最新レビュー一覧

悪の総統は逃げたつがいを探している 上 小説

梅したら  練馬zim (練馬ジム) 

例え地獄の果てまで逃げ込んだとしても、この男ならきっと探し出すに違いない

自分の元を去った愛する人の捜索に精を出す悪の総統の深い愛と執着に浸る一冊。ファンタジー要素も相まって、またアクの強い登場人物たちのキャラの濃さも良い感じに溶け込んだラブコメ作品でした!

"つがい"というのは、総統自身の父親。とはいっても養父のことです。
悪の総統ことレインが幼いときに養父の刹那に拾われ、大切に育てられてきた父と息子の関係にある2人がこの物語の主人公。その年齢差、なんと18歳…

3

君と、花香る陽だまりで。 拗らせオメガはアルファ御曹司に抱かれたい 小説

はつみ玄  三島ピタリ 

とても優しいお話です

登場人物がみんな優しく、安心して読めるお話でした。
オメガバース設定に疎くても、世界観を自然と理解できる書き方をされているのでするりと飲み込むことができました。

攻めの椿生が素直な性格なのが素敵です。
お金持ちで世間知らずなりに、己の正義がきちんとあり、人のことを勝手に決めつけたりしない理想の攻めでした。
受けのユウヒの過去の傷を目の当たりにした際の咄嗟の反応が出てしまうのもよいです。…

3

無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 5 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

皇帝との親子対決!激化する奴隷間バトル!バトルに始まりバトルに終わる、驚きと興奮の読み応え

フフフ……三角関係もいよいよ本格化してきたって感じですねぇ( ̄∀ ̄)
BL度で言えば、過去4作で1番だと思います。

リドリーの専属護衛騎士であるシュルツ VS 死神マッド。2人ともリドリーの『七人の奴隷』の加護を受けている、言わば同門です。ですが、それ故にライバル心も深く、リドリーの寵愛を受けようと必死。シュルツに至っては、今巻致し方ない状況とは言え、身体を繋げますし、マッドはマッドでリド…

7

フェア・チャンス 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

最終巻

ハゲとの最終決戦でした。このハゲが多くの女性を虜にする魅力が最後まで理解できませんでした。尊大で理屈っぽく、芸術面で大きな評価を得ているのがウケるんですかね?エリオットの父親とマコーレもそんな感じでおモテになっているし…。
同じハゲでナルシストなマコーレ、今回2人共挿絵に登場し、どちらも反社のオッサンか真っ白に燃え尽きたあの有名なボクサーのセコンドにしか見えませんでした。
ん~最後まで草間先生…

0

月蝕 悪食4 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

このシリーズは人間愛だと思います(泣)

悪食の第4巻。1巻だけでもすごい読み応えだったのにこんなに続くなんて。ありがとうございます!

さすが宮緒葵さん、読み始めたら夢中で一気読みでした。

とうとう水琴の初の個展も終えて、ようやくプロ画家としてデビューか?なオファーが殺到なところから。水琴の二銃士泉里と怜一がきっちりガードをかためてます。

泉里と怜一が相変わらずなんですよね(笑)水琴の保護者であり守護者であり。そこにプロ…

2

白の道程 小説

ともな李以  冬乃郁也 

No Title

割と好きな系統のお話。心の葛藤があって、ちょっと苦しくなるような。
でもちょっと物足りなかったかな。学生時代から実は両想いで、離婚をして、やっと結ばれた二人なんだから、もう少し甘い雰囲気や二人だけの絆のようなものを見てみたかったです。でもベッドシーンは良かったと思います。二人だけの世界に入り込んでる感じでお気に入りです。

攻めは結婚し、奥さんも出てきます。奥さんのことをサバサバ系の女子とい…

0

無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 5 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

リドリーvs皇帝の殺気立つやりとり、その戦いに大興奮

大好きなシリーズ、5冊目です!

今作もリドリーvs皇帝、そして恋愛面では
シュルツvsマッドの対立(それぞれとリドリーとの絡みも少々あり)と、
見どころたっぷり、ハラハラドキドキしながら290P強を駆け抜けました。

前作でリドリーを陥れようとした皇帝の裏をかく形で、
焼き尽くされようとしていた村を救い、竜に乗って立太子の儀に間に合ったリドリー。
(このへん、ちょっと忘れかけてい…

9

恋は読むもの語るもの 小説

久我有加  梨とりこ 

ひな鳥ちゃんはだんまり攻めがだいすき

いわゆる芸人シリーズの一作。
今回は大変珍しい「講談師」を取り上げてます。
この令和時代、◯田伯山さんで「講談」の存在は見知っているけど、演目などは未知であり無知。
どうしても、知ってたらもっと作品を楽しめたかも…と思ってしまう。
とはいえ、昨今のaudible等の「本を聴く」流れの拡大傾向がありますから、長丁場の古典講談も新たな需要や人気の拡大は大いにあり得ると思う。

というわけで…

0

喫茶探偵 桜小路聖鷹の結婚 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

なんでそこで自己完結してしまうん?

読んでみたら続編でした(笑)
まあいっか。と読み進めたら、
ストーリーは補足のおかげで分かるけど、
キャラを知らない状態では萌えが無かったです。
聖鷹が胸を押さえて膝をつくほど咲莉って天使なの?

とりあえず婚約中の二人として見ていると、
聖鷹「僕の本当の気持ち、十分の一も伝わってない」
咲莉「気持ちは決まってるけど、伝わってないなら待つしかない」
んん!お互いに自分の気持ちが伝…

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もう好きって言っていい? 小説

伊達きよ  衣田ぬぬ 

純愛

作家様買い。

伊達先生のXでこちらの作品のかじりの部分を読んだことがあり
今回本になって発売されるとのことですごく楽しみにしていました。

ぬか漬け作りが趣味のヌカちと、人気者の二宮くんのお話で
学生モノでほっこりほのぼのとお話が進んでいきます。

二人の恋の始まりから、お互いに気持ちを伝えあうまで
ずっとほのぼのとしており、シリアス展開もなく
心が疲弊しているときにしみる作…

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