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3/6(合計:52件)
奏島ゆこ
kaya。
ネタバレ
おっとり、時々せつない不器用な大人二人の恋のお話でした。 前作「安全でない僕たちは」とはまた全然違った雰囲気で、 だけど、繊細な心理描写は共通していて、じわじわと ゆるやかに沁みわたってゆくような読み心地でした。 会社員の国島はある晩、ゴミ捨て場で泥酔して倒れている木村に遭遇し、 自宅に連れ帰ることに。 同じ会社に勤めながら接点のなかった二人でしたが、その日をきっかけに 一緒…
みりこ
受けはゲイで失恋したばかりの木村 攻めはノンケで実は同じ会社の国島 木村が失恋でヤケ酒し、泥酔して倒れているところを国島がお持ち帰り介抱という王道から始まります。 とにかく2人の人間性がとてもリアル。 いるよね、こんな人。 あるよね、こんな過去の恋愛。 そんな風に思わせてくれるので感情移入もしやすいですし、なにより2人を好きになれます。 木村が失恋を引きずり、それを知…
1740
奏島ゆこ先生の作品は今作で初めて購入しました。 個人的な趣味である「攻め黒髪メガネリーマン」だったからです。 確かに国島は「攻め黒髪メガネリーマン」でしたが、いわゆる「攻め」らしいガンガンいく攻めではありませんでした。 国島がノンケということもあるのでどうしたらいいのか分からないようで、受けの木村も積極的に恋愛へ持ち込もうとしていません。そのため「攻め」らしくない行動も多いですが、それでも逃…
おぶもいもい
泥酔した木村がゴミ捨て場で倒れているところを国島が介抱して家に連れて行く…という、BLあるある的な出会いをしたふたりでしたが。 そこからはじんわりあたたかくて時々ちょっぴり切ない、大人の恋と日常が繰り広げられる展開となっていました。 同じ会社に勤めていたのが発覚したのもあり自然と距離は近くなるふたりでしたが、恋愛感情が芽生えるのはまだ先の話。 失恋をして弱っている木村にそっと寄り添う国島…
虎侍
これは心が浄化されるお話です。 攻めも受けもまずどちらも人として素晴らしい。 相手を思いやる気持ちが溢れてて目頭が何度も熱くなりました。 だからこそ、相手を思うからこそ、一歩先の関係に踏み出せないもどかしさもとても理解ができて納得のできるものでした。 攻めも受けも女々しいところはまったくなく、男らしくて読んでいて気持ちが良かったです。 同棲を始めた二人のお話も読んでみたいな。 …
165
幼馴染でニコイチな二人。アルファとオメガだけどアルファの豪はオメガの基己に反応しないから安全、大丈夫、性の問題じゃなく俺自身を見てくれてる!忠犬豪!なところからの…。 親友でオメガバース、片想い、裏切りなどなど目新しいですね。 オメガ性と戦ってる基己、オメガを見下すアルファが嫌いと過剰反応気味です。 豪とずっと一緒にいたのに…、全然豪を見てなかったんだ…。な基己と、基己しか見てな…
誰
貯まったポイントと図書カードを駆使して新規開拓続行中で気になる表紙発見 電子で買うと危険なんですよね 後で読もうって忘れちゃう 今日だって携帯家に忘れたまま出勤したし ←かんけいなくね? あの いろいろ言いたいことはあるんですが いっちゃん言いたいことだけ それはほんとにニラですかーーーーーーーーーッ‼︎ たまにニュースになるんですよね 庭に勝手に生えたニラを食べ…
corocoro
高校生を描いた前作が素晴らしかったので期待して迷わず拝読しました。 今作は社会人のお話でしたが、こちらもとても良かったです。 国島さんと木村さん、どちらも優しい人で、相手を思いやることができる二人がゆっくりと育んでいく物語です。 少しずつお互いがお互いを知るごとに惹かれて行く過程が丁寧に描かれています。 ゲイであり失恋しこれから恋をすることに臆病な木村さん、彼はノンケである国島さん…
ちろこ
この作品の纏う空気感、好きだな〜… 最近、オメガバースと異世界転生ものばっかり読んでたからかな。すごく新鮮でした。 穏やかでしっとりとした大人の恋の物語。 「好き」の感情を丁寧に綴った心の描き方は胸に沁みるものがありました。派手な感情も派手な行動も派手なセリフも派手なシーンもありません。 派手なのは私の鼓動音かな。ドキドキの気持ちや萌えの感情は派手に騒ぎまくってました(笑) 素朴…
湘子
研究員・国島×営業マン・木村 和やかな絵柄が大人の恋愛の雰囲気にぴったりで 穏やかな気持ちでストーリーに引き込まれました。 社会員の木村は、 別れた恋人を思い出してヤケ酒で泥酔し倒れていた。 ゴミ置き場で倒れている木村のーー涙。 きっとつらい気持ちを引き立て、泣いてしまっただろう・・・? と木村の感傷を捉えたくなります。 翌日、見覚えのない古い一軒家で目を覚めた…