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21/29(合計:289件)
榊花月 二宮悦巳
むつこ
プロットに練りこみ不足な部分があるのを感じる作品で、正直微妙でした。 日下部くんと朝倉くん、受けの友人であるこの二人はかなり面白いキャラクターなのに、ストーリーのなかで生かしきれてないということが一点。 腐女子な友人と朝倉姉の女性コンビも、もうちょい上手く料理して欲しかったなぁということが一点。 なにより、肝心の恋愛についての話がおろそかだった…というか、マスターと受けくんの二人のエピソードが少な…
榊花月 片岡ケイコ
榊花月さんの大ファンなのですが、萌え評価にしてる作品のなかには「神の一歩手前」っていう作品がたくさんあります。 惜しいんです!この作品でいうと、腹黒な攻めが微妙に惜しい。何かが足りない感じがする。もう少し悪意があってもいいかもしれない、或いは逆にもう少し一途さがあってもいいかもしれない。 悪意でいうと、最初のセックスが休憩3000円ぐらいの安いラブホだったら萌えたかも。相手を傷つけようとして逆に自…
榊花月 やまかみ梨由
当て馬くんを主役にすえてストーリーを構築すると、こんなに切ない物語になるんだな…と思いました。 一応「三角関係」のところにチェックはしましたが、主人公は完全に当て馬です。それは冒頭ですぐに分かる。かつて好きだった男とその恋人だった男が寄り添うのを目撃して、過去(高校時代)を回想する。 これが効果的でした。 本来なら冒頭でネタバレすると興が削がれるものだけど、このお話の場合は、結末が解ってるからこそ…
榊花月 周防佑未
ヒオリク
ネタバレ
新米の先生って実際はたいして年は違わないけど、中高生からみると結構大人に見えたものです。 男性ならスーツの装い・女性ならもう化粧もしてて「先生」だからナチュラルな大人メイクだったりして・・・若さもあって近いけど「先生」は「先生」ていう近いけど遠い存在でもありました。 う~ん今の学校には友達みたいな距離の先生も多いのかな?? ええ、主人公は高校教師です。お相手は10年前新任の時に生徒だった…
榊花月 高橋悠
はちみつ
仕事は出来るが俺様でタラシの上領彰と真面目で淡白、芯は意外と男らしい橘歴也(ゆきや)の話です。新装版には収録されてない短編が幾つかあります。個人的には未収録分を読んで彰の印象が少し変わった部分もありますが、新装版はノベルズ二段のボリュームがありますし綺麗に纏められているのでこれだけでも十分楽しめます。 初めて読んだ時は正直第一巻の前半は退屈でした。二人の関係はよく解らないし、当て馬と思われた…
A2
カフェのマスターとそこに通う学生のカプ。 あまり学校に来ない同級生やひょんな事から 知り合った関西弁な人など。 うん、イラストも可愛いし、いいんじゃないのかと 思い読んだんだが …腐女子(というか同人女)がいる、それも二人。 内容自体はまあまあなんだけど、この腐女子の 存在が自分的にかなり目障り。 相談役とか二人の仲を見守るならまだしも…。 正直、なんでこんな女性キャ…
榊花月 荻山知弘
ああやっぱ、榊花月さんの小説は好きだ。 オトナの微妙な感情が、めいっぱい詰め込まれたお話でした。 モテモテで、そこそこ仕事もできて、実際に年上のいい男たちを冷めた感情のおもむくままに振り回してきた主人公の受け。 このスレた受けが、妙に可愛かったです。可愛くて、可哀想でした。 内部に抱える彼の孤独、すごい分かるよーと思いました。 万人向けのお話ではないと思います。 悪ぶった(悪ぶってるだけじゃな…
榊花月 青山十三
伊吹亜弓
なんというか……なんだろう。 “それってどうなの?” と思ってしまう瞬間ばかりで、お話に集中できませんでした。 大阪から出てきた若手CDショップ店長が主人公で、そういった設定ゆえなのは解るんですけれど…台詞や心理描写にイラッとさせられてしまいます。 あの…千葉県って田舎ですか?私は千葉県民として千葉県をだいぶ愛しているので、文中で 「東京(千葉だけど)」 なんて言い回しがあるたびにカチン…
茶鬼
どうも榊作品とは相性が悪いようであまり評価が高くないのであるが、それでも毎度毎度今度こそは、と読んでしまうのは、嫌いではないからだと思います。 果たして今回は・・・・ギリ萌え!!(やりました!) 最後の最後までヤマ場をとっておく、正にミディアムテンポ(関西人なのに)でしたが、丁寧な主人公達に起きる出来事の綴りや、何と言っても主人公の棲み家がものすごく親近感のある場所だったので、余計に身近に感じ…
榊花月 皇ソラ
ジェイ
7年前に妻を亡くした過去を引きずる男・本間と、傲岸不遜な青年・香枢のお話。 香枢は、就職難に煽られて内定切りをされ、就活しながらバーの店員をしている非の打ち所のない超絶美形の青年。 ある日、雑誌編集者の本間がカフェで仕事をしていたとき、近くから聞こえてきたカップルの別れ話。どうやらそれが男同士のものらしい。好奇心に駆られ目線を向けたところ、冷たい言葉で、追いすがる恋人を一蹴していたのは就…