最新レビュー一覧

非BL作品

アイネクライネをうたって 非BL コミック

片山愁  ヨダカケイ 

夜、チャット、不思議な交流

 アオイは、かつて好きだったバンドのサイトでヨウと名乗る男と出会います。アオイは重度の不眠症で夜に眠れず、チャットで時間を潰していたのですが、同じ時間に年が近くてバンドが好きだったヨウと実際に会い、二人の関係はぐっと近づいていきます。ヨウはアオイのことを抱きかかえるようにして寝ますが、アオイが自然と眠ることができたのが驚きでした。
 ヨウはアオイのことをかつて好きだった女性と性格が似ていると言い…

0

恋をしたなら コミック

上田アキ 

上田アキ先生、画業10周年おめでとうございます✨

星10、それ以上をつけたいほど、最高に最高の
漫画作品集でした…!

特に叫びたいのが、「30歳の孝史さんも、アラフィフの孝史さんも
最っっっっっっ高ーーーーー!!!!」ということ。
(すみません、好き過ぎて&興奮しすぎて少々荒ぶります。。
レビューも長くなると思います;)

そう!!
描き下ろし漫画で、30歳の頃の孝史さんが
見られるのです…!

めっっっっっちゃ…

5

「お前がいい」なんて言われたら。 コミック

鳥田ちず 

新しい感情

 ちょっと無愛想な太雅と明るくて誰にでも優しい咲哉のお話です。
 咲哉は誰からも話しかけられる明るくて容姿が整っています、周囲から話しかけづらいと思われている太雅とも当然のごとくコミュニケーションをとってしまいます。
 太雅も容姿が整っていますが、太雅の目的は咲哉の体です。咲哉がどんな顔をするのか見たくて、咲哉との関係が始まるのです。
 咲哉はセックスにあまり抵抗がないどころか、一瞬で受け入…

0

夜の待ち合わせ コミック

由元千子 

いわくのある場所で

由元千子先生のホラーってすごく独特。
なんとも言えないゾワッと感がクセになるんです。

さて、本作も暑い夜にぴったりのゾゾゾ系なお話。
主人公は、佳明。
飲み会の帰りに近道をしようとするが、友人はこの道で人が◯んでるからやめようと言う。だけど佳明はそういうのをバカにする。
友人とは別れて佳明は近道するんだけど、それが恐怖の始まりだった…!

確かにいわくありの場所でなんか拾うのは怖…

1

灯台守とかもめの子 1 コミック

吾妻香夜 

えっ?不思議すぎて…

 岬で灯台守をしているエヴァンと嵐の夜に保護したかもめの子、ルネのお話です。
 エヴァンはカモメの雛だと思っていたのですが、ルネはみるみるうちに幼児、少年、そして立派な青年に育ちます。
 そして、最大の謎は、ルネが成長すればするほど、老人のような風貌だったエヴァンがどんどん若くなっていくのです。不思議すぎてストーリーの理解までに時間がかかりました。
 これはファンタジーなのか現実のことなのか…

0

世界一初恋 ~小野寺律の場合 15~ コミック

中村春菊 

桜の中の想い人

 律が体調を崩し、玄関前で倒れているところを高野さんが助けますが、高野さんは後に律の友達、尚と対面することになります。ふたりとも律のことを気にしている以上の感情を持っていますが、特にイギリス留学時代からの律の友人である尚は、高野さんへ上司として律を見ているのかなどを責めていて、敵対心を感じるお話でした。
 本の中で印象的だったのは桜のシーンです。
 高野さんが大学時代、きっと律を思いながら見た…

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40までにしたい10のこと コミック

マミタ 

No Title

おじさん受けは初めて読んだけど良い…

1

ラブリーハイブリッド 1 コミック

灰崎めじろ 

大体イチャついておる

物語の舞台はケモハーフと人間が共存する世界。

無邪気なケモハーフの青年・咲太郎は大好きな町医者の真七柄先生と
番になることを夢見ていますが、とある事情からフラれてしまいます。

真七柄には子供の頃に番になることを約束したケモハーフの男の子がいました。
けれど、彼は幼くして命を失ってしまいます。
そんな苦い記憶が原因で真七柄は不能に…。

だけど、ケモハーフである咲太郎にはいつか…

1

スモークブルーの雨のち晴れ 4 コミック

波真田かもめ 

アラフォーの二人の日常の細やかなこと色いろ

 二人の関係も安定し、環にカミングアウトも。それぞれの仕事もいい方向に向かいつつあるのは喜ばしくもあり、お話の終わりが近づいていそうで寂しくもあり。

 このスモブルのほかに、個人的に連載を楽しみにしている中年カップルのマンガに未散ソノオ先生の「温泉で秘密のお泊り」があります。
こちらの二人は別々の会社にサラリーマンとしてきっちり勤めつつ、二人の関係は家族にも会社にも誰にも知らせず、ときどき…

0

今夜もきみと鉱物ディナーを 1 コミック

アサナエアラタ 

世界一美しい“ディナー”

「鉱物食」という独創的な設定が面白かった…!

本作で描かれる“鉱物”を主食とする人間を「鉱物食」といいます。
作中で登場する鉱物や鉱物ディナーの美しいこと…。
鉱物が出てくるたびにうっとりと見惚れてしまいました。

藍生はそんな“鉱物食”の青年・一織と中学生の頃に出会います。
美しい容姿ながら、その人間離れした“鉱物食”としての特性が原因で
孤立してしまう一織。
そんな彼に出会…

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