有馬嵐さんのレビュー一覧

半分あげる コミック

有馬嵐 

思ったより読みやすかったです

学校では人気者でお金持ちだと思われていた白木が実は貧乏で、母親に売春を強要されているという秘密を黒川は偶然知ります。そんな白木を助けるために黒川が一緒に逃避行するという衝撃的な1話から物語ははじまります。

高校生ふたりの無計画の逃避行は3日間。
弟・妹の多い「お兄ちゃん」の黒川の正義感、守りたい思いが強いけど世間を知らないからどうしていいのか分からない様子も切なかったです。
白木にとって…

3

半分あげる コミック

有馬嵐 

涙が止まらない作品


黒川くんとのたった37時間の逃避行が、再会するまでずっと白木くんの人生を支えていたことを黒川くんは知らなくて、彼にとって白木くんは‘’救えなかった人”として傷跡みたいに残ってて・・・。

逃避行のあとも、客をとって身体を売っていたことを「自分で選んで」と黒川くんに責任を感じさせないようにするところが切なくて、苦しかったです。

白木くんの苦しみを半分背負ったままの黒川くんに言った、「こ…

11

半分あげる コミック

有馬嵐 

「半分持っとって」心の救い

白木×黒川

平凡な高校生・黒川は、
生活のために身体を売り、客に怪我を負わせたクラスメイトの白木と二人きりの逃避行を・・・。
2人はそれきり関わなかったまま卒業してしまった。
数年後、大人になった2人は再会し、
大人としてどのように生きていくべきかを知った2人は、
もう一度向き合って恋人同士となる。
というお話です。

前半、
子供でもない大人でもない高校生の純粋さを見事に…

15

半分あげる コミック

有馬嵐 

カバー下からが本番?

最近よく見かけ 耳にするブルーアワー(マジックアワー)の表紙に惹かれて

個人的には黄昏時とか 薄暮とか 大禍時の呼び方のほうがすきなんだけど いいですよねあの時間

なんだかんだ ゴールデンアワーから始まってグリーンフラッシュでしょ 爆焼けからのブルーアワーに ブルーモーメント あの一連の色がね なんとも郷愁を誘うというか ノスタルジックに浸るというか

ってまた脱線してるしッ!

3

半分あげる コミック

有馬嵐 

半分あげる半分もらう、そして1つに

作家買いです。
単話の表紙に心掴まれ、4話まで読み纏まるの待っていました。
黒が斜め下を向き、白がふんわりとした笑顔で前を向きながらも服をギュッと掴んで2人で林檎を握り合う…読了するとじんわり感じる所があります。

さすがの作画は細部まで丁寧で、繊細かつ美しく可愛らしい…けどストーリーはどシリアスで重く苦しい。
でも、このふわっと柔らかい作画と可愛らしい広島弁が、辛い境遇を超える少年のし…

10

半分あげる コミック

有馬嵐 

攻めの笑顔が切ない!

同級生の少年2人の切ない逃避行。
同じクラスの白木(攻め)が虐待され母親に売春を強要されてしまっていることを知った黒川(受け)。白木を助けるために一緒に家出をします。

辛い生い立ちの白木がいつもニコニコしてるのが切ないですが、すごく魅力的で目が離せませんでした。
キャラクターのこんな表情を描ける作家さんは初めてです。

前半は学生編、後半は社会人になってからの再開編なのですが、その間…

2

半分あげる コミック

有馬嵐 

悲しみも嬉しさも愛おしさも全て2人“ 半分こ”

個人的にハズレの無いmimosaレーベル。
またしても、mimosaから神作が生まれましたよー!

【生活の為に身体を売る白木×家族思いで心優しい黒川】のCPです。
元ウリ専が攻めなので「攻めは絶対処女」派の方はご注意を。とはいえ、そんな地雷を吹っ飛ばす程の良作でした。

もう、めちゃくちゃ辛かった。
ほんわかした広島弁と有馬先生の優しい絵柄が凄く合っていて、超ヘビーな内容が際立って…

16

半分あげる コミック

有馬嵐 

最高の作品

辛い境遇でありながら周囲にはそう思われず穏やかに笑う白木。
白木に起こっていることを偶然に知ってしまう黒。
三日間だけの逃避行が二人の心に残って。
序盤、白木の笑顔を見るたびに胸が痛くなって、何とか幸せにと願いながら読み進んだ。
再会後の高校時代と変わらず穏やかな笑顔の白木がもう可哀想で可愛くて。
すごく弱く見えるのに、強かった、頑張った。大人になるまでにも大変だったと思うのに。
綺麗…

2

ツバメの幸福 コミック

有馬嵐 

1番好きな作品です!

燕くんの真っ直ぐな思いや、少しづつ変わっていく関係がとっても好きです♡

3

君は僕のおきにいり コミック

有馬嵐 

中途半端だな。

ストーリー面白いのに、なんだか中途半端だな。
都は、実は竜輝父の会社の経営コンサルタント。
しかし、竜輝を好きでストーカーしたり〜さらに人格を偽り近づいたり。
ここまでは、ドキドキだったの。

困惑する竜輝を尻目に体の関係までいくが。
竜輝が、あっさり受け入れて〜怯えるとか、恐怖を感じるとかなかったなwww
そのせいか、都の闇感が薄まってしまった。

都自身も、幼い頃から感情に欠…

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