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エウラ ザネリ
ななP
ネタバレ
読了後は「恋愛もの」よりも、むしろ「ダンジョン攻略ファンタジー」といった読後感でした。 おそらく続刊(第2巻)が出るのではないかと思います。 (ちなみに恋愛要素は、かなり序盤で早々に“番”が確定します) 物語は、捨て子として育った受け・ノアが主人公。 規格外の力を持ちながら、それゆえに街では疎まれ、利用されてばかりの彼が、 攻め・アークに見出され、街を出て外の世界でその力を発揮してい…
オンリー・ジェイムス 市ヶ谷モル 冬斗亜紀
あさだ2枚
1巻に比べて、アダムは粗野に感じ、アティカスは神経質な兄っぷりが増しているように感じた。アティカスが変な女と付き合ってたってのもまたおもしろポイントで。このままではお笑い兄弟になってしまう。サイコパス殺人一家とは一体…?いや、自分がサイコパスというものに幻想を抱きすぎなのか。 そして一家の凄さもさることながら、本当に凄くてかつ危険にさらされているのはカリオペではという気がしてくる。 サ…
市ヶ谷モル先生のイラストが評価の一因にもなっている気がする。モノクローム・ロマンス文庫の新ラインとして売り出しただけあって、担当者のやる気を感じる。 つまるところ"私だけを守ってくれる殺人鬼"です。その上白馬ならぬ高級車に乗ってるときた。サイコパスが話の軸らしいけど、割と序盤にその設定どこ行った?って感じで、人を愛せないとか、愛の感覚が分からないとかほざいてるのが白々しく…
ジョシュ・ラニヨン 門野葉一 冬斗亜紀
「きな臭い」と、どちらにするか迷いましたが、きな臭いにはロマンスの気配はないので。 行く先々でドラブルに巻き込まれ、出会う男は次々と死ぬが、自分は決して死なないし、仕事の出来てしょうがないボーイフレンドがいる。ミステリ小説の主役に相応しい主役である。今度こそ誰も死なないで終わるのかと思いかけたら。彼の再登場のための中継ぎ的な話かと思ったら。終盤で急に密度が濃くなります。 一方、ジェイソ…
小中大豆 鈴倉温
umeair
Kindle Unlimited にて拝読したこちらの作品。 好いて信じた人に騙され、辛い思いをした主人公が 異世界で実力を認められ、心癒されていくー そんな優しく包み込まれるような物語、 じんと心に響く異世界転生ファンタジーです。 他の方も書かれていますが、まず留依(受け)と2人の子供たち(攻めの実子)、 アリン&ヴァジルとの交流がなんとも心温まるほっこり感。 裕福…
朝丘戻 丹地陽子
おぶもいもい
印象的なタイトルにはどんな意味があるんだろう?と思っていましたが、その疑問は早々に解消。 (著者プロフィール欄に先生が書いてくれていました) でもタイトルの疑問を上回る謎が冒頭から繰り広げられていて、 犯人は誰なのか?とか、彼らの恋路はどうなるの…?とか見どころがたくさんあるお話でした。 一人ひとりの気持ちに寄り添いながら 現在と過去のエピソードを織り交ぜて進んでいくのだけど、 そ…
愁堂れな 蓮川愛
ちろこ
一応、評価上は神評価の5点を付けましたが、気持ち的には4.7点くらい。 足りない0.3点は何かというと、もうちょいじっくりと死に戻り描写にアプローチして欲しかったなと思う部分でちょいマイナスにしました。 死に戻り…つまりタイムリープは、アシェルの生死の分岐点となる時点に時間が巻き戻ることによって、自分の死に繋がる未来を変えることができる、この作品にとって最大の見どころです。話の主軸となる超…
川琴ゆい華 スカーレット・ベリ子
magubo
前向きで明るくへこたれない受けがかわいい! まったく望みのない片想いを1年以上続けて、よく頑張ったね。逆転サヨナラ劇場がすごかった。 両視点あったので2人の心の動きが無理なく楽しめました。 攻めが「興味ない」からの「溺愛」に変わるのすごいなー!受け魅力あるもんね!と素直に納得できる受けの魅力。 かなり塩で鈍感で遅い思春期な攻めが開眼するところ、見所がありました。攻めザマァもちょっと…
榎田尤利 文善やよひ
ぺしし
感情の振れ幅がほぼ無い風読みが美しい瞳を持つアラズに心奪われ、保護し共に過ごすうちに『美しき石像』と呼ばれる程の風読みにも少しずつ起こる変化。 いずれ森へ帰すと言いつつアラズと過ごす日々を手放せないでいる風読みに、突如秩序のソモンによって奪われ酷い扱いをうけるアラズ。 このあたりから風読みがどんどん人らしい感情や言動を表に出すようになるが肝心の恋情は喉元まで出かかるも言葉にできず、別れ際にルド…
犬白グミ 羽純ハナ
最近ではあまり見かけない、“恋が始まるまで”をじっくりと描いた物語で、とても引き込まれました。 舞台は異世界ですが、描かれる恋愛模様はとてもリアルで等身大。 読んでいるうちに、忘れかけていた「恋する気持ち」を思い出せるような、優しくてあたたかい作品です。 物語には、王弟が3人登場し、主人公はその次男から 「息子の護衛に続けたいなら、6年後までに誰かと番になれ!」 という厳しい命を…