まふにょ
オメガバースであることを何度も忘れるくらい、良い意味でオメガバースらしさが少ない作品でした。カーストを感じることもなく、子供たちはΩの子の真似をして首輪を付けたりするほど柔軟。でも、ヒートとそれにあてられるαというシーンもあったり、けっしてこの世界において簡単な問題ではないことも示されます。そんな絶妙なバランスの上で、お互い小学校教諭である大路と保美の関係性の再構築が、子供たちとのほのぼのしたや…
今まで読んだnoji先生の作品は全部好みでしたし、今作も表紙の雰囲気からも好きになれそうな気がして、期待値を上げて読みました。結論から言うと、受けの百瀬にまったくハマれませんでした(笑)。永田の苦労人感も離島のスーパーという舞台ももちろん絵も好みなのに、百瀬の宇宙人感はまったくタイプではなかったです。
初対面が酷かったからちょっと良いことをするとすごく良い人に見える、みたいな展開は現実で…