砂原糖子さんのレビュー一覧

猫屋敷先生と縁側の編集者 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

猫作家

おもしろかった!

事前にここのレビューをチラ見して、「トンデモ設定ばっかかな?」と心配しながら読み始めたのですがそんなことはなかった!!
……いや確かに冒頭の出会いの場面はちょっとびっくりしましたが(笑)、読み進めるうちにそんなのは消え失せて、お話にのめり込んでしまいました。

猫まみれの猫屋敷先生(攻め)のワガママっぷりが可愛い!
そして綺麗系編集者(受け)の必死さがたまらない!!…

5

アンダーエール! 小説

砂原糖子  小椋ムク 

高校生の青臭さってなんでこんなキュンとするんだろう…。

レビューが沢山あがってますので感想のみ。


まずとにかく甘酸っぱーーーーーい!!!
親友に恋しちゃう高校生のお話は大好物なのでワクワクしました。
軽口のたたき合いにほんのり混ぜ込む本音とかキュッとしますねぇ…(∩´///`∩)

受け:折川は、親友に恋心を抱いてしまうも
"俺、男だし…デカいし…男だし…デカいし…男だし…デカいし…(エンドレス)"とネガティブ…

0

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

顔のコンプレックスは抱えてしまうと根深い

2005年刊。
自身の顔の醜さが原因で周囲に蔑まれていると思っていた一葉は、20代半ばにしてリストラに遭い、再就職に回った面接先全てで不採用となる。
どん底の気持ちが引き金となって死ぬ間際の事故を起こして大怪我を負った一葉は、九死に一生を得て吹っ切れたものもあったのか、顔を変えて過去を捨てたつもりで上京する。

一葉の顔に対するコンプレックスの根深さはネガティブながらも共感を汲み取れるもの…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2019 プレミアム♥ペーパーセレクション Aコース グッズ

カルタカ大好き

キャラさんバースデーフェアで応募者全員に送られるプレミアム・ペーパーセレクション Aコース。
コミック8、小説8です。1が神、9が面白かったので萌にしました。以下読んだものだけコメントです。気になるのがあったら是非持ってるお友達をお探しになってくださいませ。

1.「マザーズ スピリット」番外編 エンゾウ先生
 カルタカの髪がアンバランスになっちゃったので、短くしてみよっか?と
 提案・…

1

心を半分残したままでいる(3) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

恋人を池に突き落とすってありえる?

と、首を傾げたくなるところですが。
作中で久遠は完璧主義っぽい性格に描かれており、彼ならやりかねない気がしてくる。
重要なシーンを「え、なんで急にこんなことするの?」って興醒めさせることなく読ませてくれた人物描写力に神評価をつけたいと思います。

肝心の内容はかなり切なくて、胸がズキズキして辛かった。切なさのかたまり。これまた余韻が残る美しいエンディングが切なくて。切なすぎました。のちのラ…

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天の邪鬼の純情 小説

砂原糖子  一城れもん 

キスだけじゃ駄目!初恋の呪いは王子様のHでトロけちゃうんです

攻「意地っ張りな君が僕に泣かされて……僕のことしか考えられなくなると思ったら、なんか……堪んない」

そりゃ堪んないでしょうなあああ!!
あ~かわいい。こりゃかわいい。

受のキャラが苦手な方が多いようですが、私は可愛いというか…一種の魔性だと思いました

受の呪われた唇から出る言葉ときたら
「冗談じゃない、なんで俺が男なんて好きになるんですか。やめてくださいよ。ホモとか、気持ち悪…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

設定ならではの胸きゅんシーンに悶絶。

一度はすれ違ったふたりが結ばれるところとか、エッチの時とか、大事な場面では心の声が聞こえる設定がきちんと生かされており胸きゅんできます。
最中、心の中では名前で呼ぶ長谷部にはほんとにやられた。年下かわいい。

それから、個人的にはっとさせられたのが、増岡店長の思わぬ心の声にびっくりして余村が振り返るところ。
何気ないワンシーンなのですが考えさせられるものがあってお気に入りのシーンです。

1

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

心の声が聞こえたら

人の心がある日突然聞こえるようになってしまった話。

プロポーズした恋人の本音、友人だと思っていたはずの同僚の本音、いつだって人の本音と建て前は裏腹。その裏がある日突然見えてしまったら人間不信になるのは当然。恋人と別れ、仕事も辞め、引きこもって数年。生きていくにはお金がかかる。心の声が聞こえる事にも少し慣れ、派遣社員として社会復帰したが、接点のないはずの同性の同僚が自分の事を好きだと気付いてし…

2

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

コンプレックスとホストの純愛

ホスト・整形というワードであらすじから購入。
筆者の作品は2作品目です。

主人公の性格は少し難あり。幼少期の継母からの態度と、それによって卑屈になった主人公への周囲からの評価は最悪。大学時代のあだ名は20点。リストラにあい、まだ若いからと色んな会社の面接にいくものの不採用通知は30社にも及び全てが嫌になり自暴自棄になった挙げ句の事故。そして整形し名前も変えて人生をやり直し、ひょんな事からホ…

1

青ノ言ノ葉 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

孤独な天才科学者の救世主



「言ノ葉」シリーズ。
とはいえ、前作から300年ほど未来の話なので、今作だけで十分だと思います。
人の心が聞こえるようになった科学者の話。

9歳にして、言葉を発せず会話ができる技術を開発した天才科学者ソウマ(攻め)は、ある日突然他人の「心の声」が聞こえるようになった事に気が付きます。
それは自分の現在の研究テーマでもありました。
が、自分の状況を解明できないばかりか、他人の「…

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