最新レビュー一覧

愛してるなら、抱かせてくれるよね? 小説

今井真椎  上田にく 

幼なじみバカップルの愉快な日常

小悪魔彼氏とお人好し彼氏、幼なじみなバカップルの日常小話詰め合わせ。最初から付き合ってる二人のお話で、起承転結がなく、同人っぽいと思ったら元は同人誌だった。リバ要素ありってことになるのかな。

本編は樹視点で、恋人に振り回されて流されながらも楽しく過ごしてる感じ。嘘を吐かれてベッドでのポジションを逆転されても、なんだかんだで受け入れて平和。樹は鈍感でよくやらかしてるけど、ちゃんと反省できる誠実…

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皇太子は宮廷道士を寵愛する ~愛されたがり子パンダの秘密~ 小説

滝沢晴  奈良千春 

執着強めの皇太子と無自覚美人の道士の宮廷ロマンス

ストーリー展開、キャラ構成、挿絵…全てにおいて最高と言える作品。

皇太子殿下であるサーシェンと宮廷道士であるルイの繰り広げる愛人という皮を被った純愛物語が本当に微笑ましいし、キュンキュンするしで素敵。

サーシェンの愛の重さったらない!
しかも本人自覚済み。
もう言動全てにルイへの愛が溢れていて読んでいてニヤけが…!

一方ルイはというとあまりにもニブチンでどうしたものかと不安も…

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きみのはなし、 小説

朝丘戻  井上ナヲ 

心のやり取りって複雑だ

学生時代からの海東の長い片想いを描いているのかと思いきや
不器用すぎて自覚していない想いを持て余す飛馬の気持ちが見えて両片想い的な展開にもなり、
かと言ってお互いに「恋人」になることをゴールとしていないようなところもあって。
現在や過去をふたりそれぞれの視点で見れば見るほどに
なかなか交わらない彼らの想いにヤキモキしてしまうようなストーリーでした。

海東は飛馬の何が欲しいのか?繰り返…

1

転生したら元恋人が義父になって溺愛してきます 小説

名倉和希  羽純ハナ 

しっかり者

先生買い。いつも通り楽しく読めましたが、いつまでも覚えてはいないなと思うので萌にしました。ちょこっと楽しい&ちょこっとシリアスなお話、本編290P弱+あとがき。受けが攻めをしっかり尻に敷いている未来が見える気がするんだが、気のせいか?

川で溺れた時に、「10歳で人に殺された前世」を思い出した貧乏男爵家のジョナス。官僚になるべく頑張って学校に行っていましたが、父親が夜逃げしてしまいます。途方に…

5

あの日、あの場所、あの時間へ! 小説

楠田雅紀  サマミヤアカザ 

No Title

面白かったです!特に前半は一気読み。いわゆるタイムリープものですが、クドさがなく、楽しめました。
ただ惜しいなと感じたのは、タイムリープのストーリーがメインになっていて、恋愛の甘~い場面があまり描かれていないんですよね。そこがもったいないなと思いました。攻めの拓歩、本当によく頑張ったんだからもっとご褒美あげてほしかったです(笑)
それから、軽く触れるに留めておきますが、このお話、三角関係なんで…

0

アルファ軍人公爵家の子守役は運命を信じたい 小説

真宮藍璃  兼守美行 

円満完結に引っ張られてしまったかな

召喚系のオメガバースに、子育てエッセンスが入った物語で、ジレモダあり、子育てあり、政情不安あり、誘拐シリアス展開ありの、設定てんこ盛りな作品です。

攻めのアレックス(本名はアレクサンダー)には双子の子どもがいて、その子どもたちのナニー役としてアレックスの屋敷で住まうことになった召喚者である彬。彼はオメガを切望された悪役公爵に無理やり呼び出され、だけどベータだったことからアレックスに払い下げさ…

2

月と茉莉花 -月に歩す- 小説

佐倉朱里  雪舟薫 

No Title

情緒のある、品の良い作品でした。文句なし星5つ。
もっと読んでいたい、お別れがつらいです。
佐倉朱里先生は、近頃作品発表されていないのでしょうか。もっと読みたいなぁ、とこちらで言ってみる。

0

偏屈なクチュリエのねこ活 小説

月村奎  野白ぐり 

偏屈な男による時たま発せられる萌え台詞が良き!

ストーカーであるとあることないこと言われ芸能事務所を追い出されて傷心だった時にひょんなことから大我に拾われる所から物語は始まります。

人に必要とされたい、愛されたい、そんな思いからいつもは良い子の振りをしてしまうリオン。
でも大我にはついつい反抗的な態度をとってしまう…第一印象が悪かったから?いやいや、めっちゃ意識してますやん!

そして一方の大我はというと偏屈、堅物といった言葉がしっ…

1

わがまま公爵令息が前世の記憶を取り戻したら騎士団長に溺愛されちゃいました 小説

波木真帆  篁ふみ 

No Title

※ネタバレあります

溺愛攻め、甘々でした。
ルカ/前世カイト(受け)
転生ものですが1つの体に2つの魂が入っていること、
カイトの人格が目覚めることでルカはどうなるのか…
このあたりが丁寧に活かされていて良かったです。

カイトが前世でかなり可哀想だったので、愛される姿にほっとしました。
虐待され閉じ込められていたので、家族・恋人の在り方にはかなり無知。
というわけで…ウィリ…

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ベターハーフムーン 小説

安西リカ  みずかねりょう 

No Title

優しいが言葉にはしない、ぶっきらぼうな攻
×
恵まれた家庭環境ではないが、底抜けに明るい夜職受
→めっちゃかわいくていい子

 はじまりは受けの一目惚れで、様々なことが重なり、二人は恋人のような関係に。しかし攻めと過ごすうちに、今まではなかった自尊心(自分を大事にしたいという思い)が育ち、受けが一方的に愛情表現をするだけの関係に疑問を持つようになる。二人の関係を確かめるために愛情表現を求…

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