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佐竹笙 森原八鹿
ちゅんちゅん
ネタバレ
誰も信じられない孤独な王と愛すべきぼんくら王子 不可侵条約を結んだため、人質交換という形で嫁いでくる妹姫の代わりに隣国に送られることになったレオナ(受け)は国教が禁じている同性愛で公開裁判になった愚かな王子だと言われています。 幼い頃より愚かだと貶められていたレオナは多くの国を併合し近親者までも暗殺処刑してきた冷酷王タールグ(攻め)を見て恐れ慄きます。 対して、タールグはレオナが…
kurinn
本編最後で羅の師匠が優瑶に「愛を捨てろとまで言った覚えはない」と言ってて、「えーじゃあ自分で追い込んでただけかい!」と思ってしまったんです。 こちらのお話はその羅の師匠である無名尊との出会いから一夜明けてのお話でした。 師匠に菓子を作って来ると言いつつ、その実は優瑶の為のお菓子であり、景弐秋官の邸で出された菓子とも張り合う姿が凄く面白かったんです。 もう我慢する事が無くなり優瑶が…
佐竹笙 高崎ぼすこ
佐竹笙先生の作品はこれで3作目となりますが、相変わらず構成と文章力の優れた作家さまだと思いました。 優瑶(ヨウヤオ)を虐げる義母とか羅(ルオ)が悪鬼退治をするようになるキッカケとか、優瑶の悪鬼となってしまった父親の秘密は何となく想像がつくんです。 その推察が当たっているかが気になってしまって、最後まで夢中で読んでいました。特に優瑶の義母の正体が分かった時はやっぱりと納得して、優瑶の父親…
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薄幸健気で病弱な主人公と精悍だけど身だしなみはくずれた道士さま。 出だしから漢字の羅列にくじかれました。 中華ものは漢字とくに固有名詞に弱いんです。毎回せめて名前にはふりがなをふるか、カタカナにしてくれるといいのになあと。人物名以外の物はそこまで漢字にしなくても…というくらい漢字が多いです。 お話も義母に虐げられる病弱な主人公が一人ぼっちでひっそりと。 再婚以来父にも会えなくなって…
あーちゃん2016
本編は今一つ乗り切れなかったですが、こっちは分かりやすく甘かったので中立にしました。本編好きそうだなと思う方はこちらのペーパーで糖分補給されることをおススメします。 ++ 仙界から帰った翌朝。目が覚めると横には羅が腹ばいになってニコニコ見ていて・・というもの。 何がよかったって、攻めが受けの事を好きっていうのを全然隠してなくって、めっちゃわかりやすかったところです。「寝起きいいで…
ぼすこ先生おっかけで購入。お話は楽しめる部分もあったのですが、なんといっても漢字名前がどうにも苦手で苦しんだので、中立より萌にしました。本編220P弱+あとがき。なんちゃってチャイナはどうにも苦手になってきた気がする。 質屋の大店に生まれた優瑶(ようやお)。店が義賊に襲われ人買いのところにいたところ、金魚を買いに来たという身なりをかまっていなさそうな男に二両で買われてしまいます。何をすれば・…
佐竹笙 八千代ハル
竜に好かれる体質を利用した囮として竜狩りに参加したリク(受け)は自分に惹かれてやってきた竜が捕まったのを後悔し、人間の言葉を話す竜ビリエルを助けるために竜の故郷エルレアルへやって来ます。 ビリエルに頼るようにと言われた騎士アルヴィン(攻め)に会い、事情を説明すると救出部隊を出してもらうことになり、見つかるまでエルレアルで一室に軟禁されます。 1番世話をしてくれるのは隊長アルヴィンで…
もきゅ子
裕福な質屋の病弱な一人息子受けと、仙術で悪鬼退治を生業にしている攻め。悪鬼や霊獣、攻めが仙の道に進んだ経緯など中華ファンタジーな世界観がとても面白かった。 ずぼらな攻めときっちりお金に細かい質屋の息子受けのやり取りも面白かった。汚部屋の言い訳に「人は埃じゃ死なない」と言った攻めに「いえ。僕は肺が悪いので…〜埃は時として命取りです」とマジレスするシーンに笑った。 当て馬ポジの貴族が用意し…
てんてん
本品は『仙愛異聞 凶王の息子と甘露の契り』の コミコミスタジオ特典ペーパーです。 本編後、仙界から燕幕城に戻った翌朝のお話です。 昨日仙界から帰ってきた優瑶はそのままぐっすり眠ったらしく ふと目を覚ますと、横に寝ていた羅が腹ばいになって ニコニコと覗き込んでいました。 羅の寝起きの良さに感心ししていると 羅はなんと優瑶を見ていたら朝になったと言い 嬉しくて寝ていられなか…
今回は悪鬼退治する道士と質屋の病弱な息子のお話です。 義賊で襲撃で何もかも失った受様が 攻様とともに新たな人生を歩き出すまで。 受様は大店の質屋の1人息子ですが 肺の病を患っており、高価な薬が与えられながらも 病が良くなる気配もなく、離れの部屋に隔離されています。 母は5才の時に亡くなくなり、父は懸命に質屋を大きくし、 後宮娼妓を後添えに迎えます。 義母が来てから…