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royal secret
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
談話室でよくおすすめされていて、アワードにもランクインしており、ずっと気になっていた作品。やっと読みました!
欧米のBL作品は初めて。試し読みしたらすごく面白くて即購入。そして面白さがずっと失速せず、夢中になって一気に読んでしまいました!素晴らしかったです!
英国皇太子と経済記者という、本来なら全く接点のない二人が、偶然出会って、初めはセフレだったのが、どんどん惹かれあっていく。
でもどちらもいつかは終わる関係と、一線を引こうとする描写が切なかった。
ラストにジェイムスがある決断をして、それによってベンも腹を括りジェイムスに告白するシーン。
まさかベンからあの決定的な台詞(「愛」から始まる6文字♡)が出てくるとは思ってなくて、読んだとたん、ズキューーーン!!と胸打たれました!
そしてその後のベンの長い告白の台詞には、もう感動してしまって、そこから最後まで涙が止まりませんでした…。
過去のトラウマもあって、それまでずっと親密な関係性から逃げようとしていたけど、最後に全てを受け入れて腹を括ったベンが、もう男前すぎて素敵すぎました…。ジェイムスも最後には覚悟を決めて、素晴らしいラストでした!
ジェイムスとその親友であるキャス(女性)の関係性もすごく素敵で、二人の友情にはキュンとさせられました。
濡れ場は思っていたよりも多かったです。描写が一辺倒でなくて良きでした。
小説でリバを読むのは初めてだったのですが、すごくナチュラルにリバなのがリアリティがあって興味深いというか、漫画ではリバはそんなに得意じゃないけど、本作は自然に受け入れられました。
とにかくストーリーが面白くて、最後まで読む手が止まりませんでした。やはり高評価の人気作の小説はハズレがないですね。読んでよかったです!
本作は上巻といった感じで終わりました。続巻の「ロイヤル・フェイバリット」に続くので、そちらも読もうと思います!
原作者のライラ・ペースさんの素晴らしさはもちろんのこと、一瀬麻利さんの翻訳が本当に素晴らしいです。
モノクローム・ロマンス文庫作品でも1,2を争うほど読みやすかったかもしれません。
yocoさんの挿画も「秘密の恋」を描いた作品の世界観にぴったりですし、帯・カバーデザインの雰囲気も品があってとても素敵だなと思ったものの…どなたがデザインを担当されたのかが記載されておらず残念。
物語・翻訳・挿画・デザインと、それぞれが魅力的に組み合わさった1冊でした。
日本語で読めることをうれしく思います。
やや厚みのある作品ですが、読み始めて数ページ目からこれはきっと面白いに違いないぞと思う自分がいたのです。
結果、ページを捲る手が止まらないほどに面白く、地に足のついたロマンスあり、読み応えありの良作でした。
読み終えた今、早く続編が読みたくて仕方がありません。
英国王室という煌びやかで大きな背景がありながら、あくまでもメインは個人に焦点が当てられているのが魅力的でした。心理描写が丁寧で素敵。
実在しない人物だとはわかりつつも、登場人物1人1人の掘り下げと現実的なテーマが上手く織り交ぜられていて、ここではないどこかにいそうな気がしてしまうリアルさを感じてしまうのです。
恋や愛ではない、大人の男性同士の名前のない関係が少しずつ別のものに変化していくわけなのですが、この変化の部分がとても自然で惹きつけられます。
ジェイムスやベンという個人の心情に焦点を当てながらも、2人の距離が近付くに連れて、彼らのバックグラウンドが蜜月めいた週末の逢瀬に非常に良く効いてくる。
苦悩や葛藤の描き方が本当に上手いです。
ただ寄り添い合ったり、たった数日間を同じ部屋で過ごしたり、散歩をしたりと、庶民ならば誰しもが経験したことがあるなんてことはない日常を宝物のように楽しむジェイムスが印象的で、彼が無邪気に喜ぶ度に愛さずにはいられませんでした。
ラストにかけての盛り上がりと読み心地の良さ、多数派がしめる社会の中で生きる少数派について、決して添え物にはならない女性陣のキャラクターなど、好みの要素が詰まった作品でした。
良質な映画を観たような余韻が残ります。
2人の世界にじっくりと浸りながら続編も追いかけたいです。
yoco先生に惹かれて買った作品。
旅と自由を愛する記者のベンは、たまたま仕事の都合で滞在していたケニアのリゾートホテルで出逢った英国の皇太子ジェイムスと恋に落ちる。記者であることがバレて一度は険悪な別れ方をしたふたりだが、偶然にも再会を果たす。
ベンはジェイムスとの関係を楽しむが自由でありたい人なので、あらゆるプライベートが制限される皇太子と本気の恋をするなんてあり得ないと思っていた。だが最終的には手離したくないと思うほどに好きになるという話でした。
物語自体はもちろんフィクション、しかし英国王室の内情などがとても詳しくリアルで、まさに現実の中の非現実という感じで面白くのめり込んで読みました!
私は物語内で交わされるふたりの会話がすべて印象的で好きでした。
こんな素敵なふたりならリバも良いなあと思わずにいられません。
時期国王の皇太子と記者、大人の秘密の恋。
心理描写がすごく綿密で、始めてあった瞬間から惹かれ合う2人。
2人とも仕事に対してはストイックで、過去に手痛い失恋をしていて、立場は違うけど似た者同士なんだなあ、1人の人間なのだと感じました。
人目を忍んで逢瀬を重ね、いけない恋だと分かっていてものめり込んでしまう姿にドキドキしました。
終盤でお互いと国の為に離れようと決意する場面は切なくて苦しかったのですが、2人の仲をカミングアウトする!と決意をする瞬間は心が震えました。
乙女の書く妄想小説のような作品でした、まあその通りなのですけれど。
メインに関してはどうでもいいですがインディゴが可哀相でした、とっとと解放してやって欲しいです。
まあ自分はくそ庶民なのでこんな悩みは無縁なのですが。
まあ妄想もここまできたら大したもんだとは思いますが、表紙のイケメンもモデルがあのマントヒヒなのかと思うと失笑。
細かい設定はどうでもいいのでひたすらセレブ物がよみたい、ひたすら豪奢な家で金と使いまくる登場人物が見たい。
なんならBL版●ーマの休日みたいなシーンも見たいです、という欲張りな貴方にお勧め。
2人の恋の行方に集中して読めます。
でも、恋愛感情だけではない、お互いの立場、家族、仕事それぞれへの思いも丁寧に描かれています。王室ものとして、現代的で現実的。極端に無理な展開はありません。
出会いの場面は、美しく緊張感にあふれています。一目惚れのような展開ですが、短時間にお互いを理解していく心の動きが感じられます。
ドライに見える2人の間で想いが積み重なり溢れていくのを感じさせる描写は、本当に美しい!
終盤は、切なく、ハラハラドキドキしました!
続きの「ロイヤルフェイバリット」まで読んで読み返すと、より感動が深まりました!
不敬を承知で、実存する国の名を使い、
架空の王太子を登場人物に選んだのか、動機に興味が沸いた。
さもありそうな妄想を描く作家だと思う。
著者の勇気を評価して、神。
Lilah Pace
アメリカ南部在住。
もともとニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストに名を連ねる作家だが、そちらとは別に「ライラ・ペース」名義でも作品を発表。
イタリアや英国で暮らしたことがあり、英国の映画俳優たちがお気に入り。
好きな飲み物はダイエットコーラ。
・・と、https://uklitag.com/en/author/lilah-pace/ にあった。
読んでいて何度も涙がこぼれました。
互いに思いやる愛情が、本当に美しく、丁寧に描かれていました。
愛があるからなんでも許せる、受け入れられる、ということではなく、背景にある葛藤、苦悩が掘り下げられているので、奥深い人間性を感じさせてくれます。
非常に骨太な物語でした。
評価の高さから軽い気持ちです読みはじめましたが、素晴らしい本と出会えたと思います。
翻訳なので、日本では見慣れない表現や主語に少し戸惑う部分もありましたが、するすると読み進めることができました。
カップリングについて、ジェイムスが初っ端に攻めていますが、半分強はベンが攻める描写です。
エロの描写はわりとあっさりしていると感じましたが、互いに、命令口調で相手に奉仕させる描写もあり、リバならではでとてもドキドキしました。
原著がネットで話題になってた時に気にはなっていたのですが、訳本が出る頃にはすっかり忘れてました。新書館セールで発見して購入。セールがなかったら出会えてない。新書館さまありがとうございます!
最高でした!!
これぞ神作です!
もう本当に心を揺さぶられました。
涙が出てしょうがなかった。
ジェイムスの気持ちが痛いほどわかって、辛くて辛くて・・・作者さまの力量に脱帽です。
ストーリー運びも、どうなるの?!と読者をぐいぐい引っ張ってくれて心地よい。
私は結構先読みしちゃうタイプなんですが、そんなこと考える暇もなく夢中で読みました。
訳もとても読み易かったです。
挿絵作家さまの繊細な絵も素敵でしたが、ちょっとだけ華奢過ぎかな。自分のイメージだともうちょいマッチョ寄り。
沢山の方に読んでほしい神作品でした。
答えて姐さんで好きなリバ作品を教えてって載せておすすめして貰ったひとつ。
海外BL小説初チャレンジでした。
私は、海外小説に苦手意識があって手を出しづらいなと思ってました。比喩が多い。一文が長くて何が言いたいかわからなくなる。習慣が違うからニュアンスまでがわからない。登場人物が覚えられない。
なんて事がありました。(BL作品ではない小説です。)
それが、すっごく読みやすくて驚きでした。
もちろん、独特の言葉の言い回し(会話の最後に、わかるだろ?って何回も言う)があったり、ルーベって何?おそらくローションの事かな?とか、感覚が違うなって事もある。
それが払拭される位に面白かったです。
私が気に入ったところは、以下の3点
①皇太子ジェイムスと経済記者ベンの視点が交互に描かれているところ。
②2人の関係が立場は全然違うけど、どちらかが卑屈になる事なく対等であり尊重し合っているところ。
③出てくる女性キャラクターに人間味があって主人公ときちんと関わり合いがあるところ。
①は、物語のつくりとして単に好み。A視点、B視点があると、あー、そんな風に思ってたんかとニヤニヤ出来て面白い。なんだかネタバレを自分だけが知ってる気持ちになれるというか。主人公視点だけより面白く感じています。
② ここまで立場が違うと、私が今まで読んだお話だと力関係が歴然とあって強い者と守られる者だったりしてたんですが、この2人はどこまでも対等。
行為自体もリバ。それがとてもナチュラルに感じられて好感が持てました。
③異様に女性キャラクターの性格が悪かったり全く女性が出てこない作品を多く見かけ、悶々としていました。BLなんだから女は不要の考えの読者が多くてそんな傾向なのかもしれないのですが、健全さがない様に思えてしまいます。人口の半分は女でかつ、BL読者のほとんどは女性なのに、女性蔑ろの世界観でいいの?って。
こちらの作品では、ジェイムスの妹のインディゴ、ジェイムスの嘘の婚約者カサンドラ、編集長のフィオナが出てきますが、女性キャラクターの描かれ方が心地よかったです。
主人公達を邪魔する役でもなく、引き立て役でもなく普通に関わり合いのある人物として存在してました。
前半のスリリングな恋の駆け引きと旅先のアバンチュールから急展開の別れ
お互い忘れられず謝りたいと思っていての再会で熱い逢瀬。この辺りで凄く引き込まれました。
中盤2人の他愛無い日常がすごく良い。ゲイクラブごっこ(ラメグリッターでメイク、ピタッとしたデニムをノーパンで履いてカタチをアピールとか、やってる事がゲイゲイしい。ホントにこんな世界なの??とっても気になる)、2人での食事シーン、ベンの部屋にお泊まり、お忍び公園デート、デリバリーの食事。セレブなジェイムスからすると、どれもかけがえの無い出来事。ベンもこんな身も心も心地よい相手は初めて。2人とも過去の恋に痛手を負ってるから、ライトな関係を望んでたはずなのに、心は裏腹。
立場の違いから、好きなのに別れる決心をしてるあたり、切なくて凄く苦しかった。
ラストのベンの決断に涙がうるうるしてしまいました。ロベルトいい仕事してくれた!ありがとよ。
えっ?ここで終わるの?ってトコで終わったので、続きが気になります。
最初に読んだ海外作品がこちらで良かったです。
他の作品にも抵抗なくなりそうです。