・・・

とか思いながら読み進めていたんですが、御堂が本当に求めているのは「束縛すること」「なんでも把握すること」ではないんですよね。

自分がスイ(藤野)を愛しているのと同じくらいスイ(藤野)から「愛されている」という実感を得ること。美形で明るくてモテるスイが「どこにも行かない」という確証が欲しいんです。

思いが噛み合わず、一度は別れを選ぶ二人ですが。

そこからの展開がね…御堂の予想外の行動がね…なんか、なんか感銘を受けました。
そうだよね、人付き合いってこういうことだよね、と。
考え・行動全てが自分と同じ人なんていないんだから。
自分に合わせろって相手に要求するんじゃなくて、自分を変えてみようと行動すること。相手の気持ちにも寄り添い、理解しようとすること。そこなんですよね…

”めちゃくちゃ合わない”相手というのは、もしかしたら”めちゃくちゃ仲良し” になれる可能性を秘めているのかもしれない。

そんなことを考えさせてくれる、素敵な素敵な作品でした✨

1

---

最初は、藤野視点。その後は御堂視点と交互に展開する、二人の男の片思い。

親友の神林に片想いしている藤野、藤野に神林が紹介した友人・御堂。
神林への片思い歴は、藤野のほうが長い。

神林は、取り立てて美男じゃないけれど性格がとても良いスポーツマン。
ナイスガイの神林は、二人の片思いにちっとも気付かず、アルバイトの女子大生とイイ感じになっている。

いっそ、早く諦めたいと、二人の仲を取り持つ藤野と御堂。
はぁ~・・切ない状況だけど、藤野と御堂が愚痴を言い合える仲になっていてよかった。
それから先の展開が面白い。
御堂に神林以外に好きになる人が出来てしまった。

この物語、コメディ要素多い、楽しめる作品でした。

2

片想い同盟からの…

神林片想い同盟!
長年神林に片想いしてる藤野は一目で見抜いてしまった。神林の大学時代からの友人御堂もまた神林に恋をしていると。

神林を軸にして距離を縮める二人が良かったです。
いかに神林が素晴らしいか、男らしくてナイーブで懐が深くて。藤野は押し倒されたい、御堂は押し倒したいと。

そして二人が仲良くなったころに、なんと神林の職場の女子大生バイトが、神林とくっつきそうだと。
鋭い御堂の気付きに、でもそんな女の子なら上手く行きそうと納得。神林には幸せになってほしいのは二人の総意。

そして神林の危機に駆けつけた二人が背中を押して神林を送り出した後に…。

んー。良かった!御堂は真っすぐで情熱的で頑固で融通がきかないけど、藤野を好きで。
藤野もタバコ吸うし縛られたくないしチャラいけど、御堂を好きで。
藤野は遊んでたとか言ってたのに実はアナルバージンで。興奮した御堂は童貞とは思えない巧みなリードで好きだと伝わってきて…。

神林を世界一良い男だと惚れ込んだ二人がまさかくっつくとは!しかもこんなに早く。
確かに神林とくっつくところは想像出来ないし、一生片想いの覚悟もできてて。
そんな二人がくっつくのは良かったんだけど、ちょっと、えー!な気持ちもありつつ。

でも好きな人とキスをしたりエッチするの初めて同士の二人に良かったね!
御堂の彼氏力の高さよ。藤野愛されて幸せだね!

結局彼が好きな人
ここがねー、辛かったです。
好きなのにケンカばかりで。私は御堂を応援派かな?
初めてのお付き合いで大好きなのに、藤野はフラフラしてて束縛を嫌って。
フラフラしないで御堂を安心させて話をして納得させてあげればいいのに。譲らないんですよね。

好きなのに合わない。これは別れたほうがお互いの為かもって辛いです。

一度は別れるも御堂が頑張るんですよ!私はやっぱり御堂派です。
最後はケンカップルみたいな感じでしたけど。
合わないけどそれ以上に会いたい一緒にいたいからってのは新鮮だったけど、うーん手放しで喜べないかなあ。

合わないって思いながら付き合うのキツくないのかな?
せめて藤野がもっと自分のことを御堂に話してあげればいいのに。

1

「リンゴが売り切れりゃミカンでもいいじゃん」v.s.「ミカンに失礼だ」

同じ男を好きになったもの同士がなぜかくっつちゃう話

片やチャラ系の華やかイケメンで辛い時には誰かの体温が必要(恋する思いは別として時には体も癒されたい)
片や頭の固い王子様系イケメンで愛のない接触は認めない(恋する相手一筋の童貞)

同じ趣味を持つ者同士が出会って気があって盛り上がっていつしか心通わせ好きになる、っていうのがよくあることだから、(男の)趣味が同じで…からのハッピーエンドっていうのもありかもと思わせる展開が面白かったです。

藤野は高校の時から同級生の神林に片思いしています。
ある集まりで神林の大学の同級生が同じく神林に片思いしていることに気がついたことから二人の交流が始まるのです。

好きなところは何があっても生き残れる強さがいいとか喉仏がいいとか重い荷物もってくれたとか、女子の恋話トークみたいで面白い!

お宝画像を交換しあってキャッキャしているイケメン二人っていうシーンを実際見てみたくなりました。

藤野の「くちびるくっついただけはファーストキスにカウントしない、舌入ってないからセーフ」説に笑いました。

思いが通じあってハッピーエンドっと思ったらもう一波乱です。
好き好き大好きな思いを惜しげも無く注ぐ御堂に対して、束縛が鬱陶しいめんどくさいと思ってしまう藤野、
自分の方が相手を思う気持ちが多くて、相手からの思いが足りと不安に思う御堂。
お互い反省して歩み寄って終わるんじゃなくて言いたいこと言って喧嘩しても会いたいし好きだと思うのだからいいんだという結論が珍しくていいなと思いました。

0

何が最強なんだ?

好みじゃないのに好きだから最強?何が?

御堂が狭量とも思えないんですが、私も狭量なのかも?
藤野がいい歳こいてバカみたいに自分勝手すぎるだけなんじゃないか?沸点が低すぎて引く。
ムッとしつつも嫌われないように妥協してる御堂にいちいちつっかかる必要なくないか?ちゃんと話し合えばいいだけじゃないの?藤野のほうがよっぽど狭量だと思うんだけど。

挙句の果てに腹立ち紛れに簡単に別れを切り出すとは、神林を説得してた時に言ってた言葉を反芻して欲しいわ。人には言えるくせにその言動は相手にどう伝わるのか?ぐらい分からない◯カみたいだから、御堂の気持ちがいつまで保つかチキンレースだな。

久々にこんな奴はずっと後悔し続けてろって受けだったわ。そしてカスみたいな男とそれなりに面白おかしく生きていく方が幸せなんじゃないですかね藤野みたいな男。
御堂なら神林級の男と付き合って幸せに添い遂げられるだろうに。

何より好みじゃないのに好きが最強?な訳ないやん。と思ってしまった。

5

恋を続ける為には決意がいるんだと思うの

あれ?レビューの賛否が分かれているのですね。
私は、あほーんと読んで「うっへえ、面白かった」と単純に思ってしまったので、ちょっと吃驚しています。

表題作の面白さは、主人公の2人の恋が『推し』に対する恋愛であることですよね?
2人が恋する相手の名前が『神林』というのも(笑)。
『神』ですよ、『神』。
腐友と推しについてきゃぁきゃあ言って盛り上がって、そのうちにやたら硬い友情が出来上がっているのと変わらない感じで笑っちゃいました。
安西さん、実に解っていらっしゃる。
ドラマチックな『世紀の恋』も良いのですけれど、こんな風に少しずつ近づいて行って、いつの間にか恋になっているというのも素敵だなと思ったんですね。

同時収録の『結局彼が好きな人』は随分好き嫌いが分かれる様で。
ごめんなさい。私は単に「こういうことってあるよなー」と思って読んだんですけれども。
人はみんな違うし、それだけではなくこの2人は多分恋愛に対する熱量も違うんじゃないかと思うんです。
お話を読む分には良いですけれど、束縛されるのって辛いと思うんですね。
そりゃ、恋愛初期には「それだけ想ってくれているんだ」という勘違いも出来るけど、ずっと付き合っていくとなると……ちょっとねぇ。
でも御堂にしても自分抜きで他の友人と楽しめる藤野を「面白くない」と思っちゃうのは仕方がないことだと思うし。思っちゃうんだから。

この2人の共通点って『神林』だけなんですよ。
実は互いを良く解らないまま好きになっちゃった。
2人が距離を詰める過程が私はとても面白いと思ったんです。

クロスバイクの話が出てきます。
御堂の自転車を2人で選び、それも以前から自転車乗りの藤野は御堂にビンディングペダルの話なんかしちゃって、一緒にサイクリングに行こうなんて話をする。
これ、2人が違っていたために新しい経験が広がっていく楽しさですよね。
ガ~ッと盛り上がっていた恋が一定落ち着いた関係になって行くのって、こういった経験の積み重ねからなんじゃなかろうか、と思うのです。一緒に行った楽しいことが積み重なって離れがたくなる。相手に対して「面白くない」と思う部分が沢山あっても「楽しかった」「愛しいと思った」ことの方がもっと沢山なら、その恋は続いて行くし、相手について新しい部分を発見する度に何度でも何度でも繰り返し同じ相手に恋をするんじゃないかと、私は思うんです。

だから大切なのは、とにかく一緒に居ようと決めることだと思うんですね。
『決意』なんですよ、必要なのは。
お話のラストに藤野は御堂に向かってやけくそみたいに素敵な啖呵を切りますが、そう言えたってことはもう、2人の未来は明るいだろうと私には思えるんです。いや、沢山喧嘩はするでしょうけれども。

4

いつか別れそう……という思いを払拭できない…

あらすじから「ライバル同士」のお話だと分かってたので、もっと足の引っ張り合いとかするのかと思いきや……。

二人で「俺、あいつのそういうところ好きなんだよねぇ」「わかる、わかる〜!」みたいなキャイキャイ感がめちゃくちゃ微笑ましかったです。
これって、私が腐友さんと「攻めのあのセリフ、死んだわ。」「わかるー!」「だよねぇ!」「で、あそこがまたたまらんよね」「わかるー!」と盛り上がるのと何も変わりないなと微笑ましくて良かった。

だけど、後半。

藤野の気持ちが手に取るようにわかってしまう私は、傲慢でわがままで自分勝手なんだなぁと改めて思い知ったというか。

御堂が藤野の学生時代の友人名を頭に刻み込むように逐一聞く姿。
そのくせ、せっかくみんなで一緒に飲もうと誘ってくれる藤野にいい顔せず、しきりに二人きりでいたがる様子。

うっわぁ……やだと思ってしまった……。
友達付き合いを制限したがる男にロクなのはいないと思ってるので。

束縛したがる御堂の気持ちや不安は私もわかる。
だけどすごく息苦しい……。

浮気する気なんか全くないのに、逐一不安になられても困るというか、安心させるためにはいったいどこまで付き合えばいいの?と思ってしまうというか。
だって束縛男の要求って、際限なさそう……

お互いが満足できる妥協点は見つからなそうだし、お互い無理して付き合う必要はないと思ってしまう派なので、藤野が「もういいよ」と投げ出す気持ち、めちゃくちゃわかるんです。
御堂は自分なら絶っっ対に付き合えないタイプなだけに。

だけどその後のゲイバー通いを始めた御堂の理由に萌えた!
「自分が変わるしかない」と変わろうとして、それ?というやっぱり変わっているとこ含めて強烈な愛おしさがこみ上げてきて、完全ノックアウトされました。
萌えすぎて息絶えそうになった。
あれなら復縁しちゃうの、わかる。

わかるんだけどさー。
やっぱり無理かなって思ってしまいました……。

お互い相手に求めているものが違いすぎるし、とにかく疲れそうとしか言えない。
お互いの欠点を良しとしてるアバタもエクボのバカップルではなく、「どうしてわかってくれないんだ?」「はぁいちいちめんどくせぇ……」という不協和音が何かと生じやすくてストレスたまりがちだと思うんですよね。
今はケンカップル化してるけど、そのうち喧嘩することすらメンドくさくなりそう……。

そのうちどっちかが限界に達しそうというか、御堂が愛想をつかしてしまうかもしれないなと。

だけど藤野は基本開き直りタイプでそこそこ切り替わりが早いはずなので、振られた藤野よりも別れを告げた御堂のほうがいつまでもダメージ残りそう……。

それにしても後半の藤野は、ほんと自分を見てるかのようだった……
最後の「出張?」「言ってなかったっけ?」「今言ったからいーじゃん」とか、めちゃくちゃ身に覚えがあるんですよね……。
御堂の愛情にあぐらをかいてるとしか思えない開き直った姿に思わず私も反省したんだけど、「先週から今日までに何回会った?」という御堂の質問に思わず、おぅ……細かいな…尋問か?!と自分の非を棚にあげてゲンナリしてしまう自分がいるんですよ…。
だから絶対に藤野も内心ではそう思ってるはず。。

そう考えると、なんだか御堂かわいそうだなー。
「束縛は愛の証♡」とか言ってくれる人とくっつけば、平穏だったのに。
でもあの束縛気質に対しては、器ちっちゃいな!と思ってしまうので、彼にも完全に思い入れしがたいというか。

夢も希望もない感想で申し訳ないです。
だけど、お話そのものは面白かったです。

3

ゔーん

安西先生という事でちょっと期待し過ぎてしまいました。
2人が付き合うまではとても面白かったです。
でも藤野が御堂の束縛に耐えられなくなって来たあたりから、藤野が嫌なヤツに見えてしまってしょうがありませんでした。

御堂を理解してなかった昴が相手が心変わりするかもと想像した事で、漸く御堂の不安を理解出来てました。
それに対して別れてからゲイバーに通ってた御堂は、あくまでも昴と復縁する為に自分を変えようと努力していました。別れてから復縁するまでが短くて、とても駆け足に感じてしまいました。

受けのキャラ設定がそうなのでしょうがないですが、もうちょっと別れてる間の切ない設定があれば良かったかなと思いました。

4

アイドルへの愛を語り合える同士って大事だよね。

高校の頃から同級生の神林に片思いしていた受け様の藤野。
大学の頃から同じく、同級生だった神林に片思いしていた攻め様の御堂。

この2人が、神林を通じて知り合って、神林へ片思い仲間から恋人同士になるまでが、両視点で描かれたストーリー。

私にも大好きなアイドルがいるので、愛を語り合える時間って楽しいし、同士ってとっても大事なので、2人が、神林っていいよなーって語り合って意気投合するの、とってもよく分かる!!

やがて、神林は永遠のアイドルへと昇華していき、お互いに隣で語り合える存在を好きになっていく2人。
約10年も片思いしてたのに!?って思ったりもしたんですけど、初めから諦めるしかない、と思っていた恋心だったんだものね。その気持ちに寄り添ってくれる間柄だったからこそ、だったのかな。

神林が「俺なんか」としり込みしてるのに、「自分がずっと片思いしてた男をなんか呼びするな」と長年の恋心を勢いで告白する場面は、陵先生のイラストの相乗効果もあってか、なんだか微笑ましく見守ってしまいました。
藤野の御堂を前に両手を頬にあててる神林の図ってのが、とってもキュート。

やっと恋人同士になったのに、書き下ろしでは、2人の性格の違いからスレ違いに。
同じ人が好きって事以外、共通点のない2人だもんなぁ。
社交的な藤野に、内向的な御堂。
同じクラスにいても、属するグループが違うであろう2人。
まさか、ホントに別れちゃうなんて…。
貸したストールを返さなくていいって別れるシーンでは御堂の気持ちが切なくて。

ゲイバーで語る、御堂が好きなタイプが、神林まんまなのを、だよなーってにまにまして納得してる藤野に、それでいいの!?って、全くこの2人ときたら、しょーがないなぁって苦笑しかなかったです。

気が合わなくても、それでも好きだし、会いたいし、一緒にいたい、と思える相手でもある訳で。
1度は別れた2人だからこそ、ケンカしても反省して歩み寄ろうと努力したり、気遣いもできていくんだろうなー、と心からのエールを送ります。

3

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