Sakura0904
突然身体中の色素が薄くなり、記憶障害も生じるゾンビ症という架空の病気を扱っていますが、極度のストレスによる白髪化や心的外傷による記憶の書き換えは実際に起こり得ることですから、そうファンタジー感の強いものでもないですよね。他人を別人に思い込むほど病むのは尋常じゃないと思いましたが、レイの回想を読んだらなるほどこうなってしまったのも仕方がない、と感じました。
才能のある人に魅せられ、その人に…
前作「ずっと君のターン」が面白かったので、こちらも購入してみました。
こちらはかなりシリアスな話でしたが、ものすごく刺さりました。
こんなに雰囲気の違う話を生み出せるなんて引き出しの広い作者様ですね。すごいです。
操田が片想いしていたレイ先生が、ゾンビ症と呼ばれる謎の奇病に罹り、記憶を失った状態で現れます。
思わずレイ先生を家に連れ帰ってしまった操田の事を、レイ先生は別れた恋人「ケ…