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under yell
恋心を拗らせすぎて、ものすごーく
めんどくさくなってしまっている子が
最高に好きです。
なので、折川のどうしようもないくらいの
めんどくささがツボでした。
彼の中にあるのは桝木のことが好きという
シンプルな感情だけなのに、
あれこれ理由をつけて誤魔化したり
自分の気持ちさえ見ないふりをしたり…。
そんな言動になる理由はしっかりあるけれども
どこまでも素直になれずにいるところに
何とも言えず萌えました。
そして桝木の高校生らしからぬ
"ザ・漢"みたいなどっしり感も良かった…!
途中までは彼の気持ちが本当にわからなくて
ずっとヤキモキしていたのですが
優しくしたり大切にしたりするだけが
想いを伝える方法ではないと気付かせてくれて
わかりにくいけれども端々で見える
『好き』にめちゃくちゃキュンとしました。
高校生の恋というと甘酸っぱいやり取りが
たくさんあるイメージですが
彼らの日々にはそういう部分があまり無かったのが
逆にすごく良かったです。
ふたりの恋を追うだけではなく、
部活のことや彼らを想う女性キャラの存在が
絶妙にストーリーを盛り上げてくれていて
すごく読み応えがありました。
表紙から素敵です♡
高校時代の帰り道。
僅かな距離でも一緒に帰る為にわざわざ自転車を押して、並んで歩く。
青春だなぁ(´∇`)
受様は、イケメン高校生の折川。
中学時代からの友人で、剣道男子の桝木。
寡黙で不器用、だけど、人を見かけで判断しない公平さと誠実さ。
そんな桝木の良さを知っているのは親友である自分である、と思っていたら、女子に告白されたので会う、と言われてしまい。
桝木のために、服のコーディネートまでするのは、女の子に桝木が笑われるのが我慢ならない為。
考えのベクトルが、何より桝木の為、という折川が、いじらしいというか健気というか。
イケメンのチャラ男かと思う一面も見せつつ、一途でかわいいのぉ、なのです*ˊᵕˋ*
桝木も、朴念仁かと思いきや、ちゃーんと折川を欲しがる健全な男子高校生な一面もあって、よきかなよきかな( *´艸`)
書き下ろしでは、桝木ってばかっこよかった!
ただの剣道バカじゃなく、好きな人の為に動ける頼りになる男でした、
女友達となった子達もいい子だし、高校生の青春が煌めいてるお話でした(*^^*)
親友である桝木への恋心に大事に大事に蓋をして、諦めているつもり、隠し切ってるつもりが、周りから見るとだいぶダダ漏れてしまってる、そんな折川のピュアで一途な片思いが可愛い、高校生の青春ラブストーリーです。
折川は抜群のルックスを生かして女の子と遊んでみたり、彼女作れよと桝木に進めてみたり、剣道に打ち込む桝木を高見の見物と言いながら見学していたり。
なるべく軽く、そしてあくまで親友の距離感で体裁を保ちながら、桝木のいちばん側にいます。
遠くから自転車通学して、わずかな距離でも桝木と並んで帰れる時間を大切にしている、そんな健気な気持ちを隠しながら…
剣道の見学なんてのも、ほんとに乙女で可愛い純情でたまらんです。
青春の醍醐味、好きな人が真剣に頑張っている姿はかっこいいよねー。
桝木は無口でいつも落ち着いていて動じず、何にも拘らないように見えるけど、実は折川含め周りのこともよく見えてます。
桝木に想いをよせる学年1の美少女、美沢もすごく大人な一面があって、つまりは折川はひとり自分の恋心に慌てふためいているのです。
美沢さんもモテるがゆえに桝木への気持ちを疑われてしまうけど、実はすごく真剣に片想いしてるんですよね。ちゃんと行動にうつして積極的にアピールしてて偉いんです。彼女のことも、もちろん桝木ととはいかないですが、すごく応援したくなってしまいました。
桝木の美沢を庇うような発言や、美沢の純粋な恋心を前に、自分の気持ちが邪でとても汚いものに思えて、桝木と距離を置こうとする折川。
なんかもう、その揺れる気持ちが青春のかたまり、若くて青くて、でも桝木を想う心でいっぱいで。
美沢をかばって、桝木に問題が及ばないようにひ弱な身体で殴られに動ける折川の気持ちも、負けず劣らずとても美しいものです。
桝木に気持ちを知られた、と逃げる折川が駆け込んだ女友達の莉子さん。
莉子さんもたくさんの言えない気持ちを押し殺してきたんですね、大人ぶっていたけど、最後に折川に本音を伝えられたのがやっぱり大人だと思う。
自分の気持ちに嘘をつくことが、結局は周りの人も傷つける…折川にとっては、痛くて、でもひとつ大人になれた、そんな経験になったのではないかと思います。
蓋を開けてみれば、実は桝木もずっと折川のことが好きで、しかも折川よりネットリした劣情を抱えていたという。無口でカタブツの下に隠したムッツリ、ギャップがたまらなく良き。
ムッツリ超え変態のポテンシャルすらも感じます。
書き下ろしでは、そんなムッツリ桝木に引いてしまうというか、少しの接触ですらドギマギしてしまう、めちゃくちゃ可愛い折川のようすが描かれています。
女の子とは色々あったくせに、本当に好きな人の前ではすべてを見せるのが怖いんですね。
桝木は絵に描いたようなクリスマスデートをセッティングするし、やっぱりまっすぐで、折川に触りたい気持ちも隠しません。
初心者のはずなのに、めっちゃエロいキスとか!持って生まれてるムッツリの才能。
でもやはり桝木はかっこよくて、体を張ってストーカーから折川を守る、頭もキレるし剣道は強いし、最強のナイトです!
一生懸命な初めてのえっちはふたりとも本当に可愛かった。ぐずぐずな折川に、気を遣いながらも夢中になる桝木。
親友+恋人って最強な関係だと思うんですけど、まだまだ2人で独占欲とか嫉妬とかで可愛くいちゃついていきそうなふたり。
とても良い青春を見せてもらいました。
中学からずっと一緒の親友。
桝木昇成:
強面、筋骨隆々の剣道部エース
寮に住んでいる。
折川陽生:
親の過干渉に悩む美少年。成績もそこそこいい。
親友の昇成に、ずっと片思い。昇成の部活をずっと見学。
強面の昇成に、彼女が出来たらしいと知って焦る陽生。
昇成に片思いをしていた陽生は、絶対に誰も声をかけないだろうと安心していたのに、心配でならない。
でも陽生の心配は杞憂だったみたい。昇成も、陽生が好きだった。
アンダーエールで意思疎通出来た。
セカンドエールで、美少年コンテストに出た陽生がストーカー騒動に。
隣のエール・・井上君が、陽生の筋トレをアレと勘違い、爆笑。
・・と、二人の高校生活は、バラ色。
真面目でちょっと強面な剣道部のエースの桝木と、誰もが認める爽やかイケメンの折川。
タイプが正反対な2人は親友同士。
仲のいい2人がどのタイミングで、どちらから想いを伝えるのかドキドキしながら読みました。
折川が桝木を「昇ちゃん」と呼んで、桝木がちょっと戸惑う表情をするも、怒らずに受け入れてくれたり。
折川のピンチには助けてくれたり…。
桝木は、なんとも格好良くて、それだけ折川のことを好きで大事なのだなぁと思うとキュンとします。
折川も嫉妬してしまったり、桝木に迷惑をかけまいと1人で無理をしたりするのが可愛いのです。
部活や、寮のおばちゃんが作るカレーなど、学生にとっての日常シーンも、社会人の立場で読むと非日常で楽しく読めました。
レビューが沢山あがってますので感想のみ。
まずとにかく甘酸っぱーーーーーい!!!
親友に恋しちゃう高校生のお話は大好物なのでワクワクしました。
軽口のたたき合いにほんのり混ぜ込む本音とかキュッとしますねぇ…(∩´///`∩)
受け:折川は、親友に恋心を抱いてしまうも
"俺、男だし…デカいし…男だし…デカいし…男だし…デカいし…(エンドレス)"とネガティブな割に
自分の容姿には自信があって、ネガティブなのかポジティブなのかどっちだwと言いたくなる。
で。男なのも背が大きいのも変えられない事実なので、
2人の関係が変わってもウジウジしてる割合は多めなんですね。
エッチに関しては受け側だしビビるのもありなんだけど、
個人的には高校生ですし、性欲爆発させてほしかったなというのがある。
あ…エロエロが見たいって意味じゃないです。
拒否の仕方が女の子みたいだなぁと思えてしまって…;
でも一生懸命恋してる姿にエールを送りたくなる子でもありました。
考えすぎて空回りしている感も中々いじらしく、青臭さが逆に良し(`・ω・´)b
上手く立ち回って本音と建前使い分けてる気でいたけれど
すべて昇成にはお見通しなところも可愛くて萌えました♪
攻め:昇成はですね。
『質実剛健』を地でいくタイプでカッコいいです…!
いやもう…高校生か?といいたいほどの力強さ?オーラ?があるんですね。
ド王道の硬派攻め!という雰囲気でとにかくカッコいいのです…!(大事なことなので2度)
嘘がつけないタイプというより「わざわざ嘘つく必要がどこにある?」と真顔で返してくる系。
折川はグルグル悩んで落ち着きがないのに対し、
昇成がぶれない柱になっているような…。そんな安心感がありました。
いやはや、かっこいい攻めであった…。(何度も言うよ!)
萌え部分は…
理由つけて放課後に部活してる姿を眺めてたり、
ほんの少し一緒に帰るためだけに自転車通学してたり、
恋人を作れと発破かけてはこっそり落ち込んでたり、
高校生の恋愛の可愛いところがいっぱい詰まっててニヤニヤキュンキュンと楽しみました(∩´///`∩)
男子寮のキーワードも良きですね…!
エッチの声、絶対聞こえてると思う…!
(やだ、考えると超楽しい)
あと昇成は硬派な割にキスの仕方がエロイ。
多分折川相手がファーストキスですよねぇ…?
なんだあれ?ムッツリか?ムッツリなのか!?
やけに手慣れてる気がしないでもないけどガツガツした高校生が楽しめたのでヨシヾ(*´∀`*)ノ
というか折川に任せてたら話が全然進まないぐらいグルグルしてたので、昇成が動いてGJですね。
はー…高校生BLいいわぁ(∩´///`∩)好き。
結論から言うと、ツボが合わず主役2人には萌えませんでしたが、脇役の女の子たちが良いのです。
主人公の受はイケメンの長身設定ですが、中身はさほどイケメンじゃないです。
フェミニンというか、女々しいというか。
ウジウジぐるぐるしていて、しゃきっとしない。
人のせいにもするし、はっきり言って弱い。
精神的に成熟していない青さでいっぱいです。
攻は朴訥で心情が読みづらいです。
彼もまた高校生ならではの丸みのないゴツゴツした掴みにくいキャラ。
両片思いなのはなんとなくわかるのですが、ぐるぐるしてばかりで二人だけだとイマイチ締まりがないんですよ。
そこに登場する女の子たちが…良かった。
元々BLに出てくる女の子は、「女の子がいるおかげで男同士の関係性がより引き立つ」という意味で当て馬だろうが嫌な奴だろうが大好きなのですが、
今回は当て馬なんてとんでもないですね(結果的にはそういう部分はあるのですが)。
莉子さんも真結もすごくちゃんと生きている。
今回の彼女たちは随所で主人公の尻を叩き、成長させてくれたという意味で非常にありがたい存在でした。二人がいないと進まない。
逃げたりごまかしたりすることもできる中で、自分の思いを相手に伝える強さには心打たれるものがあります。
彼女らとの関わりを通して相手の気持ちを大切にすることを折川くんははっきりと学びます。
ぜひ今後も莉子や真結のことを時々思い出し、青さから抜けだした本物のイケメンになって欲しいです。
「BLに出てくる女の子が好き」な方には一読してもらいたいです。
硬派な剣道男子と、二度見どころか三度見、四度見されちゃうほどのイケメンくんとの何とも不器用な青春ストーリー。
攻めの剣道男子の佇まいがまるで武士(もののふ)のようなので、読み始めて早々、勝手に「もののふ君」と命名しちゃいました。
受けは、母親が勝手に出した「ダイヤモンドボーイコンテスト」(ジュノンボーイみたいなもん)でグランプリ候補になっちゃうほどの容姿の持ち主で、それなりに女の子とも遊んで年上の女性達とも友達以上恋人未満のゆる〜いお付き合いをしてて、それなりに場数を踏んでいるはずなのに、本気の恋には拗らせまくってとにかく足踏みしまくってた。
好きな気持ちを隠すために、攻めに彼女作れ!と発破かけたりするし。
……なんて厄介!!
受けの拗らせっぷり&恋に振り回されている感が凄くて、まだまだ発展途上って感じだったけど、高校2年生なので仕方ないかもなぁとも思います。
攻めを好きな自分とか、キスからその先どうするかとか、やたら人目を惹いてしまう自分の容姿も含めて、自分を若干持て余し気味というか、自分の中で折り合いがついていない真っ最中というか。
まさにそこが等身大だなぁって思いました。
ただし……
コンテストに出場しておきながら土壇場で辞退をしたり、終わりで剣道を始めようと思いながらもやっぱり止めるだの言いだしたり…などと定まっていない受けよりも、学年一の美少女・美沢さんや、「友達以上恋人未満」の彼女、莉子さんのほうが、どこか凛としてて好きだなと思ってしまった……。
攻めから、「おまえは自己評価が低いのか高いのか良く判らん」と言われた受けが、「低くないよ。低いわけないだろ。」と答えるところが好き。
顔はとにかく抜群、成績もなかなかいい受け。
だけど、攻めはそれよりももっと、ずっとずっと高いところに居座っているというところが、もう〜どんだけ!!って感じで。
それと「自分、不器用ですから」と言うセリフがやたら似合いそうな攻めなのに、欲望には素直でキスより先に進もうとする姿に思わず「え?あなた不器用なんじゃないの?(→勝手な思い込み)」と思ってしまったけど、彼も極々フツーのヤリたいお年頃なんだなというところが妙に微笑ましかった。
電子の書き下ろしSSは、攻めの寮の隣室に住む子(愛媛の)視点のお話です。
なんと二人のアノ時の声を壁越しに聞いちゃうんだけど、その声を超解釈しちゃう彼…というお話です。
不器用な高校生同士です。
お互いの恋心を秘める切なさや、すれ違うじれったさ、若い恋の気恥ずかしいような甘酸っぱさに萌えました。
砂原作品らしい心情を丁寧に描く物語です。
桝木は寡黙でストイックだけれど案外ムッツリな人でなんです。
折川は美形を武器に器用に生きているように見えて実は努力家なところを知っていて桝木もそんなところも好ましいと思っているのがいいと思いました。
友人への恋心を隠すために彼女を作ることを勧めるなんて、なんでそんなことするんだよー拗らせ過ぎだよと読んでいて思わず足をバタバタしたくなりました。
BLに登場する女子はモンスターな人とか思いやりのない物言いをする身勝手なタイプが多いので、どんな裏があるのかと勘繰りたくなりましたが、折川の友達以上恋人未満の関係の年上の女性は珍しく思いや生き方を応援したくなる人でした。
不器用な、高校生たちの初恋物語。
無愛想で強面の身長190㎝越えの剣道部員の舛木に、アイドル顔負けのイケメンで身長180㎝の帰宅部員の折川の二人は、中学時代からの親友としていつもそばにいたけれど、折川は舛木に恋愛感情を持っていて、でもそれを認めたくなくて隠しています。
折川の卑屈にこじれてしまった片思いに、それまで鈍感で何も気づいていないと思っていた舛木も、実は密かに折川に欲情していてという、王道の両片想いストーリー。
お話の枠組みそのものは定番でも、脇に登場する女性キャラやストーカーたちが今の時代に即したようにアップデートされています。
コンテストを最終審査で辞退は、さすがにあり得なすぎるけど、全体に可愛らしいお話でした。