高峰顕さんのレビュー一覧

メガネをかけるとBLが視えちゃうメガネくんの困惑する日常 コミック

高峰顕 

妄想は嫌いじゃないですが。

初読み作家さんですが、楽しそうな雰囲気に釣られて手に取りました。題名から、BLセンサーが働くメガネで、社内のBLカップルが分かるお話かと思ったのです。

お話は、新入社員君がメガネを壊したことから始まります。代わりにと、心優しい先輩の女性社員が、自分のメガネを貸してくれて。

そのメガネを掛けると、あら不思議。あちこちで繰り広げられる、めくるめくBLの世界が待っていたのです。

でもこ…

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メガネをかけるとBLが視えちゃうメガネくんの困惑する日常 コミック

高峰顕 

全部妄想です。(全部とは言ってない)

ひょんな事からBLの世界が見えるメガネを掛けることになった主人公と、そんな主人公の視点で見る上司2人のBL模様。
このメガネ、実は元の持ち主(先輩女性社員)の妄想が見えるというわけで、メガネを通して見えるものが現実なのか妄想なのか混乱してしまう主人公くんが可愛かったです。
帯にもあるように「全部妄想です」なんですが…



以下ネタバレ



メガネを通すとモブ顔メガネの主人公…

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オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

未来が不安

会話のテンポが良く、イケメン弁護士末國の腹黒さと知性のバランスも良く。
更に受けの天然弁護士高岸の、のほほんぶりも可愛く。
ストーリー展開、キャラどちらも好みの作品で、大変楽しかったです。

でも、読了後、モヤッとした部分がひとつありました。
末國の同期で検事の佐々木の存在です。

佐々木自体はとても良いキャラで、二人の仲を邪魔することなく、末國の親友であり、高岸には懐かれる人物です…

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娼館のアリス 小説

妃川螢  高峰顕 

あざとさが無い

ドジっこ受けって好きじやないんですよ。
あざとい感じがして、応援する気がなくなるんです。
でも、この作品の受け、瑠璃はドジっこなのに可愛かった。
幸せにおなり、って背中を押してあげたくなりました。

中学生の時に父親を亡くし、母の看病を続ける瑠璃は篤志家の娼館オーナーに拾われます。
さまざまな教育を受けながら、娼館内で育ち、館の決まりとして、18歳になったら自分の将来を自分で決めなけれ…

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真夜中に揺れる向日葵 小説

高塔望生  高峰顕 

刑事と弁護士

この組み合わせは萌ですよね。

ゲイで努力して弁護士となった津田は、恋人だと思っていた彼氏に淫乱と謗られ、こっぴどく振られる。ゲイバーで自暴自棄になっていた津田に声をかけた行きずりの男。やはり自分は見た目だけの淫乱だったんだと卑下しながら、津田は早朝にホテルを立ち去る。

ある事件の訴訟を受けてほしいと言われた津田は、仕事にかける思いでその依頼を受けるが、交通事故関連のため、所轄で話になら…

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Home,sweet home. 小説

吉田ナツ  高峰顕 

監禁はじまりだけど

久しぶりの再読。

監禁始まりでスタートし、恋人同士になり、同棲スタート。
生まれてすぐにゴミ箱に捨てられ、施設で育った攻めの瀬尾が夢見る「平凡だけど楽しい我が家」がなんか切ない。

後半、瀬尾の執着が止まらなくなってしまう。
やばいと充分自覚しつつも、広也をどこにも出さずに一生閉じ込めておきたいと思ってしまう瀬尾の執着度合いがどんどん増していって、どうなるんだろう……と思ってた着地点…

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ごちそうさまと言わせたい ~エロ妄想紳士と愛情過多なヘルシー弁当~ 小説

牧山とも  高峰顕 

喋る喋る

おいしそうだなあと思って購入。なんとまあよく喋るというかエロ妄想を垂れ流す攻めなんだろうとクスクス笑って読んだのですが、会話主体なのがあまり得意ではないため中立寄りの萌にしました。本編200pほど+後日談21p+あとがき。お料理ものが好きで、攻めがよく喋るのでもよい方でしたらおススメです。

昨年からお気に入りになったワゴンキッチンで弁当を買おうと並んだ悠斗。冷たい空気で持病の喘息発作が出そう…

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ごちそうさまと言わせたい ~エロ妄想紳士と愛情過多なヘルシー弁当~ 小説

牧山とも  高峰顕 

自分に正直に生きてるって羨ましい

30歳童貞ファンタジーにはお馴染みの、相手の心の声が聞こえちゃう設定のヤツ、あるじゃないですか。これはその逆で、自分の心の声が相手にダダ漏れな、残念で変態な攻め様が暴走しちゃうお話です。

全くファンタジーではないです。ただただ自分の欲望や欲求が、ありのままに、エロのままに、大声で溢れ出てしまうだけ(笑)変態エロ妄想が意中の相手・悠斗にバレてしまっても何のその。むしろ俺の脳内エロを知って欲しい…

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仁義なき嫁 遠雷編 小説

高月紅葉  高峰顕 

だんだん複雑になってくる

佐和紀と周平カップルも結婚後5年が経ったと言う設定で、相変わらず熱々の2人ではありますが、時が過ぎて登場人物が増え相関図がここまで複雑になってくるとBL面より群像劇・抗争劇の方が気になってきてしまいます。文庫17冊目(リンク作も入れたら30冊近く?)という大作で終わる気配もないですから。

もちろん佐和紀が話の中心で濃厚えちシーンもたくさんあります。今回のBL的見せ場と言えば別荘のような場所で…

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ストーキング・ラバー・ラバー・ラバー コミック

高峰顕 

ラバー・ラバー・ラバー!大事な事だから3回言う⁈

高峰顕先生がこんな新作(と言っても昨年の作品だが。)を出していたなんて知らなかった。ちるちるのバナーで知る。いつもありがとう、ちるちる。
高峰顕先生といえばのちょっぴり残念イケメンと健気可愛い黒髪という組み合わせ。
どういうわけか。健気くん家は、父の仕事の関係で、両親共に何処かに赴任していて。兄弟の面倒を見ていたりする、というのももはや定番だ。胸が痛むので、そこは普通の学生にしてあげて!イケメ…

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