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ryu no tsumakgoi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
凌辱強姦等、受けが大概酷い目に遭わされるのがお約束(?)のいとう作品には珍しい、超溺愛系人外もの第二弾です。
一応、今作だけで読めるように書かれてますが、完全な続きものなのでご注意下さい。
で、こちら、竜人である攻めに、ただの人間ながら「つがい」である主人公が、これでもかと溺愛されるのが見処の超甘々ファンタジーになるんですけど。
前作もとにかく甘くて、「いとう先生でこんなに甘くて優しい攻めって!?」と驚愕したものですが。
今回、更に輪をかけて甘いです。
リュシーがね~、もうヤニ下がりまくりなのです。
ひたすらデレデレなのです。
その上、過保護もここに極まれりなのです。
もうさあ、事ある毎に「私のナオはなんて愛らしい!」「私のナオはなんて優しい!」「私のナオはなんて・・・」って調子で、延々と「私の、私の、私の・・・」。
こいつ、意外とアホだよなぁ。
いや、こういうアホな攻めは大好きですけど。
ザックリした内容です。
前作で伴侶として結ばれた二人。
そして一年後ー。
リュシーの伴侶として少しでも自立したいと望む尚行は、高校の卒業資格を取るために、日本に10日間の滞在をする事になるんですね。
伴侶となってから初めての離ればなれの時間に、互いを恋しく思う二人。
そんな中、獣人の長命の謎を探りたいとある人物により、尚行が拐われてー・・・と言うものです。
実は今回、ただただ甘いだけでは無く、尚行の成長と言うのも見処になると思うんですけど。
で、まずその一歩が、日本での高校卒業資格。
「ええっ! 二人の溺愛パートが楽しみだったのに、離ればなれなの!?」と思いきや、超独占欲の強い溺愛攻め・リュシーなので、そうはならないんですね。
尚行が日本に旅立つ前日は「十日も離ればなれなんて! でも、私のために立とうとしてくれるのが愛しいよ。どれだけ私を夢中にさせるつもりだい?」と散々抱き倒し、日本で尚行に男友達が出来たと聞けば、超特急で仕事を終わらせて日本に駆けつける。
「寂しかったよ。とても耐えきれなくて来てしまった」てな具合で。
で、またまた抱き倒す。
いや、尚行の身近に男が居る事に焦っただけじゃん。
個人的に攻めと受けの両視点が大好きだったりしますが、それが最大限生かされたストーリー運びなんですよね。
「リュシーに相応しい、少しでも自立した人間になりたい」と言う尚行の健気な心情や、尚行が愛しくて愛しくて仕方ないと言うリュシーの気持ちが交互に綴られ、読者としてはニヤニヤしっぱなしになっちゃうんですよ。
また、楽しいのが、リュシーをヤキモキさせる男友達の存在。
実は狐の獣人である彼は、何故か尚行を自分のつがいだと思い込んでいて・・・と言う、当て馬展開なんですけど。
そう、リュシーは嫉妬深くてしょうもないな~と思っていたら、その勘は大当たり。
リュシー、尚行に対しては異様に鼻が効くじゃんか。
と、ここから、獣人の長命の謎を探りたいある人物により、拐われる尚行と男友達。
尚行は獣人の謎を聞き出そうとする彼等から、無理矢理犯されそうになり・・・と言う展開です。
これ、未遂ではあるのですが、ライトなモブ姦だと思うのでご注意を。
一応、いとう先生を読みなれてる方にとっては、鼻で笑っちゃうくらい軽いモブ姦で全然たいした事無いと思うんですけど。
ただですね、繰り返しになりますが、今回は尚行の成長が見処だと思うのです。
駆け付けたリュシーにより難を逃れるのですが、怒りに我を忘れた彼の、凄惨な人間達への仕打ちー。
それを見た尚行が、強く決意した事。
尚行ですが、いい意味で普通の人間なんですよね。
コミュ障であり、頭も決して良くは無い。
まぁそんなワケで、いきなり大きく成長したりはしないのです。
それでも、愛する人の為に強くなろうと、少しずつでも前に進む。
そう、大人しく見えるけど、こういう苛烈な部分を秘めてる子だったわと、改めて実感しましたよ。
と、萌え転がっちゃう溺愛パートだけでは無く、主人公の成長ぶり、そして更に深まる二人の絆と、文句なしの続編でした。
ところで、今回、日本の獣人達も登場します。
日本で最後の竜人のエピソードが、ちょっと切なかったですねぇ。
つがいにも出会えず、里を人間から守る為の結界に最後の力を使い果たして、亡くなった彼。
リュシーも、一歩間違えば同じ運命を辿ったんじゃないかと思うと、なんとも言えない心地になる。
出会えた事って、素晴らしい奇跡ですよね。
溺愛しまくりで終わった一巻の続きだから、溺愛っぷりが更にパワーアップしてるんだろうなぁと楽しみにしていたこの新刊。
期待を裏切りませんでした。
電子化を待つ間に、事前にチェックしたあらすじで
「(進学準備のため日本に一時帰国することになった受けのために)タワーマンションの最上階を購入、
外出はリムジンに虎族の執事を同伴させる徹底ぶり。
しかも、尚行に男友達ができたと知るや、竜になって日本に飛来!」
とあったので、別離期間は半年くらい?と思ってたら、何とたったの10日間。
………。
たった10日間のために、タワマンの最上階を購入だと……?!
金持ち、すごい。
というか、金持ちでもこんな事する人はまずいないだろうから、リュシーすごい(=アホだ)ってほうが正解かな。
溺愛もすぎるとバカ親じゃないけど、バカ攻めって感じで微笑ましいのを通り越して笑ってしまいます。
でもリュシーからすると、10日間も会えないなんて……!!!なんです。
だから少しでも暇さえあれば、せっせと抱き潰す絶倫リュシー。
そもそもリュシーからすると、尚行が中卒でも高卒でも何でも構わないんですよね。
できれば懐にすっぽり入れて四六時中愛でていたいんだろうなぁと思うんだけど、尚行の気持ちを尊重して送り出す。
尚行はコミュ障ぎみだし、何か大それた事はできそうにもないんだけど、何もせずリュシーに守られるだけの人生ではなく、少しでも彼の役にたつようになりたいと思ってるところが好感持てる。
長い長い人生を共にするにあたって、成長したいと思っている。
リュシー流に言えば「ああ、わたしのナオは、なんて素晴らしいんだ。わたしのナオは努力家で、そして(以下略)」といったところでしょうか。
そうそう、何かと隙さえあれば「わたしのナオ」に関する賛美が入るところもニヤリポイント。
リュシーがまるで源泉掛け流しのように滔々と愛の言葉を溢れさせている人なので、愛情表現の豊かなバリエーションをあれこれ楽しませてもらいました。
決してコミカルなわけではなく真面目な愛の賛美なんだけど、度を超しててもはや笑える域に。
帰国後の再会後の熱烈っぷり、と言っても離れてから半日程度なのにあの様子、そして狭いヘリコプター内で秘書達がいる中でのエッチ。
(ヘリコプター=狭いというイメージのみで、そんな空間あったっけ?と色々調べてみたら、VIPインテリアオプション仕様のヘリコプターのラグジュアリーさにはビビった。
きっとリュシーのもこういう超ラグジュアリーなやつなんだろうなぁ。)
話戻って、秘書達の目を気にして恥ずかしがる尚行に対して
「彼らが気になるのか?大丈夫だ。二人とも伴侶がいるから、君に欲情しない」と言うんだけど、そういう事じゃなーい!!
ただただ甘いだけではなく、マッドサイエンティストみたいなわかりやすい悪役が登場するけど、あっというまに木っ端微塵に(文字通り)なったり、日本の古色蒼然とした半人半獣の里を訪れたりという彩りもあり、楽しめました。
そして、成田くんにいいつがいが見つかるといいなぁ。
電子で前巻はあとがきが収録されていなかったけど、今回の新作には収録されています。
竜の妻恋2作目、期待通りでした。
半人半獣が存在する世界でその頂点となる寿命や能力を持つ竜族のリュシーとつがいになった尚行。
1作目は竜と人との種族の違いによる問題を、今作ではリュシーのつがいとしての不甲斐なさについてを悩みとしながらも、どちらも基本は甘々で読んでいてとても癒やされました。
若く見えるだけではなく傷や病気の治りが早くなることを知ってもリュシーと同じになっていく体にむしろ喜んだり、リュシーが我を忘れて人を殺めても怯えるどころかそんなことをさせた自分を責めたりと、前作でリュシーの竜体を初めて見た時のような尚行の強さを見れたのも良かったですね。
10年~20年は続く蜜月期のまだほんの最初の方だというのに、尚行を閉じ込めたい、常に側にいたい願望を抑えて尚行の自立心を尊重するリュシーも良いです。(常に側にいたい願望は抑えきれていませんでしたがw)
今回初登場の日本の半人半獣のみなさん。
尚行の友人となった成田を除いて良くも悪くも日本の気質を表していて、そのことも絡めて今後もこの作品が続いていくような展開になっていていとう先生の新着作品情報に目が離せません。
いとう先生のブログによると同人誌も出ているようなのでそちらも購入したいと思います。
溺愛系人外ラブ♥その通りですね!
リュシーとつがいになって約一年?まだまだ蜜月期な2人。
続編はまたまた尚行の葛藤と成長と、大事件と、日本の同族の皆さんと盛りだくさんでした。
少しでも強くなりたい、人として成長してリュシーに相応しくなり役に立ちたい。そんな尚行が高校卒業資格を取るために、日本の通信制高校に入りスクーリングで日本に滞在することに。
リュシーと愛し合うことで美しくなった尚行。
本人に自覚はありませんがリュシーの加護がありありで。おかげで大変な目にあいましたね。
そして日本の同族の皆さん。
時代に取り残され外にも行けず何も出来ないまま里に暮らして。そんな皆に共感してしまう尚行。
尚行はたまたまリュシーのつがいで愛されたから、あのまま野垂れ死にしなかっただけで…と。
無事に里の守りも皆さんの行く末も受け皿も整ったようで良かったです。
リュシーは相変わらず尚行が愛しくて可愛くてたまりません。甘えたり嫉妬したり、嫉妬すら楽しんだり。そうだよね、240年探してやっとつがいが見つかって、それがこんなに素晴らしい男の子で。
本当は尚行を囲い込んで自分のことしか考えて欲しくなくて手取り足取り世話を焼きたいリュシー。
しかしそれでは尚行の自立を邪魔しちゃうんですよね。
リュシーのために強くなろう頑張ろう役に立ちたいとする尚行がそれはそれで愛しくてたまらなくて。
はぁ、良いお話でした。
しかしリュシーが尚行を離したがらず求め過ぎ?ヘリコプターで部下が同乗してるのに、すぐそばで毛布被せただけで致すなんて!
数時間離れてただけなのに!
仲良きことは良いことですね。
「竜の妻恋」の続編。
10日間リュシーと尚がバラバラに生活をすることになってー…。
と言う感じにお話が展開されていくのですが
離れ離れの間もリュシーはとっても甘いんです…!
10日だけの為にタワマンの最上階を購入したり
学校への送り迎えも当たり前で
溺愛っぷりが衰えてなくて安心します。
むしろ…増してる…?
常に尚のことで頭がいっぱいのリュシー。
そんなリュシーの気持ちに、尚の気持ちも追いついてきたなぁと読みながら思いました。
ラブラブな部分だけじゃなくて、今回は当て馬的要素もありつつ
シリアス展開もありつつ…と言う感じでした。
でも、二人の心が全くブレてないので(特にリュシー)
途中ハラハラはしつつも、最後までしっかりと楽しむことが出来ました。
やっぱり溺愛攻めっていいね!と思う作品でした(*´▽`*)
竜の妻恋の続編。
簡単なあらすじはありますが、そうはいっても続編なので前作は読んでおいた方がいいと思います。
竜のフェリシアン(攻め)と人間の尚行(受け)の二人がつがいになって一年。
生活が落ち着いてきた尚行は、これから長い人生をフェリシアンと生きるためにできることの第一歩として、中退してしまっている高校の資格を取ることにします。
通信教育課程を選択しますが、どうしても1週間日本に帰国しなければならなくなり、同時にフェリシアンには同族の後始末のためついてこれないことになり、10日間ほど離れ離
れになってしまいます。
久しぶりの高校生活に緊張する尚行。
初めは昔と同じくびくびくした態度をからかわれたり虐められたりしていたのですが、今回はそういう行動を良しとしない生徒がいたため、事なきを得ます。
尚行を助けてくれた同級生・成田とはそれ以来親しくするようになり、初めて友人と呼べる人ができ喜ぶ尚行ですが、それを聞いたフェリシアンは心穏やかではありません。
仕事を精一杯調整して日本へ飛び立つのです。(文字通り、竜となって密入国してしまいます)
会えないと思っていたフェリシアンと再会して喜ぶ尚行ですが、獣族を狙う集団に友人共々攫われてしまうのです。
フェリシアンの相変わらずの溺愛具合、二人のラブラブ具合がたっぷり堪能できる話でした。
本能でつがいを愛する竜族と違い、人間は心変わりする生き物だということでフェリシアンは安心できず常に不安が付きまとっている感じが今作ではよくあらわされています。
逆に前作で心変わりしてしまったらと懊悩していた尚行の方は、その時は殺してもらうと開き直っているので、いかにフェリシアンに安心してもらうかと何度も自分の気持ちを伝え、気を遣っていたのが新鮮でした。
出来上がったカップルで蜜月期というのもあって、二人でいる時はひたすらラブラブで暇さえあれば(暇がなくても)致している感じでした。体感的には話の半分くらい致していたんじゃないかってくらいです(実際はそれほどじゃないと思う)。
その中で、初めてできた友人だとか、日本の獣族の話や獣人を検体と狙う人間の話などが絡んでいきます。
尚行と成田を攫って行った組織の人間たちとの攻防は、実は成田が獣人だったという驚きに展開に、暴力あり、尚行の貞操の危機もありとはらはらしましたが、フェリシアンが間に合ってよかった。
間に合わなかったら怒り狂ったフェリシアンによって、関係ない人達まで巻き込んだ惨劇が繰り広げられるところでした。
尚行が攫われた事件には過去に日本の同族が交通事故にあったことで情報が漏れたことが背景にあり、今回尚之も一緒に攫われたことにより欧州の同族との接点が生まれるという、一歩間違えば日本が壊滅したかもしれない事態でしたが、
結果的には閉塞状態にあった日本の同族にとっては喜ばしい出来事でした。
鎖国していた日本の状態をそのまま維持していた日本の獣族は自分たちが生き残っていくために、考えを変える必要があることを突き付けられ、市井で暮らしてきた同じ日本人である成田に仲裁され新たな道を歩むことになるという希望が見えた形になったのは良かったと思いました。
友人ができたと喜んでいる尚行が心配ですっ飛んできたり、拉致された尚行を助けるため暴走してしまったフェリシアンが尚行を怖がらせたのではと落ち込んだり、同族を守るためとはいえ人間を始末しなければならなかったことに苦悩したりと、今作ではフェリシアンは前作の余裕が鳴りを潜め、より人間的な部分が多く出ていました。
獣人に愛される人間は過剰な愛情に身を持ち崩すことが多い中、長い生を生きるためフェリシアンのためにできることと考え行動しようとする尚行を希少だと喜び、自分の弱い部分を出せることができて、永く孤独だったフェリシアンに心の平安が訪れたことは本当に良かったと思いました。
ただ、フェリシアンは周りも気にせずすぐ盛るので、日本人の中でもとくに慎み深い尚行にはちょっと苦行だろうなと同情しました。
気にする尚行に対して、周りにいる側近たちにはつがいがいて尚行には欲情しないから大丈夫、という斜め上の返答には驚きです。気にするとこはそこ?って感じでずっこけそうになりました。
二人に子供はできないのかな。
そして、コミュ力が壊滅的な尚行が一生懸命、根本的に考え方の違うフェリシアンと日本の獣人たちの間を取り持とうとした姿は、流されるまま生きてきた尚行が本当に成長したと思います。
まだ、思ったことをきちんと言葉にして伝えるのは難しいようですが、これから日本の獣人たちとの世話係を担当するにあたってきっと一段と成長してくのでしょう。
尚行の成長が楽しみです。
尚行に友人ができたり、攫われたり、日本の同族の未来のことだったりと濃い内容だったにもかかわらず、中途半端に終わることなく綺麗にまとめて未来を予感できるすっきりとした終わりになったのはとても話としてよくできていたと思いました。とても面白かったです。
それから力説したいのは、尚行のお尻です。(笑)
あとがきで作者様も書いておられましたが、イラストの尚行のおしりが可愛いすぎて。
表紙と挿絵とどちらもまるくて柔らかそうなお尻に目が釘付けになりました。
甘々溺愛攻めを堪能しました。
尚行に男友達が出来たからって、リュシーが竜になって飛んで来て笑ってしまいました。
友達が日本の獣人族だったことから、尚行を一緒に拐った人間たちに対するリュシーの報復が圧巻でした。さすが竜人です。
日本の獣人族の里の閉塞感にはびっくりしてしまいましたが、リュシーの人目も憚らない溺愛ぶりは凄かったです。
ポーランド空港から城館に戻る途中に、ヘリの中でエッチしてしまうのは獣人族でない尚行にはハードル高そうでした。
最後に尚行が日本の獣人族の世話係になると書いてあったのと、番になって身体が変化して来てたので、2人の間に子どもは産まれないのかと気になってしまいました。続編を読みたいです。
ひたすら溺愛、これでもかってくらい甘い言葉を紡がれる!!もう溺愛というか寵愛!!
それでもまだまだ自己評価の低い尚行。
成長のために向かった先で拉致!からのあるある展開もリュシーのぶちキレっぷりにはヒョッッ!!さくさくっと死人が出ててヒョッて、なったわけですが、怖がることなく自身を見つめなおす尚行もある意味強い。二人の絆も深まり、間には誰も入れない蜜っぷり!
どんだけリュシーが心尽くしの言葉を伝えても、尚行は自身なしなし堂々巡りなのはじれったいけど、ダメダメ思いながら進んで変わっていく姿は応援!そんな努力家で清い尚行をますます溺愛するリュシーが底知れない。どんだけ好きやねん!何をしても賛辞が溢れる!!
今回は日本の獣人界トラブルに巻き込まれ、2人以外の要素が多かったり、前作よりファンタジー要素強めだったけど、無垢な尚行がどんどんリュシー色に染まるのは溜まりません!!
ラストの終わり方の感じ、続編あるのかな?これ以上、溺愛されたら!!!
それにしても竜の精を注がれると、尚行も精がみなぎって、濡れる体になるとかハイスペック!二駒先生のイラスト、リュシーの美丈夫っぷり、尚行のぷりっとしたお尻もステキでした!!
ご紹介いただいて読んでみましたが、これは前作読んでないと萌が半減している気がします。失敗した。本編240Pほど+あとがき。受けさんに艶めかしさを感じましたが、色艶方面にはあまり興味がないので中立です。
前作でくっついているカプ。受けさんが攻めさんの役に立つ人材になるべく、まず高卒の資格を取ろう!と日本に帰ります。スクーリング先で知り合いも出来たある日、その知人である成田と一緒に変な奴らに攫われて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は、
成田(受けのことを番だと言い出す)、アントン、ベルトラン(攻めに仕える方々)、奥田(日本の半人半獣の一族のもの)、日本の半人半獣の里の方々、悪党複数。ちょこまか色々出てきますが、良いなと思う方は無く・・・
++より内容に触れる感想
マイナス方向の感想で申し訳ないです。
前作でくっついてるので、もう攻めは最初っから溺愛まっしぐら。二人でいる時間はずっと舐めてるか入れてんじゃね?ぐらいな印象でした。で、ちょっと飽きちゃった感。そもそもくっついた所を読んでないので、余計入れ込めない。大失敗です。
攻めさんは多分帝王で、受けさんに対してだけゲロ甘なんだと思うのですが、当巻ではずっとゲロ甘な様子に思え、良いなーと思う要素が無かったです。
受けさんはコミュ障、マイナス思考な印象で、やっぱり惚れる感じが無かった・・
こういう続きものはやはり当初の馴れ初めを読んでないと絶対面白くないわ!!とめちゃ思った一冊でした。
勿論、前作を読んでいて、攻め受けがお好きな方でしたら是非是非。