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ああ…ああ…もうもう、めっちゃ良かったんですけど…。
この感動を誰に伝えたらいいのか分かんないし、そもそも伝える相手いないので、ちるちるがあって良かった、バンザイ!
今まで読んだなかでもベストスリーに入るぐらい好きな作品です。
読み終えるのがもったいなくて、途中で読むのやめて、違う本を読んだりしてましたw
主人公は、キング・オブ・ヘタレ攻めです。職業は探偵。好きな人は、高校時代からの友人の警察官僚。
その警察官僚と二年ぶりに再会して、仕事を依頼されることから物語が始まります。報酬は「一夜のセックス」。
ひちわゆかさんはヘタレ攻めを書かせたら天才的だと思う。ヤリチンの過去を持つくせに好きな相手にだけヘタレ、据え膳を食わないってどうなのよw
切なくてキューンとなるシーンが満載です。
中編が二作品入ってます。読み切り連作です。いいところで終わってるので、続きが超読みたい…。
昔なじみの、3人のお話だけど、一人はしがない探偵、
それも人間相手でなく、ペット専用(しつれい!)
方や、警察の官僚様、もう一人は、柔道部の猛者が、今やおかまの、
付属店経営の、ごっつい男。
もちろん、カップル?は、探偵と官僚でも、それ以前の、
じれったい関係。
動物捜査の事件から、恩人の人の事件の展開、
そして、猫の失踪事件から、知り合ったおばあちゃんの、
愛情と孫の起こした事件のはざまで、迷う探偵。
サスペンス物なのに、読みこんでいくと、涙が出るほどの感動もの、
少しも、Hなところがなかったけれど、是非お勧めしたい、
お話です。
残念なことに、大事な後半の展開のところで、続きになっている、
確かに、タイトルに(1)の番号が、ついている、
しかし、期待して待っているのに、(2)の発売を、
聞いていない。
探偵と、官僚の進展は?そして気になる、第3者の動向は、
先生、まっている人がいるのを、どうぞ思い出して、
発刊してください。
余談ですが、つい最近も、ペット探偵の話の、レビュー書いたばっかりです。
キター!
名作中の名作なのに、レビューが少なくて寂しかったので、ほんとに嬉しい。
ひちわゆか作品の中で、いちばん好きなんです!
またも二巻が待ち遠しい気持ちが再燃して、涙出そうになりましたw
私も、いつまでもいつまでも、待ってます。
もう1の発売から4年以上経ってしまったんですね。
今年も2巻は出ないかな(汗)
ヘタレ探偵攻めの原もとっても魅力的ですが、その思われ人の奎吾もこれまた堪らんくらい素敵でした。
ひちわさんはやっぱりいい!
じれじれ萌え萌えキュンキュンしました。
いつまででも待っているので、どうか続きが無事発売されますように!(祈)
古びたエレベーターもないビルの13階で、
細々と探偵事務所(でも実際にはペット探しばかりw)を営む探偵。
お相手は、端正な美貌で頭脳明晰、常に正論を淡々と述べる警察官僚。
話は、探偵氏の目線で進みます。
男っぽくて情に厚い彼は、高校時代からの親友である官僚氏を思い続けていますが、
2年前彼の地方転勤の直前につい迫ってしまい、以来音信不通。
ところがその官僚氏が帰京し…
嫌われてると思い込み、せめて友達として傍にいられるだけで良いと自分に言い聞かせ、
でも諦めきれないで悶々としている探偵氏。
ついうなじや喉元に目が行ってしまって、ドキドキ目を逸らすなんて、
30過ぎて可愛いですねぇ。
一方の官僚氏、何故か探偵氏の過去の女性関係をつぶさに覚えている(笑)
クリスマスイブの夜、探偵氏が他の男を抱き寄せているところに官僚氏登場、
玄関のドアが開いて、冷気が流れ込んで来たところで…
えええっ?ここで「続く」ですかっ?
この二人全く一回もキスもしてないままですよ?
(2年前迫った時に口づけちゃったらしく、苦くも甘く思い出す探偵氏!高校生かっ!w)
麻々原さんの挿絵もカッコ良くて、二人のキャラも好き、脇役もいい。
事件自体はちょっとご都合主義なところはあるけれど、
ホロッと暖かな味わいもありますし、軽妙で心地良く読めて、
何より、進展しそうでしないジリジリした距離感が個人的にはツボでしたが、
ここでお預けですか~?
この本「1巻」が出て早7年、未だに2巻が出てない模様。
うーん、分かっていて読んだんですが、失敗だったかも~
いや、それくらい面白かったってことなんですけれど…
ひちわ先生!他のもの書いてないで、さっさと出して下さい~~~!!
不器用な者同士の不器用な恋愛模様を描いた『ハーフ』ボイルド小説です。
ある日、攻めの原は友人でずっと恋い焦がれていた警察官僚の奎吾から、
「ゲイの乱交SMパーティーに参加して情報を探ってきてくれ、交換条件として一晩一緒に過ごしてもいい」と言われることから話は始まりますが・・
最初に断っておくと、このゲイの乱交SMパーティー、凄くえげつない名前のくせに肝心の内容についてはいっっさい触れません。
まぁ、本筋と関係無いので当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、こんな気になる言葉を出しといてその内容については完全スルーなのが・・笑
いや、痛いのは苦手なのでむしろ書かれていても嫌なんだろうけど、あまりのスルーぶりに、つい「アレはどうだったんだろう?」と思っちゃいましたよ・・
あ、えぇーと、肝心の話の内容については、ペットの捜索シーンにページを多く割かれていて、猫の生態とか色々勉強になりながら、全体的に和やかにお話が続きます。
この、ともすればまったりしたお話にスパイスを加えているのが、受けの奎吾。
攻めの原も非常に人間味溢れる愛すべきヘタレなんですが、とにかくこの奎吾の性格がいいんです。色気溢れる美人さんながら辛辣な毒舌の持ち主で、そんな彼が言うセリフがいちいち面白い。
2年ぶりに会った原から「俺のことは忘れたかと思ったよ」と言われた際の返しが、「あいにくと、たった二年で人の顔を記憶から抹消できるほど、出来の悪い海馬ではなくてね」・・と。
・・海馬って(笑)、いや分かるけども、日常会話で使う人物、初めて見たかも。その他にも交換条件を持ち掛ける時に「おまえはまだ俺に高値をつけている筈だ」なーんて言っちゃうんです。
いや、こういう強気な受け、大好きです(*´∀`)
--残念ながら、読者に、そして恐らくはラスト、誤解されたままの原に対してすっごい焦らしプレイをされて早9年?になりますが、なるべく早く続巻が読めることを期待してます。いや、ホントに。
評価はシリーズ通してなら神になる予感もあるけれど、現時点では期待を込めた萌え萌えで。