tomohi0501
くっついてから結構なスピード感で距離が近づいていくのが心地よかったです。セフレ期間が長すぎた故の反動なのかしら。それなら可愛すぎるなと思いました。2巻ではこれまでの二人の過去や家族が出てきて、関係がグッと縮まる…と、思いきや雲行きが怪しく、楽な付き合いを選んできた反動がこんな形で出て来るなんて。面白い展開だなと思いました。イチャイチャが無自覚になっているのとか見ていてほのぼのするし、雰囲気がすごく…
吹奏楽団のお話で楽器や音楽の事にもしっかりふれられていて読みごたえがあります。フルートを演奏する男性は王子様なイメージが強くあってその通りのキャラクター。けれどどこか物足りないというか完璧すぎて違和感があるというか不思議なキャラがとても魅力的でした。サックスは色男なイメージで、こちらもその通り。カッコよくて気遣いが出来て何もしなくてもモテるタイプ。こんな二人がセフレになって役割がまさかのそっち?…
じわじわと萌えが高まってくる、2人の魅力がたくさん詰まった3巻でした。前巻では矢野の父親のことで一悶着ありましたが、今回は志筑が以前所属していたビッグバンドメンバーの三好が現れ、志筑は市吹でサックスを演奏している現状に甘んじてはいけない人間だと言われ、矢野の気持ちがぐらつく事態に。
他人から見たら逃げや守りに見える選択でも、当人にとっては本当に違うかもしれませんよね。20代半ばという立派…
雰囲気はずっと軽快なんですが、それを保ちながら恋愛の難しい部分にさらりと触れ、2人の日常に溶け込ませて描いてあるところが上手いなぁと感じました。相変わらず志筑にベタ惚れな矢野が可愛らしく、なんだかんだ矢野に負けず劣らず惚れている志筑のたまの照れ顔も可愛くて、幸せな気持ちになれます。
好きな人に自分のみっともない所を見せたくないという思いは誰しも抱えるものだと思うけれど、逆に相手は好きだか…
攻め受けの見た目と性格の組み合わせが絶妙で、ストーリーも表紙を見た時はさらっと読めそうなライトなものを想像しましたが、実際には描きにくいテーマをしっかりキャラクターの心情に沿って描いている印象でした。ドライで節操がなく、矢野より体格の良い志筑が受けである妙。そして、相手の理想に当てはめられる恋愛に疲れ、ドライにならざるを得なくなった志筑と、そんな彼に惹かれながらも物分かりの良い人間になろうとして…