恋愛を進めるにあたって

renai wo susumeru ni atatte

恋愛を進めるにあたって
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
49
評価数
11
平均
4.5 / 5
神率
81.8%
著者
尾上与一 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
小説
サークル
freezia<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
価格
ISBN

あらすじ

キャラ文庫「初恋をやりなおすにあたって」の番外編。

表題作恋愛を進めるにあたって

陶芸職人
生活能力ゼロの若手棋士

その他の収録作品

  • ドキュメント&ポートレイト
  • いってきます
  • 未来へのアルバム
  • 後退王の誕生
  • ライバルが幸せになることを祝福するか否かの考察
  • フラッシュ
  • ずっと恋をしていた

レビュー投稿数4

「初恋をやりなおすにあたって」の同人誌

大好きだった商業誌「初恋をやりなおすにあたって」の同人誌!これ、商業誌本編がお好きだった方にはぜひぜひぜひお読みいただきたいと思う1冊です。通販(コミコミ、アニメイト、フロマージュと先生は呟いておられました)しておられると思うので、見かけられましたら迷うことなくgetしてくださいませ。ああ、先生有難うございます!とガチで思ったので神です。

以下7編+あとがき+おまけ。おまけ以外は二段組。2,4,6が最高です。
読み応え満点、興奮状態で書き連ねております、すいません。

1.ドキュメント&ポートレイト 5P
  本編後日談で遠距離恋愛中の二人のお話。
  敦也の絵付け頑張っている様子とちょっとだけ甘い様子がうかがえるお話です。

2.いってきます 4P
  有吉師匠との出会いのエピソード+プロ棋士としての雪の心構えのお話。
  有吉師匠ほんま好き。ほんで雪、めっちゃカッコいいいいいいいい!!!!!

3.未来へのアルバム 8P
  高校生だった時のテレビデビューの時のお話から始まり、最後は遠距離恋愛中の敦也から
  ラブレターもらうお話。せっちゃん、可愛すぎてたまらん。

4.後退王の誕生 25P
  せっちゃん、タイトル戦に挑むお話。5戦中、2対2で迎えた最終局!!!!!
  検討室と呼ばれる関係者ばっかりの部屋で有吉師匠と見守る敦也。
  すっごい新手を繰りだすせっちゃんにもうドッキドキです!!これ、ほんとに
  本編好きだった方に読んでほしいー!
  そして最後が強烈男前なせっちゃんです。好きすぎるこのキャラ。

5.ライバルが幸せになることを祝福するか否かの考察 13P
  爽真視点のお話で、小学生時代~二人の遠距離恋愛時代まで。
  負けん気全面出しのちび爽真とちび雪がすっごく可愛い。
  爽真もめっちゃええキャラで、ほんま好きです。なんでもスピンオフにすりゃええって
  もんではないとは思うけれども、このキャラにはもう一回会いたいなあ。

6.フラッシュ 9P
  せっちゃん名人タイトル取った後のお話。へろへろなのに、祝賀会もほうりっぱなして
  敦也に連れて行ってと会場の岡山から向かった先は、敦也の母の墓のある佐賀。
  二人してお参りして、せっちゃんが強烈男前になるお話第二弾。
  タイトルは一個にしろっと吠える爽真もめちゃ可愛いです・・・

7.ずっと恋をしていた 7P
  二人のラブラブデート話。にまにまです。

おまけ 2P
  焼き肉店に来た、爽真と雪と敦也の爆笑会話。左ページが将棋用語使用版。右ページが翻訳版。

2019秋のJ GARDENで手にした同人誌の中で最高の1冊の一つです。 

3

最後まで雪の思い通りになりますように

本編が好きだった方は迷わず読んでいただきたい、心が熱くなる二人のその後。

長い孤独と罪悪感と片思いを、身を削るような努力の末終わらせて、初恋の敦也くんと恋人になったせっちゃんが、花開くように可愛く凛々しくかっこ良くなっています!

敦也くんも迷いから抜け出し、尾上先生キャラ史上最高とも言える彼氏力を遺憾なく発揮!
爽真じゃないけど「そんな嫁なら俺もほしいわ!」
いや、嫁じゃなくてスパダリです。甘んじて嫁の立場を受け入れ、楽しむこの包容力!

対局に向かうせっちゃんに敦也くんが「最後まで雪の思い通りになりますように」と送り出すこの台詞がとても好きです。
互いの世界を踏み越えず、それぞれで全力を尽くし、支え合う。
尾上先生ならではのカップルがここにもいます!

続編読みたいなー!!

3

ファンなら買うべき

「キャラ文庫アンソロジー3 瑠璃」で気になってた作品でしたが、最近になって「初恋をやりなおすにあたって」を読んだ者です。

ちるちるさんでこちらの同人誌の存在を知り、コミコミさんで購入しました。

もう最高でした。二段組の番外編集で読み応え充分でした。

とくに「後退王の誕生」は最高でしたね。絶対にファンなら読むべきです。
敦也と雪の未来を知れて思わずジーンと来てしまいました。

もちろん2人のその後だけでなく、本編幕間も読めるのです。

将棋を詳しくなくても楽しめて最高の作品だと思います。出来ればもっと続きが読みたい作品です。


1

読み応えたっぷりの7編収録

「恋愛を進めるにあたって」の番外編集です。
7本ものお話が収録された読み応えたっぷりの本。読んでよかったです。
本編の補完というには余りある内容となっております。
因みに私は将棋のことはさっぱりですが、それでもとても楽しく読みました。

ほかの方のレビューで詳しく紹介されているので、私は7本のうち特に気に入ったお話について書きたいと思います。

「ライバルが幸せになることを祝福するか否かの考察」
本編では雪の数少ない友達として傍にあり、雪の初恋の話も知っていて、二人が再会してからは恋のアシスト半端なかった、紅屋爽真くんのお話です。
小学3年生のとき、それまで敵無しだった爽真が、こども将棋大会で準決勝で敗退したところから始まります。
優勝するのは当然自分だと思っていたのがまさか準決勝敗退で、しかもこてんぱんに負かされたというだけでも悔しいのに、相手が同学年だということ、小さくて細くて弱々しく控え室でも喘息に苦しみとにかく具合が悪そうだったことなど、何もかもが一層敗北感を煽る材料となるのです。
このときの、爽真の悔しがりっぷりがとても良かった。言うまでも無く相手は灰谷雪なのですが、どれだけ悔しくてどれだけ彼に焦がれたのか、努力して大会で雪に負けてまた努力して、の繰り返し。
まあー気持ちよいくらいでした。爽真は陽キャなのでそれもまた良かった。師匠や先輩に失言をしても笑って許されてしまうのが分かる、いいキャラです。
その後、例の事故を経て、雪が関東から関西所属になるまでのことも、爽真側から見られるのも読み得でしたし、爽真と雪が友人関係になるのも実に微笑ましかったです。
こういう、本編だと本筋からはずれてしまってページが割けないエピソードを、じっくり読めるのが同人誌の醍醐味と思うので、特にこのお話は本編をお好きな方に読んで欲しいと思いました。

ほかのお話も、本編の過去だったり続きだったり、いろいろ満載です。遠距離恋愛になるというところで本編終わってますが、その後も読めます。

<収録作品>
・ドキュメント&ポートレイト
・いってきます
・未来へのアルバム
・後退王の誕生
・ライバルが幸せになることを祝福するか否かの考察
・フラッシュ
・ずっと恋をしていた
・おまけ(焼き肉屋さんにて 他)

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ