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罪シリーズ第4弾です。
ごろちゃんとトミーが大阪の展示会に参加、そこでごろちゃんをナンパしてきた男が、開催中に男子トイレで殺される、という事件です。
このお話泣けました!この辺からちょっと「前も出てきた人」の活躍も増えて登場人物が分かりづらくなってきたんですけど(苦笑)
しかし面白いことに2時間サスペンス+お布団シーン、ではなく、2時間サスペンスにちゃんと主要登場人物の恋愛や人生がからんでいいバランスなんですよ!
BL部分は良平×ごろちゃんがテンプレ通り推理力と刑事の勘と人たらし能力で普通は仲の悪い所轄を落としつつ捜査を進め、捜査の合間にごろちゃんに癒されます。そこに良平の過去とそれを心配するごろちゃん。
過去と事件とBLがうまいバランスでした!
面白かったところはトミーがごろちゃんとツインをとったのにそれをなんとか阻止しようと頑張る小池君!
小池君はシリーズ第1弾で出てきた、ごろちゃんが容疑者になった時に大阪府警で取り調べしてきた恫喝くんですが、なぜかごろちゃんと仲良し。
???と思ったらのちのシリーズ第8弾「罪な回想」に掲載の「罪な郷愁」で小池君とごろちゃんの仲良くなったきっかけ、そして小池君の成長がわかります。(この本出版時にはすでにサイトに掲載されていたのです)
文庫版の罪なくちづけの1ページ漫画に出てきた若い子です。
泣いちゃったのは大阪府警の藤本刑事。刑事だってまず一人の人間で人の親だよなぁ・・・。(涙)
そしてただの凶悪人たらしだと思ってた良平の真面目さのわかった回でした。人たらしで要領のいい人ってちょっと思ってたんだけど見直しました・・・。
雪下との二人きりの再会。つらい。でもここから変わっていくものもあって人生の盛り上がりは一度じゃないな、と思いました・・・。
この辺にくればもう、罪シリーズは初めて読みます!的な方がいないと思われますので
攻様・良平×受様・ごろちゃんご夫婦のことはご理解いただいているとみなして書かさせて頂きます。因みにこれから罪シリーズを読んでみたいという方は第1作の『罪のくちづけ』だけは
必読でお願い致します。やっぱり馴れ初めが一番面白いかな。
刑事ドラマをかませたこのシリーズ、毎回なにやら事件が起こりますが今回はごろちゃんを
ナンパしてきたどこぞの社長が殺されたということで。
この事件に良平の元同僚・雪下も関わってくるのですが良平と雪下には確執があり・・・
この度のお話に出てくる雪下カプの方も好きになっちゃいました。
この2人も幸せになってほしいな~