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ryu no kikan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
複雑怪奇、ウェルネスシリーズの19作目。
本作は久々にタイトルに「龍」がついて、ウェルネスのメインCP・ティエンx高柳が登場か⁈と期待が高まります。
前作「麗鳥の絡繰」からの続きで、ジェフリーの陰謀が元からくすぶっている黎(ライ)家の反対勢力と相まって、ついに香港でのテロ的爆破事件を起こし…ティエンが行方不明、ゲイリーの負傷、そしてウェルネスシリーズの重要人物たちがマカオに集結して、という展開。
なのですが。
なんか全然ストーリーがわかんないんですよ…読解力の無さも勿論あるんだけど。黎家のゴタゴタとして先生とフェイが来るのはわかるし、ティエンの危機と高柳、というのもわかる。
でも、上海の獅子・レオンx梶谷もやってくるけど、特に活躍は無く。
陰謀を起こしているらしいジェフリーxハオランはラストにちょっと出るだけ。
アレックス・ローという新キャラに彼のパートナーらしい真宮(偶然高柳の幼馴染)。
とりあえずティエンは帰還し、高柳と熱い時間を過ごす、というラストになるのですが、黎家をめぐる不穏さなどは解決せず、ハオランとフェイの関係性などの謎もそのまま。
そして、ヨシュアの性格の悪さ、行いの悪さがすべての元凶のように描かれていますが、ヨシュア自体は登場せず。完全に悪役扱いですね。
確かに、ウェルネスグループそのものの存在が単に国際企業ではなく世界の闇を操る陰謀企業みたいだし、その中心のヨシュアが何者なのかどんどん謎が肥大し続けて一向に回収されないけれど。
風呂敷を広げ続けるのはいいですが、それならもっと間を空けずにポンポン出して欲しいものです。話が錯綜しててもはや訳わかんねえ。
アメリカの流通大手企業と中華系裏社会を舞台に繰り広げられる長編シリーズ(?)の19作目。『龍の帰還』ということで、龍であるティエン(攻)と高柳(受)がメインの話……ではあるのですが今までの登場人物が濃いめに色々出てきます。このシリーズは巻数表記がないし、毎回作品冒頭での設定説明もしっかりされてるのである程度は単巻で読むことも想定されているかもしれませんが、タイトル頭文字で『龍』『獅子』『鳳凰』『虎』『麗鳥』、それと『ウェルネス(龍獅子鳳凰虎麗鳥以外のタイトルもの)』シリーズ通して読むことをお勧めします!巻数を重ねるごとに登場人物が増えていくうえに濃厚に絡んでくる&伏線が色んな方向から飛び出してくるので(笑)
※ちなみに、わたしは電子版で読んだので巻数表記がないのにはとても苦労しました…個人的には巻数表記をして欲しいくらいです…。でもこれはラヴァーズ文庫のあるあるの仕様なのかしら?ちらりと見た紙版の巻末にはシリーズとの紹介が載っていたので、そちらや各種情報サイトなどを確認していただいた方がスムーズに読み進められるかと思います。
シリーズ通しての作品の世界観感も好きだし、その中でも、個人的に『龍』カップルの作品1番好きでなのですが、本作の内容としてはどのあたりの評価にするか迷うところというのが本音です。
私は1カ月くらいの間でこの作品を含めた既刊本を一気に読みました。その間に、面白い期〜ほとほと期〜停滞期〜面白い期を繰り返しまして、数巻前から面白い期絶好調?!というような時期にこの作品を読みました。その流れで読んだからか、結構ワクワクしながら読み進めることができました。
が、しかし…です。
設定や話の流れが難解なうえに、この1つ前の作品から始まった伏線が物語の方向性をさらに不思議なものにしたこともあり、作品の結末がこの物語の結末ではないだろうとも思うので、面白いのになんだかよく分からないところもあるしでなんとも不思議な気持ちの読了感といった感じでした。ちなみに、今回のキーとなっている問題は謎のままもしくは未解決です。
個人的には1番お気に入りの登場人物であるティエンの出番は物語の進行上とはいえメインにしては少なめで残念でしたが、それでも龍カプのラブラブなシーンも堪能できたし、高柳のヨシュアへのブチ切れっぷりやらティエンへの思いやらを読むことをできたのはよかったなーと思います。
ということで、中立というよりは萌だし、萌×2というよりは萌というような感想です。
次回はどんな展開になるのでしょうか。
ティエンがもっと読みたいな…あと『鳳凰』の遠藤くんの登場も願いつつ、次回作に期待です!!
シリーズ19作目ですね。スゴイ。
個人的に「龍を飼う男」のティエンに堕ちて頑張って追いかけてきましたが、
ふと、このお話に終着点はあるにだろうか?と今回考えてしまいました。
冊数を重ねる毎に世界観が横へ横へと広がるばかりなんですよね…。
で、言葉を捏ねくり回してただ関係をごちゃごちゃさせてるだけなんでは?と頭を過る。
変に頭が冷えてしまったのは
久々にメインで龍CPが見られると期待爆上げさせすぎてたのかもしれません;
今回は中々世界観に入れず読み終えた時にドッと疲労感がありました;
気をつけていますが解釈違いがあったらごめんなさい。
また感想を書くにあたりネタバレがボカせなかったのでご注意下さい。
さてさて。
今回はゲイリーに頼まれて黎家のサポートに出向いたティエンが、
何かに巻き込まれて行方不明になってしまうというストーリー。
ゲイリーも爆発に巻き込まれ重体。
高柳を筆頭にレオン・梶谷・先生が加わり行方を追います。
犯人の目的は。
ティエンの安否は。
黒幕の正体はーーーと謎だらけで展開します。
マカオという土地の不利もあり、レオン・先生の力を持ってしてもティエンは見つからない。
情報を集めて突き止めた目的が「中華ネットワークを潰すこと」
香港の龍・上海の獅子の存在は昔から続く強固なネットワークの主な象徴です。
そして首謀者はヨシュアを敵対視するジェフリーでした。
ええ。「麗鳥の絡繰」の揉め事がこちらに舞い込んできた形です。
これが明らかになったときは本当にドッと疲れた。
「またヨシュアかよッッッッ」の一言に尽きます;
そしてティエンのために高柳は奔走するのだけれど、
レオンや先生からちょいちょい漂う違和感。
ええ、ここにも「またヨシュアかよッッッッ!!」の絡繰が。
結局のところ、どんな新タイトルが出ても黒幕にヨシュアがいる。
このシリーズはどこにでも現れるんですよねー…。
高柳じゃないですけど段々鬱陶しく思えてきます。
また今回は龍シリーズだというのに、レオンが刺青を施術するときにセックスするかしないかという(やりとりを散々何度もしつこいぐらい獅子シリーズでやってる)のを、龍シリーズまで持ち込んでグダグダやるのもちょっとな…と。
「香港の龍」の設定も迷走してません…?
今回はフェイの体を通してティエンが語りかけるーーという展開に、
龍の力は何でもござれで御都合主義にしてしまったんだな、と感じずにはいられませんでした。
というかですね!
麗鳥の絡繰のその後が何故ここに描かれてるんだろう?
ヨシュアに愛想つかした高柳はティエンとともに退職。
麗鳥の絡繰で連れらされたハオランは“ハオランの意識”を取り戻し保護。
ヨシュアとジェフリーの対決は続く-(完)-
ーーーで、終わらせたように見えてしまう…。
ううう、私の心が捻じ曲がり過ぎてるのかも。
ひたすら文句ばかり書き連ねましたが
多分ティエン×高柳CPが好きな反動です(;ω;)
あまり2人の関係を楽しめなかった新刊で不満が爆発してるのかも。
ヨシュアとジェフリーの問題は他所でやってくれ、という感想に尽きました。
辛口ばかりだけど評価は中立で。
あまり出番なくともティエンが高柳を愛しまくってるのが見られたのでそこは評価したい。
2人の睦じい濃厚タイムが描かれた最初と最後は何度も読む…!