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12/16(合計:152件)
三上志乃
ちろこ
ネタバレ
三上先生の作品は、「湯気のむこうに朝をみる」「ピットスポルム」と読んできましたが、本当に胸をギュッと掴まされる素敵なお話を描かれますね。こちらも素晴らしかったです。 切ない恋心と心理描写が上手くて、こんな風に展開していくのかと驚きと期待でいっぱいでした。 私が読んだことある作品のどれも家族との関わりがあって、BL展開と家族愛を絡ませたストーリーにはグイグイ引き込まれてしまいます。 0パー…
まぎぃ
初コミックスなのかな? 絵はかわいらしい感じ、特に主人公の巴はあどけなくかわいいキャラ。 けれど、大会社の息子として生まれながら、できが悪く邪魔者扱いされて育ったようです。 その世話係になった南雲も、施設で育ち、無気力な様子でしたが、なぜか住み込みで働ける仕事を探していた。その辺の動機が読み取れなかったけど、巴の世話係として希望通り働くことに。 二人だけで暮らし、最初は何も出来なかった…
すずめのちゅん
同性愛への罪悪感を乗り越え、矢野に受け入れてもらえた小田島。矢野を好きにならなかったら、大人になっても苦しんで、本当に父親のようになっていたかもしれないと思うと本当に良かった。 母親がちゃんと子どもを愛する親で良かった。苦しむ彼に気づいてくれる人で本当に良かった。 特に好きなシーンを2つ ・母親に小田島が電話をしているときに、今まで一方的に矢野を見つめていたけれど、矢野がちゃんと彼の…
私はBLを好きな理由に同性愛に苦悩する切なさがあるのですが、この作品はまさにそれが詰まっていました。また誰かを好きになる瞬間と片想いの様子が丁寧に描かれています。 ネタバレします。 子供の時に父親と男性が性行為をしている現場を目撃し、それだけでも物凄いショックであろうに自分もその指向があることに気づいてしまった攻め。家庭は破綻し母親は精神的に追い詰められ、自分は絶対に父親と…
kaya。
葛藤がすごい。 キャラがではなくて、評価ボタンを押す私の葛藤が。 最後まで読み切り、神をつけたい一方で、モヤつきが消えない。 反発し合いながらも距離を縮めていく小田島と矢野でしたが、 上巻のラストで小田島から寮の同室解消を伝えられてしまう矢野。 小田島…どんだけヘタレなんだ! 本当は矢野のことが好きでたまらないくせに、 近づけば近づくほどに矢野から離れようとする小田島に じ…
上巻にして既に名作の匂いがプンプンでした。 高校生の矢野はある日、寮の同室の小田島と女子の情事に 遭遇してしまい…という高校生らしからぬ爛れた始まりです。 以来、自分とは正反対の小田島に苦手意識を抱く矢野。 けれど、小田島はことあるごとに構ってくるようになり…。 小田島のキャラが難解でした…。 表面上はいけすかないチャライケメンだけど、ふとしたときに 矢野への好きが抑えきれず…
みくにちゃん
後半は、矢野くんが考える番。 「話し合おう」と言うも、苑くんに、「何を?」「こっちに来なくていいよ」と否定された矢野くん。言わずもがな、“こっち”には、複数の意味がある。来て欲しいけど、巻き込みたくない。そんな、苑くんの切実な思いがある。 矢野くんは矢野くんで、おそらく、“恋”そのものが初めてで。同性愛を嫌悪しているわけではないけど、よくわからないものに飛び込んでいくのは怖いし、自分の…
二回目読んだ感想です。 ラストはわかっていながら、一葉部分に対して書きます。 なんだこのDKたち・・・! 今すぐ幸せになってほしい・・・! はじめは、ただのハイスペヤリチンくんが外部受験(二人は何やらハイソな感じの共学私立高校?に通い男子寮に入っている)の優等生を気に入って手を出して、、という、ウブDKがヤリチンに翻弄される話だと思っていました。 が! 苑くんの境遇…
kurinn
何とも幸せそうな2人のその後でした。そりゃあヤリたい盛りの高校生で同部屋だから、土日はダラダラベッドで過ごしちゃうよね。 でも苑は天才型でも矢野は努力の人なのです。ちゃんと勉強しないと奨学金が心配になってしまいました。 その辺は苑が要領良く勉強を手伝ってくれると信じたいところですが、おばちゃんは寮の壁の厚さが気になってしょうがありませんでした。 それとあんなに激しく動いて寮のベッドって大…
2人にどんな困難が待ち受けてるのかとドキドキしながら読み進めました。 矢野の気持ちを勝手に推し測って、離れようとする苑が悲しかったです。 上辺だけで付き合うような友達は結局はお互いに利用するだけの関係で、彼等が都合の良いように矢野のことを話すのに激昂した苑に胸熱でした。そしてそんな苑に戸惑いつつも、苑の為に勝手に身体が動いた矢野にも激萌でした。 この巻で凄く感動したのは苑の母親でした…