貫井ひつじさんのレビュー一覧

残酷王の身代わりと恋に落ちた堅物将軍 小説

貫井ひつじ  笹原亜美 

”鏡の向こうの世界”のハラハラドキドキ展開…息を呑んで一気読み

貫井ひつじ先生の新刊!ドキドキしながら楽しみに待っていました。

いやーーーー…どうなっちゃうの!?という予想のつかない展開に、
ドキドキハラハラが止まらず。めちゃめちゃ面白かったです。
割と分厚めの本だと思うのですが(289P)、息つく間もなく一気読みでした。

評価…迷ったんですが、どうしても自分の中では先生の「狼殿下」シリーズが
不動の一位で。。
「狼殿下」と比べると、自分の…

10

残酷王の身代わりと恋に落ちた堅物将軍 小説

貫井ひつじ  笹原亜美 

屑王と入れ替わった奴隷青年…!

おおおおおおもしろかったです!!!!すごく、すごく面白かった…!
貫井先生作品でよく見られる健気な不憫受け。今回は労働奴隷です。奴隷として、毎日一生懸命働く主人公は、ある日突然別世界の自分と強制的に入れ替えられー。
幸いにも、別世界の自分ではあっても肉体年齢が違っていたため別人だと信じる権力者(将軍と魔術師)がいてくれたので、将軍様に保護されることになります。
そして始まる、将軍からの溺愛ー…

12

残酷王の身代わりと恋に落ちた堅物将軍 小説

貫井ひつじ  笹原亜美 

堅物将軍は溺愛将軍

不遇な身の上からのシンデレラストーリーが最高…っっ!!(=´∀`)人(´∀`=)
残酷王の身代わりにさせられた労働奴隷の青年が恋をし、愛し愛されていく胸ギュンな物語です。

異世界トリップものではありますが、ちょっと変わってるのが、こちらの世界とあちらの世界の自分が存在しているというテイの設定で、互いが入れ替わってしまうというもの。入れ替わってしまったというよりは、"入れ替えさせられた"が正…

10

孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

お互いの悲しみを癒せる幸せを

貫井ひつじ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
毒舌 4
健気 3
ギャップ 2
エロ 2
な感じだと思います。

ヴォルフさん×シリルくんのカプです。

現王が必要ないと、機能していない後宮に入れられてしまったシリルくん。しかし、その後宮で出会ってしまった現王のヴォルフさんに、あることがきっかけで寵姫となってしまいます。

0

孤独な煌帝の幸せの金糸雀 小説

貫井ひつじ  hagi 

〝不憫攻め〟って最高だな

めちゃくちゃ好きなお話でした!
何でもっと早く読まなかったんだ……!と、長らく積んでいた事を大後悔。

表紙から「儚い系の受かな〜」と思いきや、意外にも行動派で〝守られるより、守る〟タイプの漢前な受でした。
涙が真珠になる特異体質の一族で、仲間を救う為に自ら囮になるような優しい性格なのも好感が待てますし、考え方にも共感できて「うんうん」と頷きながら物語に没入する事ができました◎

一方…

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孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

電子特典の短編がとても良かった

厄介払いで幽閉されたシリルと、命を狙われる王ヴォルフのお話。メインカプよりある意味強キャラだったリディアが一番好きかも。本編はあまり刺さらなかったが、電子特典の短編はとても好き。でれでれ陛下が最高だった。

今に至るまでの胸糞な経緯をさらっと説明し、後宮で過ごすシリルの描写に入る書き方に、なんとなく既視感を覚えつつ。(この作者さんの他作品と被る……)
序盤の印象は、全員人の話を聞かない。登場…

0

風帝に捧げる純情花嫁 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

出会って即溺愛

酷い胸クソ展開から始まるお話。自ら姉の身代わりとなり死にに行く琉衣が、風帝である青嵐の花嫁となり幸せになる。出会った瞬間から溺愛する青嵐が甘すぎて、それ以降のあれこれが盛り上がりに欠けるように感じた。

琉衣を助けてからの青嵐は、最初からベタ甘で初夜にウキウキして遠出も止めて琉衣を愛でまくる。初対面でなぜそんなに?と気になるが、その理由にはシンプルに萌えなかった。一瞬ときめいて男だから違う、と…

2

風帝に捧げる純情花嫁 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

モヤモヤが残る

風を司る神様こと風帝である青嵐と風帝の花嫁として選ばれた琉衣のファンタジーBLです。

風帝の花嫁に選ばれると崖から身を投げて死ななければならないという儀式が大変重くて、村からの理不尽な仕打ちに胸が痛みました。

琉衣は青嵐に助けられ、風帝の花嫁として過ごすことになりますが、琉衣を本物の花嫁だと信じている青嵐と姉の身代わりだから偽りの花嫁だと思っている琉衣とのすれ違いが凄かったです。
早…

2

孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

不器用な優しさが微笑ましい

強制的に後宮に入れられたシリルが国王のヴォルフと出会うところから始まります。

命を狙われているヴォルフをシリルが助けますが、ヴォルフからは感謝されないどころか「馬鹿か」と罵られてしまいます。
はじめは口が悪いヴォルフを快く思えませんでしたが、不器用なだけで優しい人だと気付いてからは微笑ましく思えました。

甘々な恋物語だけでなく、ヴォルフが国王になった経緯やシリルと義兄との確執などシリ…

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不遇の王子と聖獣の寵愛 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

なんかすっきりしないような…

壮大なお話でした。
なんですが、読み心地がなんというかどんより曇り空の下でずっと過ごして終わった感?

王位継承権1位の第一王子のフィンリィがそれはそれは虐げられ続けて。
その理由もそんなことで?なことで。まあ終盤にやっと本当の原因が判明しますが。

白い獣と出会えて家族と呼び孤独を癒やしつつも、そもそも家族ってどんなこと?と知らないフィンリィ。
家族の意味を巡るその後も、本当にわか…

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