水川綺夜子さんのレビュー一覧

運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

終盤まで夢中になって読みました

角川ルビー小説大賞優秀賞を受賞してのデビュー作だったんですね。大好きな設定だったので購入してみました。

冒頭のアムリタの置かれた状況にグッと心を掴まれて、魅力的な若き覇王のイルが登場してから一気に面白さが加速しました。

アムリタの父であるトルギスタン王の悪辣ぶりと、有無を言わせぬイルの迫力にワクワクしながら読みました。

文章も上手いしキャラは魅力的だし、お話は面白いしで実力のある…

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「運命と偽りの花嫁」電子限定書き下ろし短編「針と糸に愛を込めて」 グッズ

仲良し4人組

アムリタとアルスラーンが、遠方に行くイルとシャリーフのために刺繍のお守りを、ぬいぬい…。

アムリタの祖国の刺繍を教わりながら作ってるので、アムリタは針仕事が上手いようだけど、アルスラーンは苦手なようで苦戦しています。

アムリタに習いながらシャリーフの無事を祈って、思いを込めて刺繍のお守りを作るアルスラーンの姿は健気ですね。そしてこの2人の仲の良さよ。素敵な義兄弟やわ^ ^(ホワ…)

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運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

次作に期待

★作品特設頁。https://bit.ly/3UmfRtc
第22回角川ルビー小説大賞優秀賞受賞 ルビー文庫honto ランキング第1位
・・とあったので、興味を持って電子版購読。


名前。
・Ω:トルギスタン王国王子アムリタ:サンスクリット語: अमृत, 甘露 飲む者に不死を与える
・α:イスラッドの王イルサラーブ: アラビア語の蜃気楼 sarab سراب
・Ω:兄アルスラ…

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バザールにて

千本品は『運命と偽りの花嫁』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、イスラットのバザールでのお話です。

バザールの中でも宝飾品や舶来の毛皮、
珍しい果物などの高級品を扱う一角にある鉱石店にて
長く鉱石を見つめている青年に声をかけます。

その声掛けは親切さの中に疑いが載せられた声でしたが
客の青年は名札の無い石の名を正確に言い当て
博識ぶりを披露します。

店主は気持ちを切…

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運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

凝った心を融かす砂漠の王との出会い

今回は砂漠の国の若き王と雪国の第一王子のお話です。

虐げられてきた受様が攻様に見出されて
新たな地で幸せを掴むまで。

この世界には男女の他に成長して現れる
アルファ、ベータ、オメガという性別が有ります。

受様の生まれたトルギスタン国は
オメガは劣等種で忌むべきものとされています。

受様の母は伝説の万能薬を探す
多国籍医師団の医師でしたが、王に気に入れらて
宮廷医と…

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お忍び

アムリタとイルがお忍びで市場に行くお話。

最初、鉱石店の店主は石を眺めているアムリタのことを
ちょっと疑った感じで接してくるんですけど、
そんな店主に石の話をアムリタがすると
店主の態度が変わっていくんですよね。

冷やかしか、石を盗むかもしれないと思ってた青年が
石に対する知識を持っているのでびっくりした感じなんです。

そこからお話が広がっていくのですが、
イルもアムリ…

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運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

すごく良かった

ルビー小説大賞の、優秀賞。
そして挿絵がCielさんだったので、迷うことなく購入しました。

オメガバース作品と知らずに購入したのですが
オメガバース作品が好きな私はにっこりしました。

アムリタのいたトルギスタン王国はほんとに最悪で
序盤の流れに胸が苦しくなって、
タイトルの『偽りの花嫁』ってそういうことか…とすごく辛くなったんですけど、
イルが最初から最後までずっと誠実で、

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運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

優秀賞受賞作

ルビーさんの優秀賞受賞作とのことで購入。読みやすかったのですが、後半の受けが少しなじめなかったので萌にしました。本編230Pほど+あとがき。不憫健気な美人さんがお好きな方だったら嬉しいのかな。

山脈の中腹にある国の王子に生まれたけど、忌み嫌われているΩと判明し地下牢に閉じ込められているアムリタ。ある日、そんなアムリタの元に男が訪れ「迎えに来るのが遅くなってすまない」と謝ってきて・・・と続きま…

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「運命と偽りの花嫁」電子限定書き下ろし短編「針と糸に愛を込めて」 グッズ

アルスラーンってばこんな人だったの?

電子書籍の特典書き下ろし短編です。
イルとシャリーフが友好国へ挨拶に行くので、長く国を空ける彼らへ道中無事であるようにとお守りを刺繍しているアルスラーンとアムリタ。

器用なアムリタと対象的に不器用そうで、あれ?こんな人だったっけ?なアルスラーン。
なんだか王だった頃のことや自分なんてとか、シャリーフに迷惑をかけてばかりで…な卑下することばかり言って…。

そこへ現れるシャリーフとイル…

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運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

氷のような心と身体を溶かしたものは

オメガが蔑まれる作品かぁ〜…オメガバースの王道的なヤツかぁ〜…なんて思いながら(でも読んじゃう 笑)手に取りました。最後が超ハッピーであれば最初が不憫な境遇であろうとも、即決で購入しちゃう私です。

すんごーーい面白かった。目ん玉開いて身体は微動だにせず、ページをめくる指だけ動かして一気読みしちゃいました。

えっとですね、結末は超超ハッピーエンドです。悪は滅び、全てがいい方向へと向かいま…

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