砂原糖子さんのレビュー一覧

月は夜しか昇らない 小説

砂原糖子  草間さかえ 

夜明けのこれこら(*^^*)

犯罪防止の為、24時間での被疑者の監視が可能という、いつかありそうな近未来の世界のお話でした。

攻様は、モニター越しに被疑者の監視をする部署に勤務する警察官の玖月。
”16番”という名称で監視対象者の1人であるのが、受様である弁護士の戸明。

玖月は偶然にも戸明と出会い、言葉を交わし、名乗りあってしまう。
交互視点ですすむので、過ごす時間は短いけれどお互いに好意を抱いていくのが分かっ…

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バイオリニストの刺繍 小説

砂原糖子  金ひかる 

音楽を聞きたくなります。

こちら珍しい、最後まで攻様視点のお話。

攻様は、新進気鋭のバイオリニストの館原。
スランプ気味でマネージャーから雲隠れし、空き家だと思って入り込んた別荘。
そこに一人暮らしをしていたのが、受様である聴覚障害者の吹野。

吹野に空き巣と勘違いされ、フライパンを突きつけられた出会い。
ツン多めの愛想なしな吹野に、館原は可愛げがないと思いつつも構うのをやめられない。

めんどくさいけ…

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猫屋敷先生と縁側の編集者 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

大型犬な攻様がかわいく見える

傲岸不遜な作家と編集さんのお話。

受様の晶川は、ファッション誌から畑違いの文芸部へと異動。
受け持った担当作家が、攻様であるわがまま気ままな本屋敷。

初対面で、派手目な見た目からの晶川への偏見に満ちた暴言。
人としてどうなの!?と、私の攻様への好感度はマイナススタートです( ー̀дー́ )ケッ

晶川を魔性のゲイだと勘違いした本屋敷からお試しを提案され、晶川は原稿を対価として、…

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バーテンダーはマティーニがお嫌い? 小説

砂原糖子  ミドリノエバ 

No Title

バーテンダーとして働く戸原、お客から吹っかけられた無理難題のために向かいのゲイバーに面接に行くことに…。そこで再会したのは高校の同級生杜野で…。

自らのセクシャリティを認められない戸原…そしてどうしても杜野に惹き付けられてしまう様子が切なさもあり良かった杜野がまた……なんか色気のある攻めでしたとても。戸原の本音を暴いていく感じが読んでてドキドキしてしまった!好きなお話だった

後半は戸原…

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アンダーエール! 小説

砂原糖子  小椋ムク 

高校時代って素敵(><)*。

表紙から素敵です♡
高校時代の帰り道。
僅かな距離でも一緒に帰る為にわざわざ自転車を押して、並んで歩く。
青春だなぁ(´∇`)

受様は、イケメン高校生の折川。
中学時代からの友人で、剣道男子の桝木。

寡黙で不器用、だけど、人を見かけで判断しない公平さと誠実さ。
そんな桝木の良さを知っているのは親友である自分である、と思っていたら、女子に告白されたので会う、と言われてしまい。

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言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

攻様は好みではない( •́ε•̀ )チェッ…

言ノ葉シリーズの2作品めですね。
前作では受様が心の声が聞こえてましたが、今作では攻様がその立場。

受様は大学准教授、藤野。
攻様は心の声が聞こえる事で、上手いことお年寄りに取り入って遺産を貰っちゃおう、なんて考えてる仮原。

藤野は心の声と口から発する言葉が輪唱のように聞こえる、素直で純粋なおひと。
真面目で優しくて、ひっそりと誰かとの絆を求めてた淋しい人。

そんな真面目さ…

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15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

No Title

階段から落ちたら小さくなっちゃった主人公のお話。
ちょっと不思議系のストーリーでした。
面白かったです。

キャラクターは多少の愛嬌があるものの、好ましい性格ではありません。
攻めがあまりにも言葉足らず(言葉選びも悪い)、受けもやや面倒くさい男でした。
しかし、突飛な設定とコミカルなノリのおかげでストレスを貯めずに楽しく読むことが出来ました。

オチを含めて私はかなり楽しめたのです…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

やっぱり名作ですね(*^^*)

確か、初めて読ませて頂いた砂原糖子先生のお話がこちら。
以来、すっかりファンになったのでした(*^^*)

受様の余村は、ある日、人の心の声が聞こえるようになってしまった。
心の中の本音を聞き続け、すっかり疲弊して、今では人との付き合いを最低限にしてひっそりと生きてきた。

そんな中、余村の事を心の中で大切に『余村さん』と呼び『好きな人』だと言っている人と出会う。
それこそが攻様であ…

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恋じゃないみたい 小説

砂原糖子  小鳩めばる 

甘酸っぱいトキメキは大事だよね( ˶'ᵕ'˶)

高校生の恋ってば甘酸っぱいトキメキできゅんときゅんだね(*^^*)

受様は高校3年生の雪野。
年下攻様になる2年生の抱井。

図書委員の抱井が、図書室を訪れた雪野をひと目見た瞬間、恋のファンファーレがかき鳴らされる(≧▽≦)

友人のイタズラの代筆ラブレターからお付き合いが始まった2人。
しかーし、付き合ってみたら、雪野は意外性の塊で。
純情可憐なイメージが崩れ去り(^_^;)…

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恋のつづき 恋のはなし2 小説

砂原糖子  高久尚子 

受けの純粋さよ…

『恋のはなし』の続編です。
攻めの性格が受けのデカすぎる懐で成り立っているお付き合いだなーと感じていましたが、相変わらず攻めはイラッとする性格だなと。受けちゃんこんなヤツで本当にいいの?と今作でも思ってしまいます。でもまぁ、好きすぎるとちょっとボタンかけちがえただけで、不安からの疑心暗鬼に陥りどんどん拗れはじめる。これは自分も共感する部分がありました。
前作から攻めにはイライラさせまくられまし…

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