純愛ロマンチカ 3

junai romantica

純愛ロマンチカ 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
11
評価数
6
平均
2.5 / 5
神率
16.7%
著者
藤崎都 

作家さんの新作発表
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イラスト
中村春菊 
原作
中村春菊 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
純情ロマンチカ
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784044455200

あらすじ

「―や、秋彦さん…ま…また、するの…?」超有名小説家の藤堂秋彦とラブラブ同棲中の鈴木美咲。
「もうすぐバレンタイン」とワクワクしていた美咲だけど、秋彦を狙うイラストレーター・刈谷の罠にはまり、バレンタイン当日、秋彦とケンカをするハメに。
その上、刈谷の媚薬チョコレートを食べた秋彦が、凶暴化して美咲を襲ってきて…?ハイパーコラボレーション妄想爆裂私小説(嘘)なんとうっかり第三弾。
パーティ編&初詣編&バレンタイン編&描き下ろし漫画を収録。

表題作純愛ロマンチカ 3

作家。幼馴染。
大学生。幼い頃より秋彦を恋い慕う。

同時収録作品プロローグ:中村春菊

BL作家でもある超俺様な有名小説家
兄の友人の攻様と同居する料理上手な大学生

その他の収録作品

  • パーティ編
  • 初詣編
  • バレンタイン編
  • エピローグ:中村春菊

レビュー投稿数5

うーん…

小説家:藤堂秋彦×高校生:鈴木美咲です。
「純情ロマンチカ」に登場する、宇佐美秋彦(ウサギさん)が趣味と実益を兼ねて執筆した、小説の第三弾です。

「純情ロマンチカ」は既読でレビュー済です。本編を読まないと、あとがき漫画がわからないと思うので読んだ方がいいと思います。

最新刊まで読んでいますが、20巻あたりで完全に情で読んでいるので、レビューをしていないのもあり、原点回帰として読みました。

1巻目は面白かったのですが、2巻目同様、つまらなくなりました。(すみません)

パーティ編
何というか、美咲がアホすぎて…。ウサギさんが趣味と実益を兼ねて執筆したという設定だから、ウサギさんは美咲のことをアホだと思ってる?
部外者の分際で秋彦のパーティに行く神経がわかんないです。編集長に「一緒においで」は社交辞令に決まってるのに…。それで刈谷と揉めてるし…

初詣編
いや、別に元旦にこだわらなくても、正月は3日あるんだから1日くらい我慢しろよ。としか…。
そもそも、実家に戻る話になって、秋彦と離れたくないという理由で戻らないことにしたんだから…。

バレンタイン編
よくある媚薬の話でした。
刈谷が秋彦に渡したチョコを食べたら媚薬入りで美咲が頑張って秋彦の相手をする…という話でした。
美咲が女々しくてイライラしました。

もう少し現実感を出してほしいな…と。いや、ウサギさんの妄想小説だから良いと言えば良いんですけど、読者を置いて行ってる感じがしまして…。
とにかく、美咲は女々しいし、刈谷は図々しくて鬱陶しいので全く萌えることができませんでした。(ごめんなさい)

0

ただひたすらいちゃいちゃ……

 この本は、漫画の「純情ロマンチカ」のウサギさんが妄想で書いた美咲を題材にしたBL小説です……という前提のお話。
 ということで、とにかく甘いです。
 ええ、もうそれはそれはゲロ甘です。
 一般庶民にはついていけないくらい甘いので、少々眩暈がするレベルです。食傷気味……。

 今回は、小説中のウサギである秋彦が、とある大きな賞を受賞してそのパーティー会場での話。
 秋彦は最後まで美咲をパーティーに連れてくることにあまりいい顔をしなかったけれど、結局、美咲の希望を優先して連れていく事に。
 しかし、案の定美咲は、会場内のあっちこっちから声をかけられるも、主役である秋彦の回りにはたくさんの人で溢れていて、なかなか美咲を助ける事ができない。
 なんとか自分で、ホールの外に逃げ出した美咲だったけれど、そこに秋彦の小説の挿絵を担当していて、秋彦のことを想っている刈谷が現れて、腹いせで美咲が襲いかかられる。
 間一髪のところを秋彦に救われてめでたしめでたしな話。

 それから次はクリスマスからお正月ネタ。
 転勤になっていた美咲の両親が帰ってきていて、クリスマスを秋彦も連れて一緒に過ごしたはいいけれど、当然のように「お正月も一緒に過ごすわよね?」と聞かれて、うまい言い訳も見つけられない美咲は、結局、お正月は実家に帰る事になる。
 せめて、秋彦も連れていければ、と思うけれど、当然のように秋彦にも「実家に帰る」と言われてしまえばそれもままならない。
 ところが、同じく実家に帰ってきた兄の一言で、美咲はそれが秋彦の強がりでしかないことに気が付く。
 そしてその勢いのまま、自宅に戻るとそこには美咲と約束したようにきちんと作られたおせちと、酔いつぶれた秋彦の姿が……というあんまりいちゃいちゃ要素の少なめの話。

 そして最後が、バレンタイン編の話。
 前日までテストだった美咲は、わざわざ大学の前まで来て宣戦布告して行った刈谷のセリフでようやくバレンタインの存在を思い出す……というか、男の美咲にとって自分がチョコレートを渡す側になるなんて想像もできなかった……というところ。
 慌てて準備するけれど、女性たちが群がるチョコレート売場には近付けないし……で、結局手作りチョコを作って渡す事にしたのだけれど、そこにわざわざ刈谷が朝一番で訪ねてきて、「媚薬入りのチョコ」なんてうさんくさいものを秋彦に食べさせようとする。
 美咲は刈谷が持ってきたチョコを食べてもらいたくなくて、それを口に入れようとするけれど、そんな怪しいものもっと美咲に食べてもらいたくない秋彦が結局は口にしてしまう。
「効果はない」と言って刈谷を追い返すことにはなんとか成功した美咲たちだったけれど、実は効果は絶大で秋彦がとんでもないことになってしまう。
 そこを美咲が「責任をとる」と言い出して……というとびっきりいちゃいちゃな話。

 この三作の間、純情ロマンチカの美咲は一向に姿を見せず。
 最後の全てが終わってからようやく姿を見せて、あろうことか自分からファンからウサギ宛てに送られてきた媚薬入りチョコを自分で口にしてしまって、そのままウサギにおいしくいただかれてしまう……というオチでした。
 美咲はバカなんだろうか……笑

 ただひたすらバカップルがいちゃいちゃしている話を読みたい人にはオススメですが、山も谷もない、本当にたーだいちゃいちゃしているだけなので、山とか谷とかあって、ようやく辿り着いてラブラブになる系の話を読みたい人には全くオススメしません。
 食傷気味になってちょっと疲れました。

0

パロディでテーマは『王道』のシリーズ(だと思う)。

『純情ロマンチカ』のウサギさん(攻)が書いた『妄想小説』という設定(らしい)第3作目です。

このシリーズ、各編何らかのH・プレイがコンセプトなのか?
3編収録で『パーティ編』はお風呂H、ほのぼの箸休め的な『初詣編』を挟んで『バレンタイン編』は媚薬入りチョコレートを食べてしまってケダモノ化する秋彦(に顔射される美咲)と、なかなかに濃いぃです。

前巻で初めて出て来た、秋彦に横恋慕する(純愛オリジナルキャラクターの)刈谷が出しゃばってますね。パーティで美咲を襲って秋彦の逆鱗に触れたり、かと思うとまったくめげることなく媚薬入りチョコレートを持って来たのも刈谷。

私はこの刈谷のキャラクターがどうにも好きになれないんですが、個人的な好みを別にすれば、まあ典型的な当て馬であり狂言回しです。まあストーリーを動かす上で便利な存在ではあるでしょうね。
ただ、やっぱり鬱陶しいです。少なくともこの時点では(この先の巻はまた別)。

う~ん、この巻は特に印象が薄い。刈谷のせいというわけでもないんでしょうが、なんか特別乗り切れなかった気がします。

あと、冒頭&巻末漫画は大変面白いんですが(イヤもう、これだけで買って読む価値はあるんじゃないかというくらいには)、挿絵が違和感アリアリで困ってます。←私はこちらのシリーズ読みながら本編漫画はとりあえず切り離してるので(もちろん完全別物とは考えていませんが、少なくとも読んでる間は関連付けることはない)、挿絵があるとどうしても本編に引き戻されてしまって混乱するんです。何より中村さんの絵柄が苦手なので、漫画はいいんですが挿絵になるとちょっとツライ。

1

美咲が可愛い(´∀`)

純情ロマンチカのウサギさんの妄想小説の3巻目です。久しぶりに本棚から見つけて読みました。

何回読んでも思いますが
この話のHは濃いですね~
ストーリーは無理矢理な感じがありますが二人のラブラブに萌えです(´ψψ`)

純情ロマンチカの美咲ではあり得ないのことがたくさん起こります…

いつもと違う大胆な美咲に萌えな作品です。

0

メタメタフィクション

BL小説の作中人物を題材にしたメタフィクションと
考えるならば意欲作かも知れません。
只それがときにシンクロしたり依存しあったりすると
言うのは、読んでいてどうにも引っかかる棘かと。

ファンアイテムとしては美味しいというのは百も承知
しております。
只、一見や門外漢には相当取っ付き難い関門で
あるなと苦笑するだけで。

1

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