野白ぐりさんのレビュー一覧

雷々来世 コミック

野白ぐり 

キレイな絵だけではなく言葉も味わって欲しい

相変わらず絵がお美しい!!大好きな作者さまです。

貧しい小国の王子(世継ぎではない)の受けが、たぶん近衛のトップである攻めと長らく想い合いながらもお国の事情で隣国に婿入りするという前世。で、現世では同い年の高校生として転生。攻め視点です。

最初に読んだ時は先が気になり過ぎて、細かい状況はさておいてダーーーっと読んでしまったので、読み終えて萌2でじんわりきたなぁ…くらいの感じだったのです…

8

雷々来世 コミック

野白ぐり 

美しいタッチで描かれる繊細な世界。

なにが2人を同じ時代に、同じ年齢に転生させたのかがイマイチぴんと来なかった。

「もしも生まれ変わってまた会えたら 次は俺があなたを幸せにする」
この“隊長”の言葉が2人を引き寄せたのは分かる。
が、そこまで拘束力のある言葉であったのか、よく分からない。
まず、2人の立場がよくわからないのだ。
“殿下”と呼ばれている彼。“殿下”とは王族への敬称だと思うが、“貴族様”と陰で言われている上…

12

雷々来世 コミック

野白ぐり 

もしもまた逢えたら・・・

ファンタジーは当たり外れが多くて個人的にはあまり食指が動かないのですが、野白ぐり先生はファンタジー作品に定評があるイメージだったので今回チャレンジしてみました。

前世の記憶を何度も何度も夢に見て、"会いたくない人"のことを考えて...
そんな主人公はとある日、ついに"会いたくない人"と再会してしまう。

ここからこんなに切なくてロマンチックな物語…

5

雷々来世 コミック

野白ぐり 

表紙をご覧になってお分かりの通り…

「くりかえしあいのおと」が何度も読み返すぐらい大好きで、「金銀ささめくひみつは夜」も気に入ったのでこちらも読破。
(ちなみに「それは~」と「月は~」は個人的に合わなかった)
お話はすごく良かったです。
ネタバレ含む地雷情報も置いていきますので、見たくない方は回れ右してください。
個人的な好みとして、神評価に至らなかった理由:

①男性が簡単にボロボロ泣いてしまうことって現実に &quo…

11

雷々来世 コミック

野白ぐり 

キラッキラの瞳に

一目見てやられました。そして純粋に喜ぶ姿や無垢な煽り、可愛く甘える姿や泣き顔、本当に表情豊かで可愛い雷央にすっかり夢中になりました。

七星が過去に味わった捨てきれない執着や辛い別れを引きずっているのと同じように辛かった結末を忘れていてもとにかくまた会いたい、迎えに来て欲しいという約束に縋るように時を経ていた雷央。悲しみに囚われてしまった七星も嬉しかった約束を大切にしていた雷央も間違いなくどち…

7

雷々来世 コミック

野白ぐり 

期待以上の転生物語

前世で団長だった七星のクラスに殿下だった雷央が転入してきます。雷央は再会に大喜びしますが、七星は会いたくないと思っていた相手でした。
肝心なことを忘れて無邪気な雷央に七星は「忘れろ、全部終わったこと」と伝えます。出会いたくないのに出会ってしまう、好きだからこそ自分に囚われずに、今世こそ自由に生きて欲しいから。嫌なことはすべて忘れてほしいから。
それでも拒絶されて悲しそうにする雷央をひとりにはで…

6

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

出会えてよかった

2024年7月に同じ作者さんの新刊が出るということで(絵柄が好みで)なんとなく過去作も買ってみるか〜と思って購入しました。
そしたら、吸い込まれるようなストーリーに思わず食い気味に読んでしまって、最後はもう涙無しでは見れませんでした。
2人で生きていくということは必ず最期があって、1人になってしまった狛に切なくなってしまいましたが、最後の最後でなんだか報われたような気がしてよかったです。
言…

0

雷々来世 コミック

野白ぐり 

幸せを願う狭間で揺れる恋心がズドンと刺さる

めっっっっっ……(間)……ッちゃ良かった!!!

最初の内はお互い気付いてる両片思いが最高で
キュンキュンが止まらんッ!!って感じなんだけど、
後半に向かうにつれてホトホトと涙が出てきて……。

優しくて甘くて切ない前世の記憶が交錯して、
前世と現世の境がドンドンと曖昧になってて、
狭間で揺れ動く恋心がズドンと刺さる作品でした。

ぐりさんの作品は読み手の感情を揺さぶってくるの…

8

雷々来世 コミック

野白ぐり 

魂と魂が呼応する運命の転生ドラマ

いい話なのは分かってる。分かってるのに、前世の悲恋が切な過ぎて今胸がギリギリに痛いです……

時代的に仕方ないのも分かってる。立場的に結ばれないのも分かってる。
絶対に報われない2人がさ、お互いを想いながらさ、もしも生まれ変わってまた会えたらなんて約束を胸に刻んでさ、そして生まれ変わって今まさにその願いを叶えるべく現世で再会するわけですよ。
いやもう、どんだけ魂が根性出して同じ時代同じ場所…

4

雷々来世 コミック

野白ぐり 

主従、転生、禁断の恋…+最高のアフターストーリーと、疑問に思う点も。。

野白ぐり先生の「金銀ささめくひみつは夜」が大好きで、何度も読み返しています。
こちらの新刊も楽しみに待っていました。

今回の新刊は、攻め視点で描かれる転生もの。
前世で主従関係だった二人が、現世では同い年の高校生に。
前世で主人だったレオ(受)は女性と結婚し子をもうけ、”陛下”と呼ばれる存在に…

まず、野白先生の美麗な絵に、ページから目が離せなくなります。
攻め受け共に美しく(…

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